トランプ大統領がついに鉄鋼・アルミの関税引き上げを発動しました。その前日には、中国の知的財産権侵害への報復関税実施も表明し、一気に保護主義政策の実行に走り出しました。
 このため貿易戦争に発展するのではないかとの懸念が噴き出し、22日のNY市場ではダウ平均株価が724㌦安となり、それを受けた23日の日経平均株価は974円安となりました。「トランプ関税ショック」といった様相です。
 前回のこのブログでも書きましたが、これは米国経済自身にとっても世界経済にとってもマイナスです。貿易戦争には歴史の苦い教訓があるということを改めて強調したいと思います。
 『マイナビニュース』で連載中のコラム「経済ニュースの“ここがツボ”」で、今回のトランプ大統領の関税発動と保護主義政策について、その背景や経済的影響などについて詳しく書きましたので、ぜひご一読ください。
 「トランプ大統領が鉄・アルミの輸入制限発動――世界経済を危うくする保護主義の強硬路線」
  https://news.mynavi.jp/article/economytsubo-99/