ども、ゆるゆると始動しはじめた岡田達也です。






昨日の夕方、渋谷のレコーディングスタジオへ。

ハートブレイカーズ次回作の新曲作りが行われていた。

首領・けんゆうがポテチを貪りながら、

ソファで何もしないでエラそうに踏ん反り返っている中、

石川よしひろ(通称・よっちん)が渾身の歌入れを行っていた。


かっちょイイ。

実にかっちょイイ。

見惚れてしまう。


ミュージシャンという人種がモテルのも頷ける気がした。

さっきまであんなバカ話をしていたのに、

歌っているときは色気さえ感じさせるほど変貌する。

素敵なアラ40ミュージシャンだ。



で、その姿を見ていてフト思った。



よっちんは、

たった今歌った歌を聴き、歌った歌を聴き

という作業を繰り返す。

実に冷静に、客観的に、

自分の歌に対しての良し悪しの判断をする。

元アンジーのベーシスト、おかやん岡本(ハートブレイカーズ音楽監督)と

額をくっつけて、目を閉じて、曲を聴く。


これが。

たぶん。

きっと。

僕にはできない、と思った。



もちろん俳優が同じ作業をする必要はどこにもない。

稽古場にカメラを持ち込んで、一々演技を録画して再生してたら大変なことになるし、

そんな役者、ちょっとイヤだ。


が、問題はそこではなく、

自分の演技をやり終えた後に冷静に直視できない、

と思うのだ。


え?どうしてって?

そりゃ、もちろん恥ずかしいからですよ。

とんでもなく恥ずかしい。

フルチンで甲州街道を歩いているようなもんです。

それぐらい恥ずかしい。


だから、ミュージシャンってスゴイって思った。







写真は、よっちんではなく、

同じく応援にやってきたモダンスイマーズの津村くん。

次回、初共演。

メチャメチャ楽しみ。






では、また。