2023年11月6日 天気>快晴 風>北微風 凪ぎ 気温>29℃ 水温>27℃ 潮>激澄み 漁場>宮古島南沖約50㎞  

 

 

 

 

 二日目もべた凪快晴!!

 

6時半に船長に迎えに来てもらい港に行くと、何やら華やかな声・・・。

▲今日はギャルたちが同船するそうです。「マグロ釣り見てみたかったんだ~」「釣れるかな~」と、未明から賑やかで良きかな(笑)。

▲空が白み始めた7時前に出船。

▲宮古島の日の出は東京より40分も遅い6時50分。日が暮れるのも遅い夜更かし天国。

▲簡単に自己紹介をしてすぐに打ち解けた一行、いつものバーレムとは違い今日は本物のハーレムです(笑)。

▲「でっかいのが釣れるよ」「うわー楽しみ」とはしゃいでいたけど、船に揺られ続ける長時間釣行なので船に弱いと地獄・・・。大丈夫かな。

▲今日も航程2時間コース。

 

  まずはムロ釣り。

 

▲今日もムロは絶好調で、ジュニアとの息も合ってきてポンポンと入れ食い。すぐに必要量を確保してパヤオへ。

▲最初のポイントにつくと早速ムロを投入。昨日よりは潮が流れているのか、すーっとムロが泳いで行きます。200mぐらい出したらドラグを緩めて低速で100mぐらいまで回収。

 

しかし当たらない・・・。

 

何度も流す筋をずらしつつ入れ直すけどアタリ無し・・・。

「はい、上げてよ~。ダメだから別のパヤオに行くからね」で移動。

宮古島でも喰わないことがあるんだと逆に新鮮。

 

そういえば船上が静かだと思ったら、

▲彼女たちは夢の中。ちょっと酔っちゃったかな。

 

  別のパヤオに移動。

 

20分ほど走って次のパヤオへ。周りにはあちこちで巨大ナブラが沸き立ち、カツオがベイトを追い上げているそうです。なんだか魚影が濃くて雰囲気満点。

 

しばらくムロを泳がせていると、

▲すーさんにヒット! 奥でsゴーさんもヒット。sゴーさんはキメジ。

 

スーさんも最初は全然引かないなんて言ってたのでメジかと思ったら、

▲残り100mぐらいで突然の爆走、強烈な引きが襲ってきます。

▲なかなか寄ってこない強い引きに手こずりつつ、やっとランディング。

▲10mのリーダーのさらに下5mぐらいからマグロの姿が見えてくる・・・超激澄み。マダイなら絶対喰わない潮色です(笑)。

▲「やった~」と、今年も無事に本命ゲットに成功。30㎏弱のナイスサイズでした。

 

場所移動の合図でムロを回収していると途中でヒット。強く激しいけど軽めの引きはシイラ。

▲目の前で豪快なジャンプを繰り出す巨大シイラ。瞬発力が凄い。

▲デカい!

▲リーダーを掴んでからの狂乱っぷりがヤバく、釣り用のグローブが破れるぐらい疾走を繰り返して大暴れ。

▲軽く10㎏オーバー。初めて見るサイズ感です。

▲チャンスタイムなのか、すぐにジュニアにヒット。電動に頼らない正調スタンディングファイトであっという間に寄せてきて、

▲27㎏ゲット。今日のベストショット!

 

▲「去年とは比較にならない引きの強さですね。水温の関係なんですかね、楽しすぎます」と歓喜。筋肉が喜んでいるようで何よりです(笑)。

 

  オレにも来いと、ムロを遠投!

 

ムロを船下に投入するだけだと泳いで行かないので、

▲力の限り遠投。それでも船下に戻ってくるときはまったく潮が行かないか、周りに怖いマグロたちが待ち構えているか・・・。

▲どこかでマグロに見つかってくれと、祈るように糸を出していくと、

▲ぎゅっと引っ張られてストップ。泳ぎもせず走りもせずの膠着状態・・・。「なんか小さいのが喰ってるのかな」とマサト君。「じゃあとりあえず合わせてみるよ」。

▲ガツーンと何度も合わせるけど、重量感増加せず。

▲ギャルに持ってもらうと「キャー重―い」。いやいや、重くないから(笑)。

▲上がってきたのはキメジちゃん。色んなサイズが混泳してるようです。どうせならカツオが食いたいなあ・・・。

 

