オリンピック期間中、ビッグサイトが使えない!? コミケだけの問題か? | 福山市の公認会計士・税理士 岡田章宏があなたの会社の悩み、ご一緒に解決します!

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広島県福山市を中心に活動する税理士・公認会計士の岡田章宏です。節税対策から金融機関のための経営計画策定・事業承継・相続対策まで、会社経営にまつわる問題をお客様と二人三脚で解決します。府中市・尾道市・神石高原町・庄原市・三次市等もエリアです。

皆さん、こんにちは。

あなたに安心を提供する公認会計士・税理士 岡田章宏です。


今回はとあるブログを紹介させて頂きます。

同人誌印刷で全国トップクラスの実績を持つ株式会社 栄光の社長・岡田一様です。

岡田一様のブログ(栄光HPより)

ちなみに栄光も本社は福山市というご縁があります。


実は「2020年会場問題」というのが急浮上しています。

これは2019年4月から2020年11月までの20ヶ月間、東京オリンピックのメディアセンターとして東京ビッグサイトが使用されるというのですが、これが思わぬ弊害を招きかねないというのです。


真っ先に思い浮かんだのは、コミケ(19年夏・冬、20年夏)の開催が危ぶまれるという懸念かも知れません。

もちろん栄光のような印刷会社や、同人誌で収益を上げているプロ・セミプロの作家さんを始めとする同人誌業界にとっては、致命的なダメージです。


しかしそれは、あくまで氷山の一角に過ぎません。

「なんだ、オタクの問題か」だけでは本質を見誤ります。


東京ビッグサイトは日本最大の産業コンベンションセンターでありながら、その一方で殆どフル稼働に近い状態が続いています。

公式サイトの年間スケジュールをざっと見るだけでも、イベントのない日が殆どないことがお分かりでしょう。

それは、諸外国に比べこのような施設が非常に少ない背景もあります。


そしてこれが問題の一番の本質ですが、販売・購買のチャネルに恵まれない中小企業にとって、ビッグサイト等で開催される展示会やコンベンションは、ビジネスチャンスを得るための貴重な場でもあるのです。

現実問題として、ビッグサイトに代わるだけのキャパシティを持つ施設は国内にはありません。

つまり、中小企業は重要な商談の機会を2年近くも奪われてしまうのです。

言わば前述の同人業界と全く同様、もしくはそれ以上の損失が、ビッグサイトを利用する(せざるを得ない)ありとあらゆる業界で起きることを意味します。

「日本展示会協会」によりますと、それによる経済的損失は5千億円にものぼると試算されています。

日本展示会協会はこの問題を打開すべく、署名活動を行っています。

下記のサイトには、より詳細に説明されています。

2020年東京五輪 展示会場 問題 署名にご協力ください!

また、署名は用紙のダウンロードだけでなくオンラインからでも受け付けています。


私のような士業も、地道な営業を積み重ねている中小・零細企業の皆様に支えられて初めて成り立つ業種です。

もしご賛同いただけるなら、この問題をぜひ広めて頂けると嬉しいです。




公認会計士 税理士 岡田章宏事務所
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