2023年 1月22日 天気>曇り 風>北6m寒い 気温>3→6℃ 水温>・・・℃ 漁場>鹿島北沖 水深>30m前後 潮流>南東

 季節外れ?泣きの一回釣行デス!!

 

マダコ釣りは年末の釣行で終了し、来年6月の解禁まで封印したんです。ところが年末の釣行予定をはやりのアレで断念したサカ氏から「どうしても」のリクエスト。

 

「渋くてムズいよ」と念を押してから覚悟の一発狙い、泣きの一回マダコ釣りに行ってきました。

▲東京湾は禁漁中なので鹿島へ。湾岸エリアからは100㎞ちょっと・1時間15分ぐらいで渋滞もなく楽勝でした。

4時半集合(受け付け開始)ということで、3時過ぎに鹿島港に到着して座席札の前へ。タコ船は左前が空いてたので二人並びでゲット。

 

まだ真っ暗な5時半に出船。

 

5時半に出船して1時間走り、6時30分にスタートフィッシングで11時に終了。実釣時間は4時間程度しかなく乗船料は12100円・・・。交通費等を計算に入れると相当釣れないと困りますね。

 

ちなみに、東京湾での釣りはショート船で6時間8000円前後、フルで7時間1万円前後

▲海上では結構な距離を移動するので燃料費がかかるというのはわかるけど・・・。

 

鹿島の釣りは実釣時間と乗船料を考えると、最盛期にいっぱい釣らないと割が合わないかな・・・。

 

▲本日は日曜日で片舷10人前後と満船。

▲たいした風もないのに大きなウネリで前席はかなりやりにくい。気温3℃前後と、東京湾より3~5℃近く低いのでしっかりした防寒必須ですね。

▲サカちゃん、白い顔して船酔い寸前? でもラストマダコに気合い入ってます。

▲エギは3.5号前後の、東京沖で使っているものと同じものでOK(4.0でももちろんOK)。オモリは60号で東京湾の倍、漁場も30m前後と深いのが鹿島沖の特徴。

▲竿先が折れたメタリアエギタコをリペアしたものを持ち込みました。メタルトップ部分が半分の長さになって、使い勝手が心配だったけど全く問題なしでした。逆に硬くなって調子よいぐらい(笑)。

 

タコ釣りは、それほど繊細な釣りじゃないので細かい調子などは気にしなくても大丈夫かな。

  • 竿の自重が120g前後と軽いものがベスト。
  • 思いきり合わせて根掛かりだったとしても折れない強度。
  • 30~60号のオモリをトントンと小突いてエギを踊らせることのできる硬度。

以上を満たしていれば大丈夫。

 

  余談・・・竿とラインについて。

▲アルファタックルのショートアームGSのHを購入。ヤギタさんで1万円ちょっとと激安。

 

基本はビシアジ用(ビシアジにはMがおすすめだそうです)だけど、Hなら鹿島の60~80号オモリ使用時でもエギを動かしやすく、どんな大ダコでもバリバリッと根をはがせそうだと持ち込んでみました。

▲80号オモリでこんな感じ。早潮時の80号使用はメタリアだとちょっとかわいそうなのでこっちの竿の方が良さそう。

▲軽い根掛かり時に強く合わせて曲げてみるとこんな感じで強度は充分。マグロでも大丈夫そうだけど、重いので一日手持ちで小突くのは疲れるかな。感度もエギタコ専用竿には遠く及びませんでした。

 

※エギタコには、エギタコ専用の竿がベスト!!

当たり前だね(笑)。

 

 

 エギタコ釣りのライン・・・PE3号が妥当。

 

今日は潮がゆるそうなので60号オモリにPE2号、リーダー10号でやってみました。PE2号は潮立ちが良く、底を取りやすいんだけど、根掛かり時は高切れの危険大。

 

 ※根掛かり時、PE2号+フロロ10号は全部高切れ・・・。リーダーは8号(もしくは6号)の方が良いかも。

 

PE2号は強く引くとすぐに切れちゃうので、結局南極、この釣りには3号の方が良さそう。

PE3号ならリーダー10号でリーダー先端部分が切れてくれました。

 

  実釣。

▲ウネリがでかい。先端席はエギを底にキープするのが難しいぐらい船が上下します。昨日の時化の影響が残っているそうで、底荒れも気になります。

 

しばらくすると船中ポツポツヒット。

 

真ん中からトモ寄りで当たりが出だし、ポツポツヒット。竿をこれでもかと曲げ、上がって来るのは2㎏から上のビッグサイズ。

 

完全なる“渡りダコ”で、3㎏アップポツポツ、最大4.4㎏が釣れたそうです。

 

 

でもこちらはシーン・・・。

 

船は風に立てて流すので、横流しのように仕掛けが激しく横に出されることもなく釣りやすいかな。

 

幸栄丸2号船の船長は、スタート前に釣り方のコツを懇切丁寧にマイクで解説してくれ、釣り中も海の状況やちょっとした注意点などを伝えてくれます。場所の見切りも早く、小気味よい操船で釣り人を飽きさせない凄腕船長さんでした。

 

※幸栄丸さんは20トンの超大型船に多くの客を乗せるけど、上乗りさんがタモ入れやらオマツリほどきに走り回ってくれるのでストレス無く釣りができます(乗せるだけのせてオマツリ放置だと嫌になる)。

 

 

しばらくして大きく移動、渡りダコがポツポツ。

 

最初の場所で今一と判断した船長さん、「別漁場で釣れてるみたいなので移動してみますよ」とマイク。

▲待機中にエギやお呼び出し類を一新。あまり派手にするとエギの動きが悪くなって逆効果というのはわかってるんだけど、ついつい目立たせて釣ってやろうとエギを4つも付け、欲にまみれてドツボにハマる(笑)。

 

この場所でも船中ポツポツ。次々にボーズが消えていくけど我々には音沙汰なし。残り2時間を切って「今日は釣果無しかも」と二人でガクブル。

 

  最後に港寄りの場所に移動。

 

北側でアタリが遠くなると、最後に30分ほど掛けて南下。カシマスタジアムを正面に見る場所で最終決戦。

 

これまで黄色~白のアピール重視セットで不発だったので、緑~赤っぽいカラーに変更してコツコツ。すると違和感。これまで何度も根掛かりと間違ってきたけどとりあえず、

 

送って→→小突いて→→エイヤーッ→→乗った!

▲1㎏弱の可愛いサイズだけどとりあえずボーズ脱出。

 

すかさず再投入してコツコツ。

グニュー・・・。オリャー!

▲サイズアップ。若き上乗り君が船上を走り回ってタモ入れしてくれます。

▲でっかい渡りダコではないけど、顔を見れてほっと一安心。

 

同じパターンで。

▲これも1㎏アップの食べ頃サイズ。渡らないタコばかりだけど、アタリがあるのは良いことだなあ。

 

  そんなこんなで終了1時間前までボーズからの4連発で、

▲乗船料半額券ゲット! 天国と地獄が隣り合わせ。

 

でもなあ・・・。

▲網の中身はゆるゆる・・・。でっかい渡りダコを1発当てたかったなあ・・・。

 

ということでタコは6月の解禁まで本当におさらば、アディオス!

 

あ、そういえば前回ブログでタチウオに行くと書いたけど、あまりのダメっぷりだったので華麗にスルー(笑)。次はアジ釣りにしようと両御大と誓い合ったのでした。

 

次回はマダイ釣りかな。

 

バイバイ