カンボジアの野党第一党を率いる、サム・レンシー救国党党首と会う機会がありました。

カンボジアは、現在のフン・セン首相の時代が長く、もう20年以上も続いていますが、そういう中で、先の総選挙で救国党が大幅に議席を伸ばして、政権交代の可能性が取り沙汰されるようになってきました。

今まで生命の危機や、あるいは逮捕という、政治指導者として非常に苦しい体験をしてきたサム・レンシー党首。そういった危機を何度も乗り越えてきた自信が感じられました。

もちろん、カンボジア国内の政治情勢に介入するつもりは全くありません。フン・セン首相は、内戦の混乱の中から現在のカンボジアを築いてきた功労者です。

私からは、カンボジアにおいて民主主義が成熟していくことが望ましい、公正な選挙が出来るように、日本政府、そして我々民主党も努力すると申し上げました。

アセアンの多くの国々で民主化が進展していることは、大変嬉しいことです。
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