四日市国際交流協会が主催している「日本語勉強会」に参加している日系ブラジル人、ボリビア人の方々と意見交換をしました。13人の男女の方と約1時間半にわたり話をしました。子どもの教育問題では、言葉や文化の違いなどもあり、戸惑っている子どもも多くいるようです。労働問題では、日本人との賃金格差や社会保障制度に不満があるようです。その他多くの困っている問題を聞くことが出来ました。私からは、日本の外国人労働者の受け入れ体制が遅れていることを説明しました。参加13人中、12人の方が日本での永住を希望しています。今後、外国人労働者の永住については、早急に国民的議論を深めて法整備などが必要だと感じました。人口31万の四日市市に、9140人の外国人登録者がいて、約4割がブラジル人です。そのうち約2500人が四日市南部の笹川団地に住んでいて、独特のコミュ二ティーを形成しています。昨年10月、国際交流協会が団地内に「国際共生サロン」を開き、毎日30人前後の外国人が利用して日本語の勉強や生活相談等を受けている様子です。運営はボランティアの方々の活動が大きく、息の長い活動につながってほしいと思います。