安倍首相が辞任を表明しました。激震と言っていいでしょう。果たして今後のコロナ対策は?そして日本経済はどうなるのでしょうか。
 第2次安倍政権の7年8カ月を振り返ると、アベノミクスによって景気が回復してきたことは間違いないところです。重要なことは、単に「景気回復」と言うことにとどまらず、バブル崩壊以後の長年にわたる構造的な経済低迷=「失われた20年」を終わらせ、経済の基調を転換したという点です。この点、アベノミクスは世間で過小評価されていると思います。
ただコロナ禍によって足元の景気はきわめて厳しい状況になっています。このタイミングでの首相辞任によって少なからず影響が出ることも懸念されます。
安倍政権の評価と次期政権の課題について、『マイナビニュース』の連載「コロナ禍に打ち克つためにできること」第8回を掲載しました。
 https://news.mynavi.jp/article/covid-19-8/

 また、28日の安倍首相の会見を見ていて、改めてメディアのあり方が問われていると痛感しました。同記事ではこれについても触れています。