日本とEUはこのほど、EPA(経済連携協定)の締結で大枠合意しました。

  EPAとは、お互いの関税や貿易障壁の撤廃・引き下げをはじめ、サービスや投資など幅広い分野で経済取引を円滑化するなど、幅広い分野で連携・協力を含めた条約のことです。日本とEUのEPAが締結されると、世界のGDPの約3割、貿易額の4割近くを占めることになり、世界で最大級の自由貿易圏が誕生することになります。

 これは日本にとって経済効果が期待できることはもちろんですが、トランプ米大統領が保護主義的な姿勢を強め、英国のEU離脱でEUの結束が揺らぐなど、世界で自由貿易に逆風が吹いている中、自由貿易の重要性を世界にアピールするものとなるでしょう。

日欧EPAの経済効果と意義について、「会社四季報オンライン」に連載中の『マクロデータはこう読むと面白い!』の最新号で執筆し掲載しましたので、詳しくはこちらをお読みください。

https://shikiho.jp/tk/news/articles/0/180872