オックスファム・ジャパンとTICAD(アフリカ開発会議)市民社会フォーラム主催の国際シンポジウム『すべての人に教育と医療が保障された世界へ』に出席し、開会の挨拶をしました。私からはまず、スーダン・ダルフールの難民キャンプや、ケニアのビクトリア湖周辺の島々を訪れた際に見た、貧困やエイズの厳しい現実を説明。「同じ人間として何かしなければいけない」と感じたこと、現地で活動しているNGO、特に若者や女性の活躍が印象深かったことについてお話しました。また、「来年はG8サミット日本開催、第4回TICAD開催を控えており、貧困や感染症などの世界的な問題における日本のリーダーシップが問われる年になる。政治や行政を動かすためにも、国民的関心を高めることが重要。本日のシンポジウムがそのきっかけとなることを期待したい」と述べました。