2023年 6月6日 天気>曇り時々晴れ 風>南微風→強風 気温>23℃ 水温>・・・℃ 潮>激濁り 漁場>横浜~川崎沖 水深>5~10m前後 潮流>あったりなかったり

 

 

前回のマダコ釣行で、愛用ロッド“ダイワ メタリアエギタコ”が折れたので、早速代替え品を購入。

▲シマノ タコエギXR M175。

▲黒金で、なかなかの高級感。メタリアより約20g、極鋭より30g重い。全長は3~5㎝長い。

▲XRとメタリア(右)。XRの方が、がっしりしていて堅牢感あり。オモリをぶら下げると、XRの方が硬く重い。メタリアはより繊細で軽い操作感だけど穂先が細く華奢。

▲金ピカのカルコン200HGとのマッチングが完璧。リールを付けると重量バランスが変化するからか、持ち重り感が減って良い感じ。

▲30号オモリにタコエギ2つで小突いている際の穂先。かなり硬さがあり、オモリを浮かすこと無く縦横に動かすといった微妙な小突きが可能。一方、時化気味の海では張りが強いのでゼロテンをキープするのが難しいかな。

▲1㎏級タコが乗った状態の曲がり。強く合わせてもビクともせず、タモを使わず抜き上げも余裕でした。柔らかいとアワセが効きにくいけど、この竿ならツノがタコにがっちり食い込みそう。逆に身切れしないように注意した方が良さそう。

 

メタリアとは使用感が違うけど、感度と操作性という点では遜色なし。

 

  早速長崎屋さんで実釣。

 

解禁から続くカフェオレ色の黄河風激濁りがこの日も残っていて、大雨の影響による水潮による食い渋りも引き続きありそうとの船長予想・・・うーむ。

▲sゴーさん、今年初タコなのでぜひ釣っていただきたいところです。お隣には一年ぶりにタコ釣りで再会したシノちゃん。いつも元気!

▲朝も早よからベシャリまくりで実に楽しそう。「前回ボーズだったから、今日は絶対釣りたいんですよ~」と不退転の決意だそうです(笑)。

▲sゴーさんのツールボックス。創意工夫が大好きなので、今日も新アイテムがあるのかな?

▲今日の長崎屋さんは満船の2隻出し。もう1隻は仕立てで大魔神さん乗船だとか。タコ人気凄し。

▲カフェオレと潮色を比較(笑)。今日は先日よりだいぶ濁りが薄れてきているような・・・。なんだか良い感じ。

▲港前は潮が悪すぎると言うことで北上。左は横浜ベイブリッジ、右は鶴見つばさ橋。

▲スタートフィッシング。両隣のおじさまたちと楽しそうにしゃべりながら小突きまくるお嬢さん。しかし、曇り空であのかっこは寒くないのかね、若さか(笑)。

▲タコエギXR、ちょっとごつくて重いかと思ったけど、実釣してみると軽快な使い心地。これなら一日頑張れる。

 

相変わらず、なかなか船中1匹目が出ない激渋状況。鶴見沖あたりから次々に場所を移動して1時間経過後、船中1匹目がトモ寄りで取り込まれ、

▲「お、オレにもキター!」っと激合わせ。結構な重量感で上がってきたのは・・・ゴミ~~~~なんでやねん!!

 

しばらく後、隣のsゴーさんの竿が曲がった!結構良さそうな感じで、タコ?ゴミ?

タコでした、1㎏ぐらいありそう。船中20人中2人目の早掛け賞。やりましたね。

 

しばらく後、横を見るとsゴーさんのショートロッドが大きく曲がった! 突き台からすっ飛んでいってタモを構えていると、ボアーッとでかいタコ浮上。

▲「やりましたよ~」。良いタコだあ。

▲船長が飛んで来て計量、2.6㎏の立派な大ダコでした。いきなりの2㎏アップ、目出度い!!

