2024年3月11日 天気>快晴 風>北5m凪ぎ 気温>5→13℃ぽかぽか 水温>12~13℃ 潮>濁り 漁場>剣崎北沖~久里浜沖 タナ>20~80m 潮流>南→最後にちょっと北

 

釣行前日、昼飯を食っているとチロリンと携帯が鳴り、「喰い出しましたよ、良い人で6枚ゲット」と、コイちゃんから船上速報入電。

「まじか! 明日一人で行く予定だったので釣れちゃうな」とニンマリしつつ、一応sゴーさんにも「絶対釣れますよ」とメールすると即バイトで、二人で出動することに。釣れなかったらコイちゃんのせいにしちゃえば良いから楽勝(笑)。

▲久々の快晴微風べた凪。朝は風が冷たかったけど、揺れない&雨が降らない船上は極楽~。

片舷6人で、皆さん出来る人たちなのでタナボケの心配皆無、ますます釣れそう~。

 

 

  昨日絶好調だったという深場からスタート。

▲「サバやフグが寄りやすくなっちゃうのでコマセは少なめで」とのユッキー船長のマイクを聞き、ほんのちょっとだけコマセを撒き、タナ取りしてアタリを待ちます。

 

すると次第に反応ムクムク~。

▲それっぽい線状の反応が上下して、いつ食ってもおかしくないリーチ状態・・・。

▲竿を手に持ってゴツッと引き込まれる瞬間を心待ちにするけど・・・あれれ? 誰にも当たらん。当たったと思ったら小サバ、ウザー。

▲サバに見つからないように置き竿でじーっと待ってると「来ましたよ」と背中からクボタさんの声。

 

ポロリに注意しつつゆっくり巻き上げ、

▲船中1匹目ゲット! 「いやあ、よかったですよ。とりあえず顔を見ないとですからね」とBチームから一抜け、いいなあ~。

 

昨日はこの場所で爆裂に食ったとコイちゃんが言ってたけど、今日はすぐにサバが集まって来ちゃってかなり厳しい。

 

ユッキー船長は何度か入れ替えて微妙に場所をずらしてくれるんだけど、2~3投目には激反応が入ってサバ地獄・・・。

話が違うよ~、コイちゃんにクレーム電話しないとだ(怒)。

 

心の中で愚痴ってるとお隣sゴーさんの竿がギューン。

 

サバとは違うメリハリのある引きで、1㎏級マダイゲット。トモの方でもバナオカさんたちが次々”B抜け”してるらしい。

 

「またしてもこの展開、疲れるぜー。13時15分までノーピクじゃないだろうな」と悶絶してると、

▲ギューン。朝日に向かって竿を振り上げるとガツーン。サバとは違うぜ。

▲やったー、B脱出成功~。今の時期は毎回綱渡りで1枚釣るまでは安心できん。

 

そういえば今日は、

▲リックさんが珍しく平日釣行。ここ最近絶不調らしく、「今日は進退をかける意気込みでやりますよ」と気合い入っている? 「進退をかけるシリーズ、何回見れるのかな」「長く楽しみたいな」と、みんなで茶化しつつトモで奮闘する後ろ姿を見守ります。

 

  小一時間粘ったユッキー船長ですが、どうにも好転しないので場所移動を決断。

 

本命場所不発でスケジュール瓦解、ここでどうするのか?東か南か西か・・・。ユッキー船長は多様な選択肢の中で北を選択。この判断が外れないのが凄いんだよなあ。

 

北の漁場もコマセを撒くと激反応が入ってくるけど、こっちはフグが凄く針が盗られまくる・・・。

 

フグ反応が入るとすぐさま場所移動の合図で、常にフレッシュな場所を流してくれるので、捨て流しなし! 移動毎に誰かしらにポツーンと当たって来ますが、相変わらずの難しさ。

 

潮が濁り、トモにとろーっと流れる食いそうな条件が揃っているんだけど、水温が12℃ちょっとと低すぎるのが嫌なんだろうなあ。相当食い気がないみたい。

▲「絶対食いそうな反応なのに、難しいですねえ」と、早々にマダイをゲットしているk氏。笑顔に余裕有り。

 

例えば天気が悪かったり、水温が1℃上がったり、もう少しお腹が空いてたりしたら、入れ食いになりそうな激反応にスルーされ続けるけど、そこはもう慣れたもの。ここ最近はそれが常態なので余裕~。

▲悶絶上等(by Mプロ)なのです。ステッカー作ったというので早速頂きました(笑)。

 

▲太くて説得力満点の激反応、普通なら食う。

 

下げ潮がトローっと効いてるので当たればトモからっぽいのに、”進退御大”は未だ当たらず・・・大悶絶中。

 

前席は潮上なので当たらなくても当たり前だから苦にもならない・・・。

と思ってたら、来ましたとK氏。

▲1㎏級ゲット。

 

釣り上げたのを見届けてから、竿を持ち上げて誘おうと思ったら持ち上がらない・・・。大慌てで合わせるとギューン、ピピーッ。キター、のか?

