ども、良い休みを過ごさせてもらった岡田達也です。






キャラメルボックスが関西公演で必ずお世話になっている会社というのがある。

(株)スタービーイングさんである。

コンサートやイベント、スポーツの現場などのあらゆる場面で

搬入やら撤収やら設営やらガードやらを請け負う会社である。


初めてキャラメルボックスがビーイングさんにお世話になったのが1992年。

その時のチーフをされていたのが三由さんという方で

偶然にも僕と同い年ということでずっと仲良くさせてもらっている。


昨日の夜、三由さんと飲もうという話になった。

ところが昨日はビーイングさんの新入社員歓迎会があるという。

しかしそこしかお互いの時間が取れないということで

お言葉に甘えてお店の片隅で一緒に食事をさせてもらうことにした。


50人強のビーイングさんの中に

西川浩幸、大森美紀子、前田綾、そして僕。

本当に申し訳なかったけど

長いお付き合いということもあり、みなさん快く迎えてくださった。


大阪の北堀江にある「てぃーあんだー」という沖縄料理のお店(ビーイングさんのお店なのだ)で

美味しい美味しい食事を頂いて幸せな気持ちになっていたところ

歓迎会の進行をしていた方から声をかけられた。


「このあとイベントがあるんですけどキャラメルボックスさんにも参加して頂けませんか?」


そのイベントこそが今日のタイトルだった。

ジャンケンして勝った方がハリセンで相手の頭をどつく

負けた側はヘルメットを被って頭を守るという

昔テレビで見たあのゲームである。


お店の一部を間借りしているので断れるわけもなく出場することになった。

西川さんの号令のもと、僕が出場することになった。


営業部の部長さん

企画部の課長さん

ビーイングの専務取締役など

相手は僕より年上のお偉いさんばかりである。

しかも、こちらはお邪魔している身である。

ここは一つ、上手に場を盛り上げて、負けて帰ってくるのが正解のはずだった。

頭ではわかっていた。


が。


本気になってしまったのだ。

情けない話だがヘルメットとハリセンを前にしてガチンコの血が騒いだのだ。

結果、3戦全勝でトーナメントを勝ち上がり優勝してしまった。

あってはならない結果である。


しかし言い訳させてもらえるなら

若い社員の人たちが縋(すが)るような目で岡田達也を見るのだ。

「勝ってください!その上司の頭を力一杯叩いてください!」

と無言のプレッシャーをかけてくるのだ。

おかげで本気も本気、ビシバシとフルスイングをしてしまった。

しかも途中でこのゲームの勝ち方を理解してしまった。

要は利き手の方にハリセンを置いておくのだ。

例えば右利き対右利きならハリセンを右に置いておく人の方がコンマ何秒かモーションが速い。

もちろん2戦目からはそのポジション取りに成功した。



ああ、ビーイングのみなさん、本当に申し訳ありませんでした。

これに懲りずにキャラメルボックスの仕込みとバラシをよろしくお願いします。






では、また。






追伸


ヤフーニュースで『容疑者Xの献身』が取り上げられました。

ネタバレがイヤでなければこちらからどうぞ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090420-00000009-pia-ent