ども、初・厚木の岡田達也です。






昨日は仕込み。

(偶然にもキャラメルボックスも仕込み!)

客演の僕は仕込みを免除され、お休みとなった。



で、何をしたかというと。

ここのところ、ちゃんと通っていた歯医者へ。


引っ越してから

「近所の良い歯医者さんは何処じゃろか?」

とずっと探していたのだが

偶然にも小学校の同級生が、今、僕の住んでいたところの近所にいたことが判明。

「じゃあ、あそこが良いよ」

と勧めてくれた歯医者さんへ行くことに。


通ってみると、丁寧で優しく、文句なしの歯医者さん。

しかも、偶然の偶然。

僕の担当の先生の奥様がキャラメルボックスのお客さんだという。



最初のチェックでは「虫歯はありませんね」という診断で

歯周病予防のために歯石をを取ってもらっていたのだが……。

「ちょっと、歯茎のポケットが深いですね。

このままだと歯槽膿漏とかになりますよ

歯間ブラシとか使われていますか?」

と言われ、慌てて使い始めた。

最初は使う度に血だらけになっていたのだけど

馴れてくると出血も止まり

なんだか歯茎も調子よくなってきていた。


で、先生からもお褒めの言葉を頂いた。

「おお!歯茎が締まってきましたね!

ほら、歯が長くなったように見えるかもしれませんが

これは歯茎がグッと締まっている証拠なんです。

今まで見えないところが見えてきますから」

「ああ、そうですか」

「これからも使い続けてくださいね」

「はい、頑張ります」

「おや?」

「どうしました?」

「見えないところが見えてくると、こんなところに……」

「何ですか?」

「一番奥の歯の向こう側、小さな穴が開いてますね。

これは親知らずと接していたところが虫歯になってます」

「(ええ?! 最初は虫歯は無いって言ってたのに……)」

「歯茎が締まったおかげで見えてきました」

「はぁ(見えなくてイイよそんなもん)」

「これは深そうですね。

麻酔を打って削りましょう」

「(ガーン!ま、麻酔?け、削る?あの親知らずを抜いたときの悪夢が再び?)」

「あと、下の親知らずはちゃんと抜いてあるのに上は抜いてないんですね?

これ、前の歯医者で抜けって言われませんでしたか?」

「はぁ、どうだったかな……?

(もちろん抜けと言われたんだけど、

下の歯を2本抜いたところで精神的にギブアップしてしまい

「上はいつでも簡単に抜けますから」

という言葉を頼りにズーッと放っておいたんです)」

「ホラ、下の歯が無くなっているから、どんどん下がってきてますよ。

しかもグラグラしてます」

「……」

「これも抜きましょう」


来た。

恐れいていた日がやってきた。

まさに「死刑宣告」と言っても過言ではない。

しかし、臆病な僕はこのあと本番が続くのを言い訳に、もう少し待って欲しいと訴えた。

「そうですね。舞台が終わってからの方が良いかと思います」

との先生からのお墨付きをもらい(?)一旦、通院は終了となった。



年末だ。

年末には歯を抜いたり削ったりの日々が待っている。

なんという憂鬱。

だが、避けて通るわけにはいかないだろう。


戦うのだ!

己の歯と!

戦うのだ!

己の精神と!





……ひょえー、やっぱ恐いよ。







では、また。






追伸


扉座版『なにわ金融道』、間もなく開演です。

チケットまだの方はお早めに。

では、厚木に行ってきます。