2024年1月10日 天気>快晴べた凪 風>北2m 気温>2→15℃ 朝寒く昼暑い。 水温>・・・℃ 潮>澄み 漁場>走水沖 タナ>50~70m 潮流>南東激流→なし→北西激流

 

 

「あそこのアジは旨いですねえ。アジの酢締め、いわゆる“締めアジ”にすっかりハマっちゃいました」

「アジもいいけど、今一度泳がせヒラメ・ブリ狙いにチャレンジしたいですねえ」

ということで、新年早々、アジ釣り&ハモノ狙いに走水へ。

 

 

▲第八宏二郎丸さん。

 

 

  6人の仕立てで楽々。

 

▲miwaさんチーム初参戦。「アジ釣りを楽しんでください。おまけで泳がせに何か当たると良いな的な感じでお願いします」と伝えときました。

▲ギシさん親子タッグと、sゴーさんの総勢6人。のんびり準備を進めます。

▲雨だ南強風だという悪天候予報から一転、快晴無風の釣り日和。

 

  航程5分の港前でスタート。

 

走水沖は漁場がとにかく近い。あっという間に場所に到着し、移動はほとんどなしなので実釣時間が超ロング。

▲130~150号のアジビシを一日まじめに振り続けると筋肉痛必至。

 

今日は大潮だからか潮が激流並みで、重いビシを投入すると真後ろに糸が出ていきます。底から2~3mのタナで1分待ち、再度着底させてみると5mも出る・・・。激重ビシが吹けまくるようだとコマセもあっという間に流されて、アジが釣れない・・・。

 

最初の30分はコマセを撒きまくってもノーピク。こんなに1匹目が遠いのは初めてで、泳がせどころの話じゃない(涙)。

しかしながら、走水アジ初チャレンジ?のmiwaさんがポツポツと中型アジをヒットさせているのが救い。

 

小一時間も経つと潮が少したるんできて、前席の自分やギシさんにもアタリが出るようになってきました。

 

▲エサを確保して早速泳がせ投入。ヒラメ狙いの細めハリス&親孫仕掛け。

 

  泳がせ竿は放置し、次第に食いが立ってきたアジ釣りに専念します。

 

中ぐらいの幅広で旨そうなアジが好調に釣れ出しました。その後、潮止まりに向けてずーっとポツポツ釣れ続けたので、ガチ勢なら相当な数を釣りそう。

 

ふと泳がせ竿を見るとガツガツっと竿先が叩かれてる・・・。

▲ググッ・・・ググッと時折アジをかみ直すような居食い系のアタリは、まさにヒラメっぽい。

 

ドキドキしつつ食い込むのを待ち、1分ぐらい経っていい加減じれったくなってきたので、竿をゆっくり持ち上げてみると、グーンと重くなった!!

▲オリャー! スカッ(涙)。すっぽぬけた~~。

▲「やってもうた、凹むぜ~」。

 

バラシ騒動を見た反対ミヨシのギシさん、「なんだ、いるんですね」と、本気モード。タナを微調整しつつやっていると、

▲「当たりましたよ」。

 

見ているこっちが飽きるほど根気よく待ちに待ち、

▲エイヤーっと合わせると乗った! 「これはヒラメっぽいですよ」とニヤリ。

▲ヨッチャン登場、上手くすくえるかな。

 

しばらくして、海面に浮上してきたのは、

▲ヒラメ~キター!! でっかいヒラメが浮上する様を見るとワクワクするんですよねえ、茶色い模様が“ザ・高級魚”って感じで。

▲分厚さが半端ない!ずっしり重く、3㎏アップ。絶好調です。

 

  俺にも来るはずと、必死の視線を放置泳がせロッドに送っていると、ググッとヒット。

 

焦らず待っていると明らかに突っ込んだので、食い込みを確信して強く合わせたらスポッ。再びのすっぽ抜けで、もう帰りたい~~(笑)。

 

※3本イカリの完全ヒラメ仕掛けを使えば良かったと大後悔。

 

しばらく後、ふと竿を見ると、またしてもガツガツの魚信。

▲今度こそと、合わせるとガッチリフッキング成功。激しく引かないのは本命の証。「小さいヒラメですよ、きっと」「それにしちゃ引かなすぎますね、マトウになっちゃったりして」とギシさん。

 

いよいよランディング。

 

▲笑っちゃってるんですけど・・・。

 

▲ホントにマトウダイになっちゃった、しょぼ~~ん。まあ、食べれるものが釣れたのでいいや。

 

▲miwaさんにも激ヒット。強烈な引きが断続的に襲ってくるのは青物っぽいけど奴がいるからなあ・・・。

 

▲タモを持って待ち受けるけど、上がってきたのは10㎏級のドチ・・・。嫌ですねえ。

 

 

  俺にもアタリ。この強烈な引きは・・・。

 

▲sゴーさんとバトンタッチ。テキトーなところでアワセを入れてもらいます。

▲ガツーンとフッキング成功。ビューッと糸が出て、「これはブリですよ。引きが強いですからね」。俺はアレだと思うんだけどね(笑)。

 

アレでした。実に嫌だ。

 

 

  終盤、Yさんにヒット。

▲アワセが決まったけど、「引きが弱いよ、ろくなもんじゃないかも」と首をひねりつつあげます。「引きが弱い方がドチじゃないから期待大ですよ。ヒラメじゃないっすか?」。

 

 

上がってきたら、あらびっくり。

▲ドラゴン! 辰年だけに実に縁起が良いとmiwaさんチーム大喜び。良かったです。しかし、タチウオが来るなんて、珍しい。120㎝アップの立派なサイズで迫力がありました。

 

その後、ずーっとポツポツ釣れるポイントを後に、大アジ目指して場所移動してもらったけど、どの場所も不在。後半はコマセをいくら撒いても答えてくれないアジ君たちなのでした。

 

▲とりあえず、中アジ多数でお土産は充分。タモサイズは1匹も混じらなかったのが残念。

 

次回の走水釣行は、大アジやブリ系が釣れ出す秋頃かな。

アジが食べたくなったら・・・。

 

 

バイバイ