皆さん、こんにちは
暖かい日が多かっただけに
寒さが厳しく感じますね
今日は両眼視機能検査についてお話します
というのも、「両眼視機能検査はしてますか?」という問合わせが何件かあった為です
「いくつか問合わせたけど、どこもやっていないと言われたので」 と、お困りの様子でした
両眼視機能検査は説明も難しく、ブログに書くことはしてこなかったのですが
これを機に、皆様に誤解の無いように、簡単に説明しようと思います
両眼視機能検査とは、両眼で1つの物に視線を合わせて見ることができるか、を確認する検査となります
斜視がないかを確認する検査とも言えます
① 両眼の映像を重ねる=同時視
② 重ねた映像を融合する=融像
③ 融像した結果、立体的に物を見る=立体視
この3つのステップを経て、立体視があると
両眼視ができている、と言えます
簡易の立体視の検査は、どこのクリニックでも行っているはずです
が、たとえば大型弱視鏡を使った検査が必要であったり、詳細な斜視検査が必要であれば、行える施設は限られてしまいます(大学病院等)
当院も大型弱視鏡はありません
なので、どんな検査が必要なのかをきちんと確認した上で、問合わせるのが良いでしょう
簡易の立体視検査でよいなら、その旨を医院さんに伝えると良いです
今回のように、「どの医院でも断られた」というのは、病院側が(詳しい)斜視検査と捉えたのではないでしょうか
当院でも、できることは限られますし、
求められる結果によっては、他施設に紹介することもありますが、
そもそも遠方まで足を運ばずに、近くの病院でできれば、それが1番いいですよね
そう思ったので、今回ブログに書かせて頂きました
要点だけを書きましたので、内容的には簡素になっていますが、ご了承下さい