▲すぐに針を結び直して再投入。冠に糸を通すフィンガーノットで問題なしです。

 

▲「そろそろ当たって欲しいですねえ」。無風快晴で日差しが強い。汗が噴き出すほどではないけど肌を焼く日差しが痛いので、シェードが役に立ちます。

▲「今年はアタリが少ないですね。でも、その分、引きが強いからいいんじゃないですか」と御大。こちらは南国の日を全身に浴びて命の洗濯。気持ち良さそう。

 

そんな会話をしつつ糸の出を見守っていると糸が疾走・・・。

 

200mで当たって250mまで走らてからクラッチを入れ、

▲激合わせ~。でもまたしても重量感なしで、50m巻いてもそのまま。またメジかなトホホ。

 

電動全速巻きのままキーパーに掛けて、

「持ちたかったら持って良いよ」とギャルに伝えると、

▲「重くて持ち上がらへん」「んなアホな、どれどれ」。

▲「ホンマや!」。残り100mで激重化、竿を持った瞬間に爆走100mでマグロに大変身~。しかも引きが凄く強い。表層を泳ぎつつ、潮に乗っているので余計に強く感じるのか? 

 

横っ走りしまくるマグロを船で追わずに寄せているような状態なので、そりゃあ重いはずですね。

 

かなり手こずりつつ、

▲結構なサイズゲット。といっても30㎏級・・・引きが強くて40㎏アップかと思った。

 

しばらく後、ついにsゴー御大の竿にも火の出るような爆走ヒット!

▲「90mで待ってて200mまで持って行かれたから絶対デカいよ」。MD6000が余裕で巻き上げるけど、船長があまりドラグを入れさせないので余力充分といった状態。

 

余力ついでに、ゲストたちに竿を持たせてマグロ体験してもらうサービス精神(笑)。

▲「きゃー、重い。ホンマにマグロ?」「ホンマやで」(こればっか笑)。しばらく引きを堪能した後、

▲バトンタッチ。船酔いでヘロヘロだったけど、やっと起きてきて渾身ファイト。「お腹痛いし~」きゃぴきゃぴ(笑)。

 

  引きを楽しんでもらってたら全然巻けなくなった・・・。

 

途中から巻き上げられず引かず・・・。船長が出てきて、「巻いちゃってるよ。水中パヤオに道糸が絡んでるから上がってこないの」。

▲キーパーに掛けてドラグ増し締め&道糸を手繰ります。ドラグ15㎏ぐらいの竿の曲がり。まだ余裕あり。

 

「もっと締めなきゃダメだよ」の船長のかけ声で、

▲ドラグMAX&手繰り補助。20㎏以上の負荷が掛かっている状態でも折れず・壊れずに耐えた自作ロッド、偉いぞ!!

 

最後はぶっつりとリーダー切れ。道糸の途中に珊瑚礁の破片みたいなのが引っかかってたので、水中パヤオに巻いたというのは間違いない。船長は何でもお見通しなんですねえ、凄し。

 

 

多分、今釣行で一番の大物っぽかったのに実に残念。

 

「女の子と遊んでるからだよ」と一番遊びたがってた船長がニヤリ。

「いいのいいの、みんな引きを味わえたから、それで良いのよ」と御大。実に仲良しで微笑ましい(笑)。

 

▲その後はアタリが途絶えて時合い消滅・・・。

▲「終わっちゃいましたかね」。

▲「え、おしまい? じゃ帰ろう~」と、キャビンに戻った途端に爆睡(笑)。

▲本命っぽいアタリは10回弱ぐらいでゲットしたのは3本と、ちょっと寂しい釣果だったけど実に楽しかった。女の子がいるだけで華やぐのがいいねえ(笑)。

 

  帰港後は、地元の人気居酒屋“さんご屋”で乾杯。

▲「お疲れ様でした。アタリは少なかったけど色々楽しかった~」。今年も幹事のお二人にお世話になりっぱなし。感謝しかない!!

 

▲船長が登場して酒盛りスタート。

▲刺身盛りはもちろん、サラダや肉料理などなんでも旨い。

▲後からギャルたちも参加して、大いに盛り上がったのでした。

 

続く。