ども、未だに立ち直れていない岡田達也です。






だって、人生で一番高い落とし物ですぜ……、多分。








これ、僕が3~4年生の2年間を過ごしたマンション。
何日か前の日記にも登場したアート・マンション。
芸大坂の麓まで徒歩1分。


入学したときはここではなかった。
太子四つ辻(書いても分からないですよね。詳細すぎてスイマセン)

の近くにある「太子荘」というオンボロアパートに入った。
(あ、現在は違う名前でリフォームしてるそうです)


家賃13000円!(安っ)
築28年!(年季入りまくり)
木造。(これは普通か)
四畳半一間(これもあるある)
壁が一面真緑!(これは他にはない。絶対ない。だって見たこと無いもん)
何故か部屋のど真ん中に柱が立ってる!(これもない。ないない。だって部屋の真ん中よ)


ここでも十分すぎるほどの楽しい生活を送っていたが
2年生の終わりに学校の真下に新築のマンションが建つと聞いた。


家賃30000円!(ちょっと高っ)
でも新築!(住んだこと無い)
鉄筋コンクリート造!(素敵な響きだ)
1ワンルーム12畳!(かっちょいい)
壁が真っ白!(憧れた)
床がフローリング!(おお。もはや言葉がない)


バイトに精を出し、仕送りをやり繰りして、
太子荘から仲間5人で引っ越した。


本当はもう一人仲間がいたんだけど
彼は仕送りを使い込んでしまい、挙げ句に家賃も滞納していたので引っ越せなかった。
そんなお金にルーズなイケメンがいた。
(ゴメン、なばえちゃん。書いちゃった)
ま、その彼もほとんど太子荘には帰らず
アート・マンションの誰かしらの部屋で過ごすことになるのだけど。


今考えれば無茶で楽しいバカな時間を過ごしていた。


そんなアホな若者たちを
イヤな顔一つせず
いつも励まし、笑顔で応援してくれた大家さん。
みんなが大好きだった大家さん。

今回、会えるのを楽しみにしていたんだけど
アポなしで行ったのでそれも叶わなかった。
手紙だけ残して帰ったら、その日の夜に電話が来た。
とってもとっても残念そうな声で「会いたかった」と言ってくれた大家さん。


また、必ず、伺います。
だから元気で頑張っていてね。






では、また。




追伸


キャラメルボックス、神戸に到着した模様。

ホームグランドでの活躍、是非観てやってください。


にしても。


美味いもん食ってんだろうな……。