2021年 10月21日 天気>晴れ 風>北風5m 気温>14~17℃ 水温>22.5℃前後 漁場>小田原沖 タナ>30~50m 潮流>・・・ 潮色>澄み

 

今日は3人でマグロ狙い。

「全然釣れないチームO、今日は総力戦・チーム戦で挑むよ。とにかくコマセを撒いて寄せて掛けよう」「よし、じゃあ誰が釣っても分け前ありだなグビッ」とジイ。「マグロ2チャレンジ目で初ゲットできるとイイナア」とサカちゃん。

 

悲喜交々の思いを乗せて小田原沖へと船はひた走ります。

▲前日予報では、城ヶ島沖最大風速15mの時化予報。

 

しかし同時間の小田原漁場では、

▲半分程度の風速なので北風なら大丈夫です。

 

漁場は凪でミヨシ席でも船酔いしなさそうなので、ミヨシでサカちゃんにがんばってもらいます。その隣からオレ・ジイの並び。マグロの場合、四隅席より2~3番目席の方が当たりやすいという噂も・・・。

▲1時間強、しっかりと惰眠を貪り場所到着。ちょっとぽちゃぽちゃするけど良い凪ぎです。

 

しばらく探索してすぐ投入合図。

コマセ1ビシ2ビシで、いきなり反応ムクムク~。「朝から当たっちゃうんじゃないの~」っと、今日は上乗りモードで竿を出さないヒューガ。

 

すると開始5分後、ビシャーッと聞き慣れた音・・・。

なんと、隣の竿が曲がって糸が出てます。

▲「なんだなんだ」といきなりドラグを締めようとするので「ダメ~、ノータッチ!!」(笑)。

▲「早くやれ、なんとかしろ」というのを無視して横から糸の出を見てるとスローダウン。「止まってきただろ。出番だぞ」とこっちをにらみつけてきます(笑)。

 

先日のやり取りのダメージで前腕が筋肉痛なので全部置き竿でと思ったけど、とりあえずリングを入れるまでがんばってみることに。

▲「よしよし、200mで止まったな。無理するなよ。お、巻け巻け~」と、隣で監督がグビリながら指示を出してくるけど一切無視(笑)。かなりゆるそうなドラグをぐりぐり締めていくと完全に止まってクンクン、レギュラーサイズっぽい手応え。

▲チーム戦ということでサカちゃんにバトンタッチしてマグロの引きを味わってもらいます。止まるまでの激走と停止直後のパワーファイトは自分で掛けて体験してね。

▲ヒット後8分、オカリング小を投入。

 

さらに2分後、ガクッとリングがはまる感触で抵抗が激減し、リール全速巻き上げであっという間にランディング。「道糸を手で手繰るよりリールの巻き上げの方が早いよ」とユッキー船長が笑ってます。

▲「リングが完全にはまるとビシ3つ分ぐらいの重さだけになっちゃうのが20㎏台後半までのマグロの特徴だよ」とのこと。なるほど~。

 

ゴープロでやり取り時間を確認すると14分、先日のオダモンに比べると別物の引き。このお手頃サイズが数当たると楽しいんですけどねえ。

▲朝の1投でお二人さんのおかずゲットに成功してほっとした~。

 

後は余裕の気持ちで一日コマセ激撒きしましたが、ダメ。

 

一日中激反応に取り囲まれている状況でしたが、ユッキー船は1ヒットのみでした。

一方、タッチー船は5回もヒットがあり、30㎏超級2本ゲットに成功したそうです。

 

今日はK氏やM氏が出動してるそうだけど、釣れたかな~。

 

ということで誰かが釣った魚をもらう気満々だったジイが、まさかの

▲28㎏マグロゲット。2年ぶりの釣果に喜んでました。

▲大盤振る舞いで分けてくれたマグロを持ち帰ってきて娘ちゃんとポーズ。マグロ大好き一家なので今日の釣果は大好評でした。

▲ほぼ半身ゲッツ!「クメさんに大感謝だよ。酒をいっぱい進呈しなきゃ」「高い酒は口に合わないってさ。大五郎で十分だよ」(笑)。

 

熟成させた方が旨いというのはわかってるけど、「今すぐ食べたい~」というママたちの希望で早速料理。

▲腹付近をサク取り。こんなに新鮮な身は釣り人しか食えない、何しろ数時間前まで泳いでたんですからね。

▲腹骨部分はピンクの大トロ。実に旨い。

▲舟盛りを家族三人でぺろっ。おかわり切りました(笑)。新鮮な身は身質や味わいが“ライト”なので、いくらでも食えそう。

▲わさび醤油はもちろん、スダチを垂らすと上品さがアップ。

▲脳天の脂多めの身と赤身のハーフ&ハーフに、タマネギ・大葉・長ネギなどを加え、味噌・醤油・マヨネーズと一緒にざっくり叩いた”マグロのたたき?なめろう?”マイウー。

▲カマの塩焼き。

▲レア気味のマグカツも絶品。

 

胃袋が旨くて驚いた!!

これまでマグロの胃袋なんて代物はキモくて食ったことがなかった。

▲なにしろこんな見てくれですから(笑)。

 

これをしっかり煮て食うと旨いというので煮てみます。

▲8分ぐらい強火で煮たものを水で冷やしてスライス。

▲ネギを散らしてポン酢醤油で食べたら歯ごたえサイコー。ミミガーとか砂肝とか牛タンなどの歯ごたえ系好きな自分にはたまらん食感。モツ煮込み風にしても旨そうです。

 

このコリコリした歯ごたえは炒め物にしても絶対旨いはずなので、

▲アスパラ・キノコと一緒に中華風炒めにしたら、ご飯がすすむ君。「この肉おいしい~」とチビちゃんも絶賛。

 

さらに大量に出たアラをしっかりと湯通しし、冷水から沸かし直して味噌汁に。コレは間違いない旨さでした。

 

▲あっという間に完食。両親は酒が進みまくり、チビちゃんも「おいしい」と喜んで食べてくれてよかったよかった。

 

マグロは偉大なり!

海の恵みに大感謝!!

 

でもオレは、

▲帰路途中、三茶駅前で買ったコレが一番旨かったりして・・・。

 

ということで来週もマグロまだやります。

またよろしく~。

 

バイバイ