臨時国会が開会し、安倍総理の所信表明演説が行われました。

新たな3年の自民党総裁任期が与えられたことを踏まえて、日本国総理大臣として、3年間何を成し遂げたいのか、その決意表明がなされると思って演説を聞いたのですが、期待外れでした。

新しい日本の国創りをスタートするという宣言から始まった演説でしたが、非常に薄味の具体論に乏しいものでした。

その中で、安倍総理が力を込めたのが憲法改正です。いまなぜ憲法改正なのかの説明がないまま、改正をすること自体が自己目的化しています。しかし、自民党の憲法改正を担当する顔ぶれを見ると、何が何でもやるとの安倍総理の思いが込められています。相当な注意が必要です。

いま政治がなすべきことは何か。来週予定される予算委員会で、私自身、久しぶりに安倍総理としっかりと議論したいと思っています。