ども、明日から稽古場を移動する岡田達也です。






稽古最終週。

追い込みの時期。

そんなときなのに、未だセリフが覚束なかったりする。

で、稽古前に事務所近くのベローチェという喫茶店で

コーヒーを飲みながら台本を読み直そうと向かってみると「改装中」の張り紙が。

仕方なく、その正面にあるマクドナルドに入った。


最近、ハンバーガー屋さんに入らない。

嫌いじゃない。

いやいや、むしろ大好きなのだけど、太りやすい体には強敵なのだ。

美味いだけにハイカロリーな匂いがプンプンしている。

だから敬遠していた。

ま、今日はコーヒーを飲みながら台本を読むだけだ。

入店した。


あ。

入った時間がまずかった。

朝の10時過ぎ。

通常メニューじゃなくブレックファーストメニューだ。


実は、マックで一番好きなメニューがソーセージマフィンだったりする。

もう、これ、だーいすき。

マフィンのもっちりしてサクッとしてての食感。

挟まれているソーセージの塩加減。

トロトロのチーズ。

初めてたべたとき「何故、これを朝しか売らないのだ!」といきり立ったことを覚えている。


カウンターの前で立ちつくした。

1年以上も食べてないのでは?

今日ぐらい食べて良いんじゃないの?

待て待て、ここは我慢のしどころだろ?

当初の予定通りコーヒーだけにしておこうぜ。

揺れた。


決心が着かないままカウンターに進み

出てきた言葉は

「ソーセージエッグマフィンのセットをください」。


おーい!

頼んでしまったのかーい!

しかも「エッグ」まで挟んでしまって。

そうしてしまうとソーセージの塩辛さが中和されてしまうので

あまり頼んだことがないのに。

一体自分は何を考えているのだ?

勝手に頼んでしまった自分を恨みつつも

久し振りに食べられるマフィンとハッシュポテトに心が躍る。



達也汁  ~たつやぢる~


こんな写真、滅多に撮らないのだけどあまりに美味そうでついついカメラを取り出した。


で、一口。


う、美味い!

やっぱりこいつは美味い!

マックで一番美味い!

いや、1番はソーセージマフィンか。

ならばおぬしは2番にしてやろう。

ガツガツ食った。


フーッ。

大満足。

台本を読みに来たのか、マフィンを食べに来たのかわからなくなる。

そうだ、そうだ。

本を読まなければ。

しかし、このテーブルは狭いな。

もうちょっと広いところに移動して本を読もう。


と、ガサガサ移動していると、こっちに向かって懸命に手を振る女性が。



達也汁  ~たつやぢる~


おやおや、久保田晶子ではないか。

彼女もベローチェに行ってふられ、マックに来たという。

そして台本を読み込んでいた。

同じことを考えるヤツもいるもんだ。


でも。

彼女がオーダーしていたのはコーヒーだけだった。

なんだか、ちょっぴり反省した。


ま、美味かったからいいか!






では、また。