クリスマスが終わるともう正月支度一色
今年は、暮れの選挙などが有り余り
正月気分には、何時も程、なれないですが、
何となく押し迫って来ると何時もの準備が始まる。
何時も正月飾りをして物騒なものを飾るんだなと思うのが、
あの門松、
門松とは、神様が舞い降りる目印が目的ですので、
家の入り口に松を飾るのが本来の姿、
あの門松に竹が加わったのがあの家康からだと
「梅干しと日本刀」の執筆者樋口 清之氏が言っておられたが、
三ケ田が原の戦いで武田信玄に脱糞する程
打ちのめされた大敗北でしょげかえっている時
( 別説に、この時家康は死んだとまで言われている )
暮れも押し迫って正月を祝う気持ちになれない
家康を、家来が、あの竹が斜めに鋭く尖っている竹を
門松に加えた、家来曰く、此の竹は武田信玄の首
を備える為に後は誰々と誰々とと言い、
詰り首実検の為の竹を鋭く尖らすのは、首を刺す
為のものなのだからです。
これで家康の気分が晴れて良くなったと言われて
います。
昔は、名古屋地方と関東だけでしたが有名な神社仏閣も
家康の禄を頂いたものは、この飾り付けをしたものです。
今でも家康系で無い処は、絶対に飾りません。
神様舞い降りる時に、あの竹では、差さってしましますよね。
あとしめ縄の事ですが、
しめ縄が飾られるのは、そこには神様が宿っているとされているからです、
しめ縄は、蛇の交尾の様子をあしらったものですが、
あのしめ縄を見る度に、子供の頃の時を思い出します。
季節は覚えていませんが、小学6年生位だとおもいますが
林に差し掛かった時に、目の前に蛇が絡まって木の上から
ドスンと、落ちてきました、それは、青大将の大きな蛇が
グルグルに絡まって絞られて、「ギューギュー」と音がするのです
これは蛇同士喧嘩をしているのだとその時は思いました。
近くに人が居るのも目に入らずグルグルと巻きながら
横に転がっているのです、
もう恐ろしさに後ずさりして、駆け足で逃げ出したのを
しめ縄を見るたびに思い出します。
お供え餅もへびの様子をかたちどったものですが、
しめ縄程、へびのイメージは、薄く感じます。
皆さま、よいお年を、お迎えください。
心より、願っています。