2024年3月28日 天気>曇り時々雨 風>北5m凪ぎ 気温>8→12℃寒い 水温>13℃ 潮>薄濁り 漁場>剣崎BLK~久里浜~剣崎MMK~BLK タナ>20m前後 潮流>ほぼ無し→南

 

今日は曇り時々雨で絶好のマダイ日和だとウハウハして一義丸に乗り込むと・・・。

▲2隻満船!  2~3日前の悪天で、東京湾の各船がかなり食わせたからかな(一義丸は定休日)。

 

いよいよ乗っ込みスタートかと思ったら、昨日から連チャンだというギシさん・オノ君の表情が優れない・・・。

「昨日は渋かったですよ~。反応がなかなか入ってこず、逆に針盗りが多発。顔見るのに必死ぐらいな感じでしたよ。まったくもう、ブツブツ」。

 

「え~、釣れ始めたんじゃないの?聞いてないよ」(笑)。

激渋にも関わらず船上は満タン・・・コレは恒例のアレだな・・・。

 

魚の前に人間が乗っ込んだ~~。

 

タイより釣り人の方が多いパターン。

 

さらに悪いことに、潮が一日トモ方向に流れていたという情報を聞き、潮上前席の自分は即座に目標修正。

 

 

全力で1枚釣る!

 

潮上席で片舷7~8人で食い渋りという状況はB脱出できるかどうか、かなり微妙なライン。

 

「そうだ! 釣れなかったら存在を消して来なかったことにすればいいじゃん」

と、早くも言い訳を考えつつ右突き台で道具をセット(笑)。

 

大好物の2本針仕掛けも今日は封印・・・片舷6人以上で潮が速いときは自重しないとオマツリばかりで自分も周りも損ですからね。

 

  場所に着くと、潮はほとんど流れないような感じ・・・あれ?

 

これなら前席にもチャンスありそう。おまつりも大丈夫そうなので2本針にしたり1本針にしたり。ハリス3.5号で派手にしたり地味にしたり。良い反応が入ったり消えたりするのであの手この手を繰り出すけど、キチー。

 

トモのシバさんチームがポンポンと1枚ずつ確保したけど、船中ではなかなか本命ヒットせず。

その代わりにクロダイが竿を絞り込んで楽しませてくる・・・激渋状況では貴重な外道です。

 

なんとかならんかと、手持ちで必死の手返しを繰り返しているとゴツッとヒット。

多分おそらく絶対クロダイだろうとテキトー気味にゆるゆる上げてくると後ろの方とオマツリしつつ、

▲おお、本命! 目標達成~(笑)。

 

▲左舷のファーストヒットはT松さんチームのこの方。

▲絶不調中だというTさんが苦笑いで見守っていると、真っ赤なマダイが浮上。1.5㎏ぐらいの旨そうな魚体にニンマリ。やったね~。

 

次第に潮が速くなって止め→流し釣りで何度も潮回りしつつ入れ変えていくけど、なかなかムズい。

 

  しばらく粘って南下。

 

中盤、これ以上は好転しないと見切ったユッキー船長は南下を決断。なんとも口が重いマダイとの知恵比べに疲れ果てた身に、この移動時間はありがたい。場所到着までの15分、思いきり惰眠を貪りリフレッシュ。気持ち良すぎる(笑)。

 

剣崎沖東側を探査するけどダメ。反応も出にくい状況で西に移動。

 

ここでは前寄りの潮っぽく、前席は悪くなさそう。

がんばってるとググッっとヒットで1㎏ぐらいのマダイゲット。

 

 

目標200%達成!!

 

船中でもぽつっと追加で、タイムアップ。

 

ユッキー船はかなり苦戦しました。後で聞いたらトモ寄りで毎回底まで落としていた人がいたとかいないとか・・・。それをやっちゃうと船中釣果ガタ落ちで、その人より潮上側は全滅の憂き目に・・・。

 

 

一義丸のマダイ釣りは、全船必ず”上からのタナ取り”です。

 

このルールを守るのが嫌だとか意味がわからないとかだと、コマセマダイ釣りは無理かな・・・。

もしも周りで底まで落としている人を見かけたら、船長に報告して注意してもらいましょう。

 

  一方、ヒューガ船はまずまずの釣果。

▲潮下席の利をとらえて連発したプロが、全船トップの4枚ゲット。ついに調子が上がってきたみたいですね~。

 

そのお隣のI藤さんは、

▲ビッグなマダイゲット(4.3㎏)。それよりデカい奴が当たったけどばれちゃったそうです。

▲フレッシュな真子がパンパン。鯛の身もぶ厚くて極上な個体でした。食べるなら今かな。

 

そういえばユッキー船でも真ん中席の方にドカーンとヒットして、針が伸びちゃった・・・。5~8㎏ぐらいな奴ですねえ、残念。

 

超大鯛がアタックしてくる季節到来です。 

 

大鯛を想定した強度のある仕掛けを使うようにしないと全部バラシで魚拓サイズは取れません。でも、ごつすぎるとアタリそのものが遠くなりそうなので、かなりセレクトが難しい。

 

モンスター襲来に備えつつ、釣行してみてください。凄いのが釣れるかも知れませんよ。

 

バイバイ