ども、今日の日記は完全に私信で書かせて頂く岡田達也です。






近江谷さん 


撮影忙しいですか?



上川さん


新感線の稽古ですよね?



なかなか時間の都合がつきにくいでしょうけど

『さよならノーチラス号』始まってますよ。


でね

関係者席も残り少なくなってきてるんですよ。


もちろん二人が観に来るとなれば

なんとかは席は確保するつもり

(僕じゃなくて製作部の誰かがね)ですけど

補助席が出せない分、その作業も大変なのですよ。

(こんな内情を書いてどうする?)



昨日、今井義博くん(OB)が観に来てくれて

「近江谷さんと上川さんはまだ観てないんですか?

是非感想が聞きたいです!」

と言っておりました。


まあ、そうでしょうね。

彼の気持ちも痛いほど分かります。



11年前のことが

何度もフラッシュバックします。


今の芝居と比べてるわけではないのです。


だけど

初演のときのセリフや動きが頭から離れないのです。


近江谷さんの親父姿も

その横に寄り添ってた恵子さんも


上川さんの真空投げも

それを受けて背落ちを繰り返していた南塚も


ダンスの前に緊張してスタンバイしていたことも。



オープニングの船員たちの

「Yes,Sir!」

というセリフ。

本当は台本にはないんですよね。

覚えてますか?

11年前の新宿村での通し稽古

あまりの緊張に

「一丁、景気づけにみんなで言ってみるか?」

と半ばやけくそ気味の悪のりで言ったんですよ。

ギャグでやったつもりではなかったけど

それを観た成井さんが笑ったんですよね。

「演出家が笑ったんだから残しておくか……」

って、それからずっと言ってたんですよね。

それが11年経っても消えてないです。


僕は 

船員たちの

あの

「Yes,Sir!」

を聞くと

「ああ、この芝居が始まる」

っていつも思うんです。



俺たちは11年前

何を考えてこの芝居をやってたんでしょうね?



今ね

やりながら

フッとそんなことを考えたりするんですよ。




近江谷さん


あなたの奥さん役は森真弓がやってますよ。


上川さん


サブリナはパワーアップして舞台を走り回ってますよ。



急がないと終わっちゃいますよ。

早く、早く!



観に来てくれたら美味い酒を飲みに行きましょう。






では、また。






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