2022年 5月24日 天気>晴れ 風>北南2m→南7m 気温>18→25℃快適至極 水温>18.7℃ 漁場>剣崎沖 タナ>20m前後 潮流>南西→北西(常にトモが潮下) 潮色>濁り

 

二日前の日曜日、「PBだ」「ノーピクだ」という常連諸氏の阿鼻叫喚が川崎の自宅まで聞こえてきた(笑)。土曜に渋りだして日曜に激渋化したという剣崎沖マダイ、恐ろしや・・・。

 

剣崎に向かう道中、「今日はやばそうだよ」とジイに言うと、「前回10枚釣ったからな、今日も余裕だ」と根拠レスな自信で満ちあふれてるわけですよ。これはあれだな、PBへのフラグに違いない、楽しみ~(笑)。

▲待合所ではいつも通りエミちゃんがさわやかにお出迎えしてくれます・・・あ、大船長もいたっけ(笑)。札を見て「けっこう混んでますね」というと、「あ、札を取りっぱなしでした。今日は片舷5人ぐらいですよ」とのこと。5人は余裕の配置なので釣れそうな予感・・・。

 

  一義丸は今日も3隻出しで各船長元気いっぱい。

 

いつものユッキー船に乗り込むと、有名人発見。「ブログに登場させてもらってもいいですか?」「もちろん、どうぞ」と快くOKしてくれたのは、

▲ダイワの鉄人、田淵プロ。TVでお見受けしたままの笑顔で場が和みます。各社のプロが集ってすご技を見せてくれるので勉強になります。気さくな方ばかりなので、あれこれ聞いてみるといいかもですよ。

▲場が和むといえばこの人。「TVで見てますよ~」となれなれしく挨拶してますけど、迷惑掛けるなよ~(笑)。

 

ということで自席に戻って準備・・・。

▲むむ、昨日作った仕掛けがない!!古いがらくた仕掛けとカラの糸巻きばかり、なんじゃこりゃ。忘れ物要注意(笑)。前回アタリ良好だった仕掛けと同じパターンのものをいくつか大急ぎで作成します。

 

※仕掛けは船上で結ぶというベテラン常連氏もいますが、徹底的にやるなら各種類4セットぐらいは作っておかないと、もたつきませんかね。仕掛け交換は“ピット作業”、最短時間でクリアしないとレースには勝てん!!

 

出船、剣崎沖へ。 

▲今日は未明からほぼ無風状態で、海は油を流したようにベタベタ。こんなに凪いだ海、いつ以来だろう。暑くも寒くもなく、最高のコンディションで気分が上がる~。

▲定刻になったら、ヨシンデ海域へスタートダッシュ。荷物が飛ばないように、立ち歩かないようにご注意を。

▲仕掛けを投入すると潮がかなり濁ってて、とろーっとトモ方向へ糸が入っていきます。釣れそうじゃない? ただ、無風状態だと船尾を潮下に向ける“潮流し”になって、前は潮上不利席が確定しちゃうんですよねえ。

 

今日は一日中トモが潮下でしたが、ユッキー船長の超絶操船のおかげで前でも当てることができました、ありがたし!!

前も当たると言うことは前より潮下の真ん中でも当たる!!

 

しばらくするとトモ方向でヒット。真ん中でも前寄りでもヒットが連発、激渋予想が良い方に裏切られて最高。

 

激反応が入ってくると、

▲オレにもキター!! 引きがダイレクトで、グングンという三段引きが快感。

▲1キロアップゲット。

 

その後はしばし、船中乱発タイムに突入。

▲べた凪の海で、置き竿が海中に突っ込み慌てて竿を持つ・・・至福の瞬間。

▲引きが強いナイスサイズばかり連発。

 

最初の仕掛けでポツポツ喰ったけど、活性が高そうなのでハリスを短くしたら喰わない。

→理屈通りには行かないもんだと納得して元の長さに。

 

