ども、今日は芸大の話をお休みして昨日の出来事を書く岡田達也です。





書かずにはいられないどうでもいいけどどうでもよくない話。



昨日、初めてbJリーグ(バスケットボール)を観戦してきた。
今井義博氏(キャラメルボックスOB)に誘われて。
大興奮。
やはり生は面白い。



と、まあ、ゲームは面白かったのだけど……。

問題は待ち合わせのとき。


16時30分に新所沢駅の改札で待ち合わせをしていた。
時間に余裕を持って行動する僕は30分ほど早めに着いた。
一足先に改札を抜けてミスタードーナツでコーヒーを飲んでいた。


日刊スポーツ片手に。
前日の日本シリーズの記事を読みながら。
耳にはイヤホンを差して。
全日本大学駅伝を聴きながら。

そういうスタイルで。


それは、
岡田達也の、
基本の形で
僕にとっては、
当たり前の姿
なのだけど……。


僕はメールを打った。
「改札を出たところのミスタードーナツで待ってます」

しかもメールだけでなく、
僕は窓際に座るという、
今井くんが到着したらすぐに気づけるような気配りまでして。


もう完璧である。
僕はコーヒーを啜りながら優雅な気分に浸っていた。


20分後。
今井くんがお店に飛び込んできた。
しかも、爆笑しながら。

「ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」


文字で書くと「んな大袈裟な」と思われるかもしれないが実際にそういう音だった。


「ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャ」である。


「何が可笑しいの?」


「だって、頭領(彼は僕のことをこう呼ぶ)、堅気の人じゃないみたいですよ(爆笑)」


「?」


「どこぞのヤクザがミスタードーナツでコーヒー飲んでるんだろうと思ってビックリしましたよ(爆笑)」


「はぁ?」


「いやー、だってミスタードーナツには有り得ない人物が座ってるんですもん(爆笑)」


「……(怒)」


確かに手には新聞、耳にはイヤホンだ。
が、洋服はG-starのカーゴパンツにリーバイスのハーフコートという
お気に入りで小粋でこじゃれた格好だった。
決して黒のワイシャツにダブルのスーツではないし、
赤いネクタイも締めてないし増してや金のネックレスもしていないのに。

念を押しておくがパンチパーマでもない。


「本番とか稽古がないときの頭領って真人間じゃないんですね(真顔)」


「……」


みなさんにはどうでもよい話かもしれないが
岡田達也にとってはショッキングな話である。


本番とか稽古をしてないときの岡田達也は「まるでヤクザ」だそうだ。

みなさん、岡田達也に街中で会ってもきっと気付かないってこと?

いや。


「あ、あれ、岡田達也だ!

……ん、違うな。

ヤクザだ。

ヒョエー。

声かけないようにしよう。

目も合わせないようにしよう」


ってことか?

それってどうよ?


……悲しい。



芸大の話をお休みしてまで書きたい昨日の出来事でした。






では、また。