ども、窓の外の雪景色を見て昔を懐かしんでいる岡田達也です。






桃の節句を過ぎたのに雪。

ひょっとして珍しいのかな?

それとも毎年こんなペースだったかな?

記憶は定かではないけど、どちらにせよ寒い。


子供の頃、鳥取の朝は毎日がこうだった。


この季節、窓の外は

雪、雪、雪。


目に飛び込んでくるのは

白、白、白。


もちろん東京とは降雪量が違う。

それに温暖化も始まってなかった。

だからかなりの積雪だった。


という話を大人になってから誰かにすると……。


「え?鳥取って雪が降るの?」

と目をまん丸にされる。

その経験、数知れず。


そう、鳥取に雪が降るというのはピンと来ないらしい(そういう人が多い)。


「だって、山陰地方だよ!

日本海側だよ!

結構、降るよ!」

と力説してみるのだが

「ううん、ああ、そう、ね」

と力ない返事が返ってくるだけだ。


そうなのだ。

日本人がみんなみんな都道府県の位置を把握しているわけではないのだ。

おまけに山陰地方なんてのは超マイナーなのだ。

日本の多くの人が立ち寄ることなく一生を終えていく土地なのだ。


そう考えると

「鳥取」と「島根」を間違えてくれる人の方がウンとレベルは高いのかもしれない。

そんな恐ろしい事実に気付いた。

鳥取県民と島根県民はこの間違いを非常に嫌う。

別にU字工事のように茨城をこき下ろす栃木県民という関係性ではない。

決して仲が悪いわけではないが

お互いがお互いに妙なプライドを持っているので間違いは許されないのだ。


話が逸れてしまった。


鳥取には雪は降る。

(今はほとんど積もらなくなったそうだが)


そして日本の腰骨の辺りから少し下がったところにある

ということを是非覚えて帰ってほしい。


……どこに?






では、また。