トモへの潮が速くなってトモ寄りしか当たらなくなってきたので、重くして長めの待ちで連発モード突入。

→極端かなと思うような仕掛けでも、はまると当たり連発・・・・・・ちょっとした発見でした。

▲竿を触りたい気持ちをぐっとこらえて静観。

 

手持ちで“がんばって”誘うのと、置き竿で“がんばって”じっと待ち続けるという、2種類のがんばり方がありますね。乗っ込み期はその二つが等価値で、どっちが良いかはその日次第かな。どちらかというといじらない方が・・・。

 

その後も好調にヒットし、

▲9時半まででなんと9枚!! 先日の阿鼻叫喚から中一日で、だれがこんな釣果を予想したでしょう。絶好調すぎて自分が怖いぜ(笑)。

 

 

9時頃から船中ヒットがぐっと減ってモーニングサービス終了のお知らせ。

 

”潮上でも連発”のパターンは(モザイク入り)・・・、

・長め・重め・派手め。

・竿上下の誘いには反応しにくい。大きく誘うか放置。

・エサトリは常に多いので、適度な手返し。

・反応が入って来たときにツケエサが付いているようにするタイミング重視。

 

9時以降は潮がたるんでまったり。でも時々反応が入って来て、ポツーンと誰かしらに当たります。

 

終盤、西から北西に潮が変わってくると、再び激反応が船に付く時間が長くなってきました。

▲このサイズでもタナが20mちょっとぐらいだと引きがダイレクトで面白い。

▲綺麗なメス。

▲これも美鯛。

▲こんなにいっぱい釣れちゃった、どうなってんだ? 普通、今日みたいな潮だとトモの3分の1ぐらいしか釣れないのに不思議。

 

大物一発狙いのつもりだったけど、1~2キロが連発すると引きに魅惑され、それどころじゃなくなった・・・マダイマニアのサガ(笑)。

 

どれもこれもググッと重い引きで重量感満点ですが、お腹がスッキリした激烈な引きではなかったなあ・・・。

▲F君が釣った今日のマダイ写真。白子がパンパン、真子もまだ産卵前っぽい。

 

これは前回までの産卵後マダイとは別物、新群れが入ってきたんじゃないの?

反応の濃さが凄かったので、もしかした「乗っ込み第二章のスタート、最終章はまだですよ」って感じかな(笑)。

そうだとしたら、まだまだ楽しめちゃいますねえ。 

▲自信満々だったジイは、しっかり7枚ゲット。でっかいのを3枚もポロっちゃったんだってさ。ダメ~!

▲ブチプロもさすがの釣果。こちらもポロリが多かったそうです。

▲タッチー船のO君、いつも絶好調な釣果で凄いぜ。彼は7回もバラしたと嘆いてたけど、優しさでできてる? 

 

っていうか、鯛ってそんなにバレるんだっけ? 

 

自分、12打数12ゲットでしたよ。ここ最近は、ポロリは記憶にない・・・。

※合わせた直後にはずれるのはショートバイトなのでカウントに入れてませんけどね。ショートバイトだと何のアタリかもわからんから。。

 

ポロリの原因は、

超ロングハリスだから唇に貫通させられてない?

チビ鯛の唇切れ?

 

軟調グラスロッドだと、アワセを効かすのに強すぎるぐらいの竿をあおる必要があるかも・・・。

逆に硬調短竿は、アワセのタイミングを一息遅らせる方が良い場合も・・・。

 

これだけバラシが多発すると聞くと、

ヒットさせるのと同じぐらいバレない方法を見つけるのが重要

だと思えてきた。どうすればバレないか研究してみてください。

答えがわかったら教えてくださいね。

 

▲ヒットシーンがたくさん撮れました。GoPro、ネックストラップでの撮影は上手くいったので、次回は10のバッテリー問題と熱問題をなんとかしたいところです。

 

ということでまた次回。

▲今日もクメ宅で冷やし中華ご馳走になって帰ってきた、旨し!!

 

バイバイ