待機児童の問題への関心が、山尾志桜里議員の予算委員会質疑をきっかけに高まっています。民主党としても「待機児童緊急対策本部」を設置し、第1回の会合を開きました。

お母さんたちに、小さな赤ちゃんを抱っこしたまま、わざわざ国会まで来ていただいて、いろんな話を聞かせていただきました。

保育園が見つからないことで、職場復帰できない人がたくさんいるということは、本人だけではなく、社会全体にとっても損失じゃないか。

妊娠すると、つわりがひどい時期から保育園探しをしなければならないが、「50人待ち」と当たり前のように言われてしまった。4月と言わず、いつでも子どもを預けられるような仕組みが必要だ。

保育士さんの待遇を改善しなければ、保育士不足というものが変わらない。等々、直接問題に直面したお母さんたちから有益なお話を伺うことができました。

まず、保育士さんの待遇改善問題は、民主党はすでに法案を準備していますが、もう一回、中身を見直して、よりしっかりしたものにして、国会に提出していきたいと思います。

お母さんたちも、やがて仕事に復帰すれば、こういう問題に対応するだけの時間も裂けなくなってしまう。今の時期だからこそ、後輩のお母さんたちのために、自分たちが動かなければならないと、そう思ってやってきたと言われました。

彼女たちの気持ちをしっかり受け止めなければといけないということを強く感じました。
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