 

あまりにも鈍い引きなのでドチザメっぽくもあるんだけど・・・。4mぐらい出しては止まり、また引いてというのは、乗っ込み時期の鈍い大鯛特有の引きかもなので、ビビりつつゆるゆるやってるとポロッ・・・。ビビりすぎてアワセが効いてなかったなあ、やっちまったgsdんvjcぺsk~~

 

すると再びk氏のキターの声。

竿が大きく曲げられ、良型っぽい。

ハリスを手繰ると立派なマダイ、3㎏級浮上!

▲「やった~」と、納得のダブルピース。「12時頃まで不利な潮上席でこれだけ釣れれば大満足ですよ」。おっしゃるとおりですね。

 

一方、潮下有利席のトモ寄りでは、左舷トモのバナオカ氏が3枚ゲットと奮闘中らしい(見えないので知らん)。

▲いつもバナナありがとう!!

 

一方、右トモの”今一番釣って欲しい人”の後ろ姿を見てると、竿を振り上げガツーン!!

「サバやフグじゃないよね? タイだよね?」と心配しつつ、ミヨシから忍び足でトモへ(笑)。

▲超久々のやり取りにガクブルしてるのがこっちまで伝わってくる(笑)。生まれたての子鹿みたいな手つきでやりとりし、

▲ナイスなマダイゲット、苦節数十時間!!

▲「やった~、良かった」と小躍りしてます。気持ちわかるわ~(笑)。

 

  常連一同ほっとしたところで席に戻り、戦闘再開。

 

手返しを繰り返すけど、先ほどのバラシが忘れられん、いいやつだったなあと回想しつつ竿を持ち上げて誘うとギューン。これも居食いっぽい当たりの出方ですねえ。浅場の強い引きを堪能しつつ1㎏級ゲット。

 

昼過ぎ、上げ潮の変わりましのチャンスタイムに竿をひったくるようなアタリで糸がピピーッ。

▲3mぐらい走らせ、静まるのを待ってから竿を立てて反撃開始。

 

絶対にポロれない闘いだと必死の思いでやりとりし、

▲黒く色付いた準大鯛3.6㎏ゲット。サイコー。

▲浅場の良型はかなり引き強く、スリル満点でした。このタイから類推すると、バラしたのは4~5㎏級だったなあ・・・悔しい。

 

▲sゴーさんと二人でぱちり。全部1㎏以上で、これだけ釣れれば大満足。だけれども・・・。

▲手持ちにした竿がグンッと引き込まれる瞬間がたまりません。

  あの反応ならもうちょっと食わせられたはず・・・。

反省点ばかりが脳裏を去来する・・・まだまだ伸びしろだらけの発展途上です(笑)。

 

今日の感じからすると、

サバとフグの激反応地帯にマダイが混泳しているので、なんとかタイを掛けたいけど激ムズ。外道が静まるタイミングを待ちつつ、とにかく入れ替えるしかない・・・のかな。

 

・みんなでタナをキッチリ守っているから潮上でも食わすことが可能。船下全域に反応が入ってくるので、いつ誰に食っても良いような状態が続いています。

 

・3号ハリスを使うときは細心の注意を払わないとやばそう。そろそろ超大鯛・・・7㎏超級が当たってくる季節突入です。

 

誘いに反応させられなかったのが心残り。置き竿のまぐれアタリ待ちだとつまらないので、何とか誘って食わせたい。

 

・行く度に状況が変わるので釣り方を絞りきれない煩悶状態。連発させられる釣り方を見つけたいところです。

 

以上、ゴージャスな激反応が日増しに濃くなり、春のマダイ乗っ込み祭りが確実に近づいてきています。

 

今の所、下手打つとB、なんとか1枚ゲットできたら追加ゲット狙い。そして連日ビッグワンのアタリ有りだけどバラしがち。

 

という状況です。明日の南西爆風時化休みの後、どう推移するのかな。

悶絶上等で挑んでみてはいかがでしょうか。

 

バイバイ