ども、雨の渋谷が苦手な岡田達也です。






前夜祭。

とびきりな石川よしひろの歌と

グダグダのトークと

詐欺のような小芝居と

ガクガクのバンド演奏と

あっと言う間の100分が過ぎた。


たくさんの笑顔に触れることが出来て大満足だった。

もしかすると昨日の会場で最も良い笑顔だったのは

石川よしひろだったかもしれないけど……。




近所の居酒屋で反省会。

お店を探そうとウロウロ。

それにしても街に人が溢れている。

何の騒ぎだろう?と思っていたら

金曜日の夜、という理由だけでの混雑だった。

すごい。

すごすぎるぞ、渋谷。


オマケに雨だ。

傘だ。

傘の花が咲いていたぞ、渋谷。

もう、歩きにくいったらありゃしない。


津村くんと意見が一致した。

「どんなに楽しく飲んでも帰り道に

あの渋谷駅前のスクランブル交差点を渡ろうとする瞬間

気が滅入ってしまう」


おお!

全く同じ意見の人間がいるとは!


あの、人混みに突っ込んでいく感覚、

これからギュウギュウの満員電車に乗らないといけないという恐怖、

もしかすると降りたい駅で降りられないかもという絶望感

(それぐらい電車内が混むんですよ)、

それらを一気に呼び覚まさせるあの交差点。



昔々、高校生の頃

尾崎豊の曲を聴きながら

「なんだ?スクランブル交差点って?」

って謎に思ってた。

(鳥取には無いのだ)

なんだかカッチョよく心に響く交差点の名前だった。

意味もなく憧れてた。


あー、若かった。

あの頃の自分に伝えたい。


「お前はスクランブル交差点に近寄ってはダメだ」と。






では、また。