▲「気分いいですね~」っと、ニコリ。船中大苦戦の中、早くも2匹目ゲットと絶好調。

 

仕掛けを見るとお呼び出しフル装備&エギ3個付け・・・

朝、「大チンドン屋じゃ」とノブ風に突っ込んだけど、それが正解だったとは・・・。

 

すぐに真似してフル装備仕掛けを投入。これが重くて感度も悪くなるからチビタコ察知能力は低下しそうだけど、チビはどうでもいいやと我慢。

 

重い仕掛けを小突いていると、

▲「キター!結構重い、2㎏級の手応えじゃ」。

▲上がってきたのはせいぜい1㎏。

▲でっかい石を抱いてた。

 

 

  川崎まで北上。

 

最終盤の場所では突如アタリが頻発し、船中あちこちでタコが取り込まれていきます。

 

ここで掛けなきゃ絶対ダメ、というタイミングでシノチャンにヒット、超チビ。「とりあえずボーズ脱出だけど・・・」。すぐさま再投入するとこんどはキープサイズをゲット。今年の初物を手にしてほっと胸をなで下ろしたのでした。

 

この場所はなぜかタコの食い気が良く、沸きダコサイズから1㎏級まで船中多発。

サイズが小さめなので、少しだけ仕掛けのボリュームを落として小突いているとグニュ。

▲合わせると沸きダコサイズの手応えで500g前後のチビちゃん3連発。

 

何度も流し変えてしばらく経過すると、どうやっても船中無反応になり、チャンスタイム終了。

 

南下しつつ本牧までの各場所を探りつつ帰港となったのでした。

 

本船はまたしても0~4と前回釣行時と一緒の激渋さでした。もう一隻の方はトップ9杯だったらしい・・・。精一杯やってバラシ無しで4杯だったけど、やりようによってはもうちょっと当たったんじゃないかと猛省。

 

動かしすぎ? 投げすぎ? 仕掛けごちゃごちゃ過ぎ?

・シンプルな巻き無しエギ1個仕掛けで、船下狙い。

が正解だとしても、その正反対がしたくてたまらなくなっちゃうんだよなあ・・・。困った性癖だ。

 

 

  エギタコXRのインプレ。

 

・オモリ30号、水深5~15mの横浜沖のマダコ釣りでは余裕過ぎるパワーで、揺れが激しいときはちょっと硬いと感じるかも。でも、硬い方が根掛かり感知能力は高いので、使い勝手は良い。

・オモリ60号前後、水深20~30mの鹿島沖マダコ釣りでは、堅牢さが強い武器になりそう。

・非常に頑丈っぽく、折れる不安がないので思いきり合わせられるのが魅力。

・硬くて先重心になるため、ちょっと持ち重り感があるけど、パーミングしやすいグリップ形状で、一日小突きまくっても手が痛くならなかった。

・強い張りとちょっと長めの全長のため遠投性能が抜群で、非常に投げやすい。こちらも折れる心配がないので思いきり竿を振り回せるのがGood

 

操作性(軽さ)、感度、堅牢性など、使いやすさと頑丈さを高次元でマッチさせた良い竿でした。あとは使い込んで耐久性をチェックしてみます。

 

 

  メタリアは?

 

・メタリアの方がより軽量感があり、一日小突いても疲れない。極鋭だとさらに軽くて操作性が良さそう。

竿先の繊細さもメタリアの方が上で、乗りの感知能力も抜群。だけれども、乗りを感知する超絶な穂先感度なんて、タコ釣りにそれほど必要かね? チビの数釣り競争をしたいのなら別だけど・・・。感度と軽さのために強度を犠牲にしているなら、そんな感度はいらないなあ(個人的感想)。 

・軽くて穂先が繊細な分、穂先を折らないように気を遣うかな。極鋭だと、強く合わせるのが怖くなりそう(笑)。

 感度と軽さを重視すると強度が落ちる・・・。

 

より高感度で抜群の軽さを求めるならメタリアか極鋭、根掛かり多発&大ダコ連発でも安心して使いたいならXR。

 

といった使い分けができそう。

 

※あくまでも個人的な感想です。参考程度にご覧ください。

※シマノはタコマスター、ダイワは最新の極鋭MH-172というハイエンドモデルもあるので、モノマニアの方は使ってみてくださいな。

 

バイバイ