ども、扉座でのブログライターを終えた岡田達也です。






ご来場いただいた方、ありがとうございました。

的を得ない答えばかりで申し訳なかったのですが

是非、力一杯の宣伝をお願いいたします。





稽古場に向かう途中

ラジオからちあきなおみの『喝采』が流れてきた。



いつものように 幕が開き

恋の歌 うたう私に 

届いた報せは

黒いふちどりがありました



名曲である。

1972年のレコード大賞受賞曲である。


が。

1972年、僕はまだ4歳だった。

幼すぎた。

何度も何度も繰り返し聴いたその曲は

間違った刷り込みで脳に記憶された。


小学生の頃の僕は、こんな風に理解していた。



いつものように 枕亜紀

鯉の歌 うたう私に

届いた報せは

黒いふちどりがありました



(岡田達也の曲目解説)


枕亜紀(まくらあき)という人物が

いつもいつも同じ場所に立っている

そんなこととまったく無関係な私は

池の畔で鯉の歌を歌いながら

餌を投げている人を横目に

鯉を引き寄せている。

そこへ届いた報せは

パンダの絵が描かれた便箋でした



……。

シュールだ。


誰だ?枕亜紀って?

なぜ鯉を呼び寄せている?

黒いふちどりイコールパンダって短絡的や過ぎないか?

だとすれば訃報ではなく陽気な内容なのか?



ちあきさん、すみません。

子供のことですから許してやってください。

今は大丈夫ですから。






では、また。