2024年5月21日 天気>晴れ 風>北~南弱風凪ぎ 気温>早朝20→28℃暑い! 水温>19℃ 潮流>ほぼなし(南沖は南東) 漁場>剣崎沖YSD→南→剣崎沖 タナ>15~60m
剣崎がメイン漁場になっている乗っ込みマダイ終盤戦、
ここ最近はサバの異常発生でかなり苦戦を強いられているらしいですが、はたして今日はどうでしょう。sゴーさんとゴルフ仲間の女史との3人で出動してきました。
▲今日の一義丸は片舷4~5人程度の2隻出し、大余裕。
ユッキー船長から情報収集。
「どうなの?」
「サバ・・・」
「剣崎と南沖、どっちが?」
「どっちも(笑)」
「コマセ禁止令出しても良いからね」
「それでも・・・」
まさかそれほどでもないだろうとたかをくくって出船。
▲べた凪、暑くも寒くも無い絶好の釣り日和。日中は28℃まで急上昇するらしい。風邪が治ったばかりの病み上がりにはきつそう。
▲お隣席のさっちゃんに基本操作を伝えたら後は放置プレー(笑)。だいたい出来るので手間いらずなんだけど、サバ猛攻状態になるともうダメ・・・。
「サバが多いのでコマセは少なめ、10粒程度で。サバがうるさくなったらコマセを入れずに手返ししてください」のマイクでスタート。
▲1投目、コマセ極少量で投入。1分後、周りを見ると早くもサバにつかまってオマツリ発生。さっちゃんもオマツリしたので仕掛けほどきを手伝い、針を結び直して再投入のお手伝い。
すると自分の竿もギューン。
▲一応合わせてみるけど訳わからん引きでサバかな。「サバ、ホントにすげえなあ」と置き竿に戻し、ドラグ増し締めでガリゴリ撒くけど結構重い。
「2本針にサバ2匹っぽいなあ、2本針無理だな。600番じゃ役不足だから次はビーストの1000か2000にしよう」と思いつつハリスを掴むと、なんだか走らない・・・??
枝針にチビ鯛が掛かってた。
と、まだ引く???
先針に1.5㎏ぐらいのナイスサイズのマダイが付いてた~~。
うーむ、顔見れて良かったけど置き竿ゴリ巻き・・・損した(笑)。
その後、左舷トモ寄りの人がマダイ2連発するなど、釣れる人は本命ゲット。その他大勢はサバ地獄・・・。
ついにユッキー船長から、
「サバがひどいのでコマセ無しでやってください」と、コマセ禁止令発動。
サバ多発時のメモ
・コマセを撒かなくてもマダイは釣れます。でもサバも寄ってきます。
・ビシが動く波動につられてサバ(青物全般)が寄ってきます。なので、ビシを激しく動かすのはダメ。
※メタルジグと同じ効果・効能ですね。
・銀色のビシなどのキラキラ系がサバやソーダは大好物(これもジギングで明らかですね)。なので、サバが多いときは黒いビシが吉。
・コマセ無しの時はタナビタ止めでOK。ハリスを長くゆっくりフォールさせることで、ビシに寄ってくるサバとツケエサを離す効果ありかも。
・ハリスを長くしたり、重くしてサバ層を早く通過させるなど色んな作戦が考えられるけど多分ダメ、耐えるのみ(笑)。
・飽きずに入れ替え、サバ猛攻を耐え忍んでいると突然大鯛がヒットしてくる・・・かも。
剣崎沖でマダイポツ、サババクバク後、ついにユッキー船長は場所移動を決断。
「沖に行ってみるので道具が飛ばされないようにしといてください。あっちもサバが多いと思います」とのこと。
▲仕掛けを4号強力仕掛けに交換後、寝る~(笑)。べた凪・気温26℃、快適すぎる。
移動後、最初の数投はコマセを入れてみるけど、すぐに猛烈サバ反応で船中あちこちでオマツリ騒ぎ。すぐにコマセ無し作戦に変更。
潮が良い感じで流れ、サバに混じって太い反応が上下動・・・いかにも食いそうだとワクドキ。
▲サバにさえつかまらなければデカいのが来そうだとワクドキしてアタリを待っていると、トモのハギさんにヒット!
▲「先週、剣崎でデカいのにぶった切られたので慎重にやってみます」と、強い引きをドラグを出していなしつつ、静まるのを待ちます。
▲弱ってきたら反撃開始。結構な引きで良型の予感。
「良いですねえ」と胴の間のsゴーさんと見物してると、ビシャーピピーッと音がする・・・。「sゴーさん、当たってる、デカいよ!」。
▲大慌てで竿を掴むのを「そのまま走らせれば大丈夫だから」と、ユッキー船長が優しくフォロー。頼もしや。
二人ほぼ同じ水深で並列に上がってきます。当たるチャンスが一瞬という証左?
▲トモのハギさんが先にランディング成功。
▲「いやあ、もっとでかいかと思いましたけど」と言いつつ立派な4.5㎏ゲット。激渋状況下、価値ある1枚です!!
▲sゴーさんも同時にランディング体勢に。
▲こちらも立派なマダイちゃん、3.6㎏。まだ抱卵していそうな魚体でした。
▲やりました! 目標達成。その後、大イサキ等も追加してクーラーが良い具合に埋まり、「釣れて良かったですよ」
と、ニコリ。とりあえず今回は成功釣行ということに(笑)。
その後、1回1投で潮回りの激流状況でしたが、ハギさん絶好調でヒット連発。4㎏よりデカそうな奴を海面でバラしつつ、5打数4ゲット(チビは放流)と大善戦。左舷トモ2番目の方も3枚ゲットで、他の方々は顔を見れたり見れなかったり(笑)。
オレも嫌になるほど顔を見たなあ・・・サバの顔(涙)。
南沖はタナ60mぐらいと深いので、サバが来ると全力巻きしてもオマツリしてハリスがクルクル・ヨレヨレになりがち。12mの仕掛けが全損すること多々で、二人分なので100m巻きの糸が1.5個ぐらい無くなった・・・。
予備ハリスを充分すぎるほど持っていかないと勝負になりません。
最後に剣崎沖に戻ってイサキ・大イサキ・大アジ・メジナと、サバ以外のアタリが連発。投入毎に当たるような感じで大忙しでした。なんだかんだ当たるのは良いことですねえ。
でも、剣崎沖でも油断禁物。
剣崎沖でも毎日誰かしらに、“ぶった切れ”事案が発生中だそうです。
しかしあれですね。
ダメ元だけど沖で一発狙いというのは実にロマンがあっていいもんです。
連続10回サバにやられても、次の投入で10㎏が来そう感がたまらんのです(笑)。
今はかなり難しい状況ですが、チャンスタイムが訪れれば一発あるかも知れない、そんなロマンが詰まってます。
そういえば、嫌になるほど釣れたサバを一部キープして、
▲マダコのエサ巻き用に加工してやりました。
6月解禁の横浜沖の前に、爆釣中だという茨城方面に出撃決定。完全数釣りモードらしいので何匹釣れるかチャレンジしてみます。
バイバイ