ども、稽古休みだったので芝居を観てきた岡田達也です。





場所は六本木。


『猫と針』

『ちいさき神の、つくりし子ら』


と、近年、六本木・俳優座劇場での芝居が続いていた。


でも、やはり自分は田舎者。

なかなか街に体が馴染まない。


居場所がない


というか


どうたち振る舞えばいいのか

(街中で踊ったりする必要はないけど)


がわからない。


昨日も、「六本木」という見えない力(?)に圧倒され

なんとなく

開演前はヒルズの隅の方で『水平線~』の台本を読んでみたりして

気配を消してみる。



この感覚、理解してもらえるだろうか?



先日もトーク&フォトブックの撮影のため

桜新町というところに行った。

初めての駅

初めての街

だったけど、どうもしっくりこない。

(悪い意味じゃないので、念のため)。


良い街なんだけど、きっと自分が住むことはないだろうなーと直感した。


こういう皮膚感覚。


説明しにくいけど、僕の中には間違いなくある。




芝居の方は、大きな大きなトラブルにも負けず

(隣で行われているイベントの音漏れなど)

俳優さんたちの熱演で素晴らしい舞台になっていた。


終演後の横内さんは

「申し訳ない、申し訳ない」

と平身低頭で謝ってくれていたが

全く問題ない。


“芝居”というのは

どんなトラブルが起きようと

必ずそれをパワーに変えてしまう恐るべきものだ、

ということを改めて痛感した。



14年ぶりの再演となる

扉座版、鶴の恩返し。

今日が千秋楽です。

興味のある方は是非。





では、また。