https://ameblo.jp/okachanman2003/entry-12765319830.html?frm=theme

▲以前のブログで良さそうなプライヤーについて書いたんですが、

▲そのときにゲットしたカハラのステンプライヤー。2500円前後とリーズナブルな割にしっかりした作りでグリップ力も抜群。

▲約半年間使い倒してみましたが、かなり使いやすくて好印象。

  • 細いハリスを掴みやすい。
  • カッター部分は普通に切れるが、位置的に使い勝手今一。
  • 堅牢

という使用感。

 

だがしかし、管理がずさんな自分の使い方(実釣後にさっと真水で流したり流さなかったり・・・)だと、

▲サビが出てきます。

▲まあ使用にはまったく問題無いんですけどね。

 

使用後にしっかり水洗いすれば錆びないと思います。

 

これはこれでOKなんだけど、プライヤーマニアなので前々から気になっていたものを買ってみることに。

▲シマノ パワープライヤー。ルアーマン用みたいだけど、糸が掴みやすくラインカッターが秀逸と聞いて使ってみたくなった。   

 

軽い気持ちで買ってきたけど4000円弱・・・高い。

▲左=シマノ、右=カハラ。ほぼ同サイズ、重量感も同じような感じ。3Lサイズの自分の手にはぴったり。

▲フッ素加工されていて錆びにくいらしい。開閉してみると、シマノ製ハサミと同じ抵抗感・・・。

https://fish.shimano.com/ja-JP/product/gears/accessory_tool/tools/a155f00000c53fiqar.html

▲シマノ バンノウハサミを使ったことがあるでしょうか。2500円前後とバカ高いハサミなんですが、レギュラーサイズからミニサイズまで、同じように締めるときに独特の抵抗感があるんです。良く切れるんだけどはっきりって開閉が重い・・・。

 

でもまあ、プライヤーはぐっと握り込む構造なので、この握りの重さ?硬さは特に気にならないかな。

▲糸を挟んで引っ張ると、しっかりホールドして逃しません。でも、先端のL字部分が巨大すぎて邪魔・・・。

▲ハサミと同じように又の真ん中にラインカッターがあるので切りやすく、しかも切れ味最高。

 

ギザ刃が深く、PEでもフロロでもスパスパ。このカッター部分の精度を保つために、開閉が硬くなるんでしょうね。

 

早速コマセマダイの仕掛け作りに使ってみますが、

▲先端のスプリットリングオープナーが大きすぎて、小さなマダイ針や細いラインを掴む際、とっても邪魔。あんなに横に出っ張る必要あるのかね? 

 

これだと仕掛け作りの作業効率がかなり阻害される・・・やっちまったなあ(涙)。

 

大型スプリットリング対応のジギング用プライヤーって記載されていて、頭部がでかいのが一目瞭然…。

 

細い仕掛けなんて作りにくいに決まってるのに何やってんだオレ、スプリットリングなんて一切使わないのに(涙)。

 

ワンサイズ小さいADプライヤーの方にすれば良かったと思っても後の祭り。3000円出してADプライヤーに買い替えるとなると、この高価なプライヤーが無駄になっちまう・・・。

 

悩んだ末の結論は、

 

 

「ええいままよ、削り取っちまえ」。

 

ディスクグラインダーを取り出して、巨大なL部分を削るという暴挙に(笑)。

▲10分ほどかけてギュイーンとグライドして先端部分を加工。

 

▲巨大なオープナー部分がこんなに小さくなっちゃった(笑)。スプリットリングは使わないのでリング開閉の使い勝手は気にしない。

 

ちなみに、

▲加工前。

 

▲加工後。針結びの時に針のフトコロを掴んで締め込むときや魚の口から針を外すときに、針が引っかかるぐらいのL字になるように研磨。

 

  早速仕掛け作りに使ってみると、

▲おお~、針や糸を掴みやすくなったぜ~。

 

※ただし削れば当然フッ素加工がはがれるので、錆びやすくなるのは間違いないです。覚悟の上で加工する必要あり(笑)。

 

  コマセマダイ用プライヤーに変身成功。

 

パワープライヤーは、はっきり言ってコマセマダイ等の仕掛け作りには不向きです。なので、少しコンパクトなADプライヤーの方が使いやすそう。

 

ただしAD~は全体に細くなるので、糸を掴むグリップ力が低下したり、ハリスを引っ張ったときに切れやすくなる可能性も・・・。

 

先端部分さえ加工すれば、パワープライヤーは糸のホールド力とラインカット性能は100点満点。開閉時の独特の抵抗感・重さ・硬さがちょっと気になるけど、使ってれば慣れるかな。

 

ということで、

▲早速仕掛け作りスタート。

 

▲プライヤーの先端が小さくなっただけで、使用感が別物。実に使いやすく、サクサクと10セット以上の仕掛けが完成。

 

次は超大鯛が釣れるような気がしてきた(笑)。

 

<まとめ>

  • パワープライヤーは仕掛け作りには不向き(ADプライヤーの方が使いやすそう)。
  • パワープライヤーはグリップ力、カット力など、基本性能が秀逸。堅牢で作りの精度も抜群。
  • スプリットリングオープナー部分を小さくすれば仕掛け作り用プライヤーとして抜群の操作感。

 

※以上は極私感的感想です。

※完成品を加工するという暴挙?冒涜(笑)は推奨しません。使用目的にマッチしたモノをチョイスしてくださいませ。

 

バイバイな。