2024年5月29日 天気>晴れ 風>南風大ウネリ時化→北風強風どったんばったん→凪ぎ 気温>早朝21→24℃快適 水温>19.4℃ 潮流>南西→西→北 漁場>剣崎沖YSD タナ>30m前後

 

  前日、南西爆風・大雨大時化で全船船止めだった剣崎。

 

今日の朝も南西風が残っていて朝はかなりヤバそうだけど、時化後の爆釣があったりしてムフフ・・・。

取らぬ狸と化して、いつもの一義丸へ。

▲港の駐車場に行くと未だかつて無いぐらいの空きっぷり~。夜まで続いたあの爆風・爆雨じゃ、よっぽどの物好きじゃないと来ないか(笑)。

▲今日の一義丸は、「キャンセルだらけで5人だけだよ」とユッキー船長。「それは残念だね~」と言いつつ、釣り人的にはシメシメ(笑)。片舷二人、やりたい放題じゃああ!!

 

思う存分マダイと対峙できる・・・っと、その前にサバと対峙しなきゃだった。

ここ数週間は、サバに仕掛けもPEもタックルも釣り心もズタボロにされまくってるので、サバが減ってることを切に祈るのであった。

 

▲本日は自分の船の修理だというヒューガ船長に最近の状況を聞きます。

 

・サバでどうしようもない。

・3日前の土日はサバが減ったけど、タイの食いは渋かった。

・反応はあるので、サバを避けられればなんとかなるかも。

とのこと。

 

  今日は漁場に集まる船・釣り人が普段の10分の1。

 

漁場が空いてて釣り人も少ないというのは、条件的には最高なんだけどなあ。どうなるかわからんけど、がんばろう。

 

 

コードレスバッテリー初体験。 

 

前回のタコ釣りで電動コードが邪魔だった経験を踏まえ、コードレスバッテリーを購入してみました。

▲電動リール用 バッテリー 3500mAh コードレスバッテリー 14.8V。充電器付き7000円前後。コードより若干重くなるけど、コードの取り回しから解放されるのは良し。

 

▲FM600にセットして手持ちにするとこんな感じ。残念ながらバッテリーが邪魔でフロントグリップが掴みにくかった。

▲尻手ロープを付けるので、結局コードを使うのと一緒か?

 

  意外と持ちが良い・・・。

 

▲剣崎海域タナ30m前後をフルで手返ししてもバッテリーが切れることなく使えました。3500mAhあるから、タナ50mぐらいまで1日できそう。

 

 

もしもこれで良いなら、重くてデカいBTマスターを持ってこなくても良くなるなあ・・・。

 

コードレス+8000mAh(探見丸兼用)のコンパクトバッテリーなら、だいぶ荷物が軽くなるような気がするので、ちょっと試してみよう。

 

・中華製安価バッテリーなので、寿命が心配。

・結構簡単に壊れそうな・・・。

・残量ゲージがないのも不安。

 

 

  ということで航程10分のヨシンデ海域へ。

 

▲さわやかな初夏の海って感じですが、実際はでっかい三角波の波状攻撃的時化の海

▲置き竿では跳ねちゃってダメなので手持ち。立ってるだけで大変ぐらいな揺れ方。先日の那珂湊沖と同じぐらい海が悪い・・・。

 

とりあえず最初は普通にコマセを撒いてみるけど、特にサバの激反応が入るでも無く平和なので、いつも通りにコマセひとつまみ&3分手返しで数投。

 

「むむ、これは本命っぽい反応かな、やっぱサバかな? 浮いてきたらから少し持ち上げて、下げて・・・コツッ」

 

キター! けど、海が悪すぎてなんだかわからん。どうせサバじゃね? 

 

サバにいじめられすぎて卑屈に(笑)。でもサバにしちゃ引かないなあ・・・ウマズラ? フグ?

▲タイでした(笑)。こんなに簡単に釣れるなんて信じられな~い。

 

すかさず再投入。コマセを撒いて1分経過すると反応が入ってきて、さらに2分後に反応霧散。入れ替えて、再びコマセ撒き。

自分のコマセ次第という状況だとこんな感じです。何人かでコマセを切らさず・撒きすぎずにやってると反応が入りっぱなしになるんだけどね。

 

▲コマセを撒くと反応が入ってきます。前回まではサバに蹂躙されまくったけど、今日はエサが盗られたり盗られなかったり・・・本命多めの激反応っぽい。

 

探見丸ガン見して“反応対応型誘い”に全集中

 

すると再びキュン。

▲引いたり引かなかったり、これは典型的なタイだなあとにやけつつ、1㎏ちょっとゲット。さい先良男。

 

次第に反応が船に付いて、船中あっちこっちでヒット!! 

 

反応が船に付いたようだけど、サバは来ない・・・サバがいないだけで、これほどハッピーだとは(笑)。

 

今日は船が上下に揺れすぎるので、反応が出てきたら手持ちでがんばってみます。

▲「1mタナを上げて2mぐらい落として誘ってみようかな」。

「さっきは誘ってもダメだったから、今度は揺れないように止めの誘いだな。激揺れの船上ではこっちの方が効果ありそうだし」。

「むーん良い反応来た~、絶対食いそう。ちょっと長めに粘っちゃおうかな。でも、エサ盗りもそこそこいるみたいだから、深追いは禁物だな」。

 

サバがいないと、いつも通りに妄想しつつマダイと対峙できる・・・サイコー!

 

 

しばらく待つとモリモリ反応モリモリ~。

 

「浮いてきた浮いてきたシメシメ、2~3m持ち上げてみようかな~」で、

▲ズキューン。

▲今日一サイズの1.8㎏。

 

こんなに釣れて良いのか?

なんで当たるんだ?

と疑心暗鬼になりつつ、頻繁にヒット。タイに混じってハギやらフグやらが引っかかるけど、奴に比べたらカワイイもんですなあ。

 

▲また来たけど、コレは変に走るからついにサバ登場かな。

 

で、

▲タイ~。

 

手返しのために巻き上げるとリールがうなってなんか引っかかってる。

 

で、

▲タイ~(笑)。

 

なんだか知らんけど、やけに当たる。

 

全然引かないチビ600gから、やり取りが楽しい2㎏弱まで、まあ釣れること。

▲9枚ゲット。「2~3枚釣れて中にデカいのが1枚混じればいいなあ・・・」ぐらいで来たのに、無欲の勝利だ(笑)。

 

サバが静まった剣崎沖は頻繁に反応が出入りし、ちょっと釣れそうな感じになってきましたよ。

 

今日は行かなかったけど、イサキ場近くはデカいイサキやアジをはじめ、よもやのイシダイや大鯛など、色々釣れそう・・・。高級外道がたくさん釣れるかも(笑)。

 

  備考

 

・3.5号or3号の12m。ほとんど1本針。

・指示ダナで全部釣れました。

・船中全員複数枚以上ゲット。これから船が空いてくるとチャンス倍増。

・突然デカいのが来るので油断禁物です。

 

アフター乗っ込みのマダイも、まったりして楽しいですよ~。

▲初夏の爽快すぎる太陽と空気が最高でした。命の洗濯をしに行ってみてくださいませ。

 

次回は、本牧・長崎屋さんのマダコ開幕戦に参戦決定。ノリノリまさのりのオレ、釣れそうだ(笑)。

 

バイバイ