ども、電車好きの岡田達也です。






とは言っても「鉄ちゃん(鉄道オタクのことね)」と呼ばれるレベルでは無く。


子供の頃、ほんの短い時間だったけど、大阪の茨木市に住んでいたことがある。

交通手段は阪急電車。

あの赤茶色のボディカラーと

座席シートに使われているグリーン、

それから車内の木目調の色遣いが素敵で大好きな電車だった。


ターミナルである梅田駅の改札を入ると

目の前に広がる景色は圧巻で

9番線まであるホームが横一列に綺麗に並んでいるのだ。

初めてあそこに立ったときは子供心に「日本一の駅だ!」と思った。


そんな些細なことから、僕の将来の夢は阪急電車の運転手になることに決まった。

4~5歳頃の話である。


結局、小学校に入る頃にはなりたいものが変わってしまったけど、

それでも電車に乗るのは大好きで

時には用もないのに時刻表を読んだりすることもある。

田舎に帰省するのに

飛行機ならば90分のところを

10時間かけて「出雲」というブルートレインで帰ったり(今は無くなっちゃったけど)。

一応、「電車好き」と名乗っても良いだろう。



6.14に副都心線なる地下鉄が開業した。

もう、意味もなくワクワクしてくる。

路線図を眺めながら

「へー、ここを通っているのか」

「ふむふむ、この駅で乗り換えできるのか」

「おや、まあ、4年後には東横線に繋がるんだ」

と、何度も何度も同じことを思ってしまう。

一度見たら満足だろ!

と自分で突っ込んでしまうほどだ。

でも、繰り返してしまうんだなー。

これって、もしかすると男性特有のものなのかな?

「高田文夫のラジオビバリーヒルズ」という番組を聞いていると、

高田先生もわざわざ乗りに行ってしまった、という話をしていた。

わかるわかる、その気持ち状態だ。


今はバタバタしているが落ち着いたら乗りに行こうと思う。






では、また。






追伸


昔々、キャラメルボックスの事務所が

東中野という駅から歩いて行けるところにあった時代。

新宿からJRならたったの2駅。

ところが大江戸線というのが開通して無性に乗ってみたくなり

新宿から東中野が倍の4駅になったにもかかわらず乗ってみたら

案の定、時間がかかってしまい、遅刻してしまった苦い経験がある。

役者になる前、製作部時代のお話。