気温23~26℃の北風微風が一番過ごしやすい!
今の時期は、早朝曇天22℃で肌寒く、日中は30℃近くまで気温が上がって暑い・・・等、気温差が激しい日が多くて釣りの服装に迷っちゃいますね。
来たるべき梅雨にも快適に過ごせるように、レインジャケットを新調してみました。
イカリ印の漁師カッパ系が沖釣り師の定番だけど、ゴワゴワ感が嫌なので自分は着ない。そもそもこれからの時期は暑くてダメ。
そこで着心地が良く汗っぽくならない防水透湿系ウエアをチョイスすることになるんだけど、安価な防水透湿素材のウエアは強雨で水が浸みたり、使い込むと防水性が損なわれたりするのでダメ。
自分は、10年経っても防水性が保たれる(撥水性は落ちる)ゴアテックスウエアを愛用しています。
▲春~秋はシマノの廉価版ゴアテックスジャケットを着用、実売33000円ぐらい。薄手で軽量、気温が高い雨の日は特に快適。
ぺらぺらにもかかわらず、どんな豪雨でも防水性バッチリでお気に入りなんですが、2XLまでしかないのがネック。薄着にこのジャケットを羽織るならOKだけど、トレーナーとかロンTとかを着るときつい・・・。
そこで、ゆったりしたサイズのゴアレインウエア(=3XL以上)を探してみると、シマノでは上下セット7万円と高価なものしか無く、ダイワ製も同じような感じで断念。
ああ、ぶかぶかな服にあこがれる~(笑)。
ビッグサイズと言えばアメリカ製ということで、
▲ウェーダーやフィッシングウエアのトップブランド“SIMMS”をチェックしてみます。
アメリカ製はとにかく質実剛健で、ごついけど作りがしっかりしているイメージ。バスボートで高速移動中に雨に打たれてもびくともしないタフさなので、モノ的に間違いなかろうと物色してみると、
▲た、高い・・・。ゴアレインだとジャケットだけで7~8万円、パンツも同じような値段で、上下で15万とか・・・アメリカ人アングラーは金持ちなのか? 円安の影響か?
これは手が出ないと思っていたところ、ヤフオクでUSサイズ3XLの新品を発見・・・。
▲日本では絶対に手に入らない巨大サイズを逃してなるものかと入札し、定価の半額ぐらいでゲット。
▲デカすぎるかと危惧したけど、ゆったり着れて快適。日本製だと3~4XLサイズかな。
▲ポケットがたくさん付いていて収納性抜群。ゴアテックス製の完全防水&透湿ウエーダーを世界に先駆けて商品化したメーカーだけに、防水性も万全。ビニールカッパ以上に水が浸みないことを豪雨日に確認済み。
▲シマノと同じGORE-TEX3層生地だけど倍ぐらいの分厚さで、しっかりどっしり。夏は暑くて無理っぽいけど、早春や晩秋の肌寒いときに威力を発揮してくれそうかな。背中のブランド名、沖釣り界ではほとんど浸透してないけど、ルアーやフライの分野では大人気らしい。
▲何度か実釣テスト済み。気温22℃・北風強めの晴天日で丁度良かった。風が弱まり暑くなってきたら両脇のジッパー全開でベンチレーションバッチリ。ごわつくかと思ったらそんなことは無く、動きやすかった。高いだけのことはある(笑)。
袖口やフードも防水性万全。日本製以外はその辺はいい加減かと思ったけど、かなり細部までしっかり作り込まれています。
最近流行のスレートとかチタンとかカーキとかアースカラーとか・・・。
要は一部のSUVカーにも採用されている“塩ビ管色”がアウトドアでは人気ですが、先鞭を付けたのがこのシムズをはじめとしたアメリカのアウトドアウエアーブランドじゃないかな。
▲シマノのクーラーもアースカラーが登場。上がミディアムグレーで、下がカーキだそうです。何色か簡単に表現できない時代になってきましたね(笑)。
今回購入したウエアもまさに塩ビ管色(笑)。赤でも青でも黒でもない、このなんとも言えない色が、だんだん好ましく思えてきた(笑)。
堅牢で壊れそうも無いので、長い目で見るとかなりお得な買い物だったかも。
10年ぐらいは着れるかな。とりあえず梅雨の釣りが楽しみになりました(笑)。
ということで、“SIMMSシムズ”、良い感じでした。
沖釣り界にも浸透する日が来るのかな。
バイバイ