先日、MXテレビ(東京メトロポリタンテレビ)の「東京マーケットワイド」に出演してきました。
 この番組は以前、キャスターとして毎週レギュラー出演していたので、久しぶりの出演となりました。番組は、月~金の株式市場の取引時間中ぶっ通しで東証アローズのスタジオから相場の動きを中継・解説するユニークな内容で、インターネット TVの「ストックボイス」が制作してMXテレビの第2チャンネルで放送し、同時に並行してインターネット放送でも視聴できます。

 今回はトランプ大統領の保護主義政策について解説しました。 中国の知的財産権侵害に対する制裁関税表明や対米貿易黒字の削減要求など中国に厳しい態度をとるトランプ政権の動きは、強大となった中国の国際ルールを逸脱するやり方を抑えるという意味では評価できますし、北朝鮮の後ろ盾になっている中国をけん制するという狙いもあります。
しかし自動車の輸入関税を25%も引き上げるという考えは非常識と言わざるをえません。根底にあるのは保護主義の考え方であり、しかもそれを交渉の材料にして相手国から有利な条件を引き出そうという狙いがありありです。日本はこれに上手に対応する必要があります。
 番組ではこうした問題点を整理して日本への影響を開設しました。


 OA後に東証アローズのスタジオで(右は倉沢良一キャスター、左は藤波ゆり子キャスター)

 また番組の後半では、今回発売した新刊『明治日本の産業革命遺産――ラストサムライの挑戦!技術立国ニッポンはここから始まった』(集英社)について紹介させていただきました。
番組では視聴者プレゼントを実施しててくれることになり、その告知もさせていただきました。番組では、10部の視聴者プレゼントをしていただきますので、ご希望の方は下記URLの応募フォームからお申込みください。締め切りは今日(5月31日)の午後11時59分まです。
 https://www.stockvoice.jp/presents