2024年6月27日 天気>曇りのち晴れ 風>北弱風凪ぎ 気温>19℃→32℃ 晴天・弱風は暑い! 水温>23℃ 潮流>北西(左前=自分方向、潮下特等席だけど・・・) 漁場>剣崎沖YSD タナ>11~28m
6月下旬なのに36℃とか早くも酷暑、夏が思いやられる・・・。
しかし今日は曇りでぱらっとくるかも的な曇天予報なので過ごしやすかろうと、カッパ上下を着て一義丸へ。
ところが8時頃から太陽燦々、暑いのなんの。日焼け止めを忘れてカリカリベーコン化、ドリンクも不足気味・・・。これからの季節は暑さ対策必須です。
船へ。
▲今日の一義丸もイサキとタイの1隻ずつ。「オレの方はタイ船というより五目的な感じだよ」とユッキー船長苦笑。ここ最近マダイが難しいらしい。その代わりに大イサキが多数混じったり、イシダイやコショウダイなど色んな魚が混じるらしい。いわゆる“ロングハリス五目”の季節到来ですね(笑)。
ストイックにマダイ一筋狙いだとBの危険大だけど、五目釣りなら何でも釣果になるので気が楽~。「アジ・イサキ・マダイ合わせて15匹釣れた」とか言えるしね。
一方、イサキ船は連日大爆釣、良型主体に早上がりするぐらいの食いが抜群らしい。
▲大活躍のヒューガ船長「さすがにくたくたですよ~」とお疲れ気味。だいぶ貫禄が付いてきましたねえ。
▲たくさんのイサキファンを乗せて自信満々で出船していきました。Aちゃん、釣れるかな。
そういえば、
先日買った電動リールに直接刺すモバイルバッテリー、1日余裕で良い感じだと思ったら、ある日突然ブツッと電流が切れ、充電も不可能でチーン。わずか数回の使用でお陀仏じゃ話にならんと購入元にクレームメールしたけど、なしのつぶてで完全無視・・・。安さに目がくらんだオレが悪かった、反省。
▲「不具合時交換・返品保証」を明記しているものに買い換え。ちょっと重くなるけど電源ケーブルのウザさから解放されるのは大きな魅力で、コレ無しじゃいられない(笑)。
今回約8000円で購入したものは、前のより1000mAh多い 4500mAhなので一日余裕そう。残量表示もあるので何かと安心(1日手返ししまくって4分の1だけ消灯でした)。
とういことで、
バッテリーは不具合が出やすい商品なので、絶対に保証付きのものじゃないとダメだと勉強になったのでした。
実釣スタート。
▲今日のマダイ五目船は片舷4人。「仕掛けが長すぎるとソーダやサバにつかまりやすくなるので、10mぐらいまでの方がいいかも。8mでもマダイが食ってきます」とユッキー船長。五目的要素が増し増しといったところでしょうか。
自分的には“本命大鯛、裏本命大イサキとイシダイ、コショウダイは嫌”という方針の下、3.5号11m2本針からスタートし、途中で3号6~8mにしてみたり、15mにしてみたりの予定。
▲朝は予報通りの曇天。27℃ぐらいと涼しいぐらいで実に快適。
▲いつも通り、イサキ船団をなめるような位置でスタート。離れるとソーダ地獄で釣りにならないからココなんですね。ここも時々ソーダが来た・・・澄み潮過ぎるのが原因。
▲ちょっとコマセを撒くと濃厚なベイト反応。コマセ少量、早めの手返しで攻めるけどエサトリ凄し。時々ソーダにつかまって仕掛けが落ちない。
ベイト反応が抜けると、
▲それっぽい太線反応が乱舞。サイズ感のある魚が乱舞してるっぽいので当たりそうだけど食わない・・・。
▲しょうがないのでオレが食う。湘南しらす菜飯旨し。のんびり出来るのがこの釣りの魅力ですからぼちぼちやります。
何度目かの手返しでククッとヒット。
▲違和感即アワセです。重量感が乗るまで合わせてたら残り6mだった・・・。
