デニス・N.O.・アウォリ駐日ケニア大使とランチをご一緒し、8月のケニア訪問について意見交換をしました。ナイロビのスラムを視察したことや、ビクトリア湖の島々で貧困とエイズの問題を見てきたことなどを話しながら、ケニアやアフリカの抱える問題について、いい意見交換ができました。

千葉県銚子市の風力発電所を視察しました。この発電所は、独立系のベンチャー企業、日本風力開発株式会社が管理・運営するもので、1年を通して風が吹く銚子には、同社のプロペラ型風車が19基設置されています。(写真)

一方で、自然公園に指定されている場所には発電所の設置が難しいという問題や、渡り鳥の妨げになるという問題、農地規制の問題などがあるとのことでした。また、電波障害、騒音、景観などが原因で、地元住民との間で問題が生じることもあるため、事業を行う際は住民との話し合いを重視しているとのことでした。

風力発電は、環境にやさしい純国産エネルギーとして活用できると同時に、近年は、技術の進歩によって発電効率も飛躍的に向上し、価格競争力も高くなっています。国は積極的に風力発電を推進し、自然エネルギーが普及しているヨーロッパ並みの振興策を図るべきだということを、改めて感じました。

夜は、飯岡町で開催された千葉10区の谷田川はじめさんの集会で講演しました。約130名の方々にお集まりいただき、質疑応答では、地元の要望から国政の動向まで幅広いテーマについて意見交換を行いました。