ども、髪を切った岡田達也です。
束の間の自由。
次回公演があるためたくさんは切れないけど(役者ってそうなのですよ)
パーマなんぞをかけてみたりした。
何年振りだろう?
何だか英太くんみたいだ。
美容院に行くのは好きだ。
頭をいじられるのは気持ちが良い。
シャンプーしてもらうのも
カットしてもらうのも
シャンプー後のマッサージも
眠ってしまうほどの気持ちよさがある。
唯一、美容院で苦痛な時間といえば“おしゃべり”だ。
「お客さん、今日はお休みですか?」
この質問はまだ良い。
「ええ、まあ」
と答えておけばそんなに被害が広がることはない。
「お客さん、お仕事は何ですか?」
これがイケナイ。
迂闊に「舞台俳優です」
などと答えようなら地獄に堕ちる。
「え!? 舞台?
何て言う劇団ですか?
どんなお芝居なんですか?
テレビには出てるんですか?
僕の知り合いにも何とかっていう劇団に所属してるって子がいるんですよ!」
頭では分かっていても正直に答えてしまうという過ちを何度も繰り返した。
だってね。
回避するとしたら嘘をつくしかないわけだから。
「プロ野球選手です」
おそらく1分も保たない。
「電車の運転手です」
オタクほどの知識があれば何とかなるかもしれないけど
僕には無理だ。
「宮大工です」
宮を付けてしまったところに普通ではいられない自分が垣間見えてイヤだ。
ほら。
やっぱり正直に答えるしかない。
するとその先の質問に
気の弱い僕は一つ一つ丁寧に答えなければならないことになる。
岡田達也を
キャラメルボックスを
知らない人に説明するのは実に難しい。
今は担当のヘアメイクさんのところか
近所にあるキャラメルボックスを知ってくれてる店に行くのがほとんどなので
そうそう辛い思いをする機会は無いのだけど。
では、また。