ソーダ対策。
当たったり、竿先に違和感があったり、投入途中で落下が遅くなったら、何でもアワセて、ソーダっぽかったら全速巻きしないと、走り回られて大オマツリです。今日は空いてるのに、何回オマツリして仕掛けをダメにしたろう・・・。
ソーダは海面直下から中層をビュンビュン泳ぎ回ってて底の方にはいないので、
・とにかくツケエサを底付近に早く持っていく。
・中層から上ではコマセを撒かない。
・投入時はメカニカルブレーキをフリーにして、竿を下に向けて最高速で落下させる。じゃないと下に行く途中で引っかかってくる。
・ソーダやサバっぽかったら、フルドラグ&最高速巻き上げ。ハリス手繰りも最高速で。
・ハリスはなるべく短く(まあイサキ仕掛けでも掛かってくるからアレだけど)。
上記を意識した結果、周りの人の3分の1ぐらいのソーダ被害率でした。
ソーダにつかまらなければ、本命・裏本命に出会う確率がアップするのは理の当然。
▲灼熱地獄化してきたけど、我慢して反応に合わせつつ手返し重視モードで入れ替えていると、
▲コツッ。大イサキのアタリは小さく微妙で引きも弱めだけど、取り込み時にバラしやすいんですよね、特にデカい奴。
ヒット直後にしっかり合わせると上唇の硬いところに針が刺さってバレにくい。一方、アワセが甘く、反転させてカンヌキに刺さると口が裂けてバレやすい・・・ような気がする。アジもそうかな?
▲ナイスサイズのイサキ。この根の上から少し外れたポイントで釣れるイサキはデカいのが魅力。イサキ的やり方をしすぎると型が小さくなるような。
▲34㎝、結構な重量感です。
同じパターンで連チャンを目指すと、
▲またヒット。激合わせしとく。
▲これまたナイスサイズ。
その後もポツポツ当たるけど、イサキ以外はソーダだけ・・・。
マダイを釣ろうとハリスを長~くしてみたらソーダで仕掛けが降りなくなったので、ダメ。
「今日はマダイじゃない、イサキだ。あんなにでかいのばかりなんだから、それで良いじゃないか」と、自分に言い聞かせ元の短め細めの仕掛けに戻すと、
▲ゴツッ。一瞬マダイかと思ったけど、重くて鈍い大イサキ特有の引き。メジナの可能性も・・・。
▲コレはデカい。
▲38㎝。もうちょっとで40㎝アップのメガイサキ。
▲終了間際、またキター。
▲タモを出してみた。
▲42㎝、メガイサキゲット!
という感じで、今日は大イサキday。
15匹ぐらい釣れ、良型~特大サイズだらけなので結構釣りごたえありでした。ロングハリス五目的にはOKでしょう。
▲たま~に良型イサキがヒットしてきます。あとはソーダやエサ取りとの格闘でした。
備考。
・ハリス8m前後が一番食いが良かった(全長11mのエダス部分)。
・イサキ狙いと割り切った後はグランドマックス2号を多用したけど、3.5号より断然食いがよくなるなんてことは皆無だった。
・2号ハリスでもイサキ40㎝アップも楽勝。でも、船上でぶら下げた時に暴れたら切れた・・・。良型マダイとかは取れないので使わない方が良いかも。
・エサトリ多発地帯なので誘ってる暇はない。手返し重視の方が良いかも。
・ソーダ、サバ対策を万全に。
結論。
伸ばしても食わず。
細くしても食わず。
食わない時は食わないので、食うターゲットを狙った方が楽しめるかも。
下船後待合所で
▲オリジナルロッドが完成したので引き渡し。
▲「イメージ通りです、嬉しい~」っと、喜んでもらえたので良かった。
▲自分の主力ロッドと同じ仕様なので釣れますよ~。次回、使って見てね。
ということで今後は、潮が濁れば、よもやの初夏マダイ爆釣なんてこともあるので、まあのんびり通ってみる予定っす。
バイバイ