2014/12/29 気温>3→8℃ 風>北強風 潮流>南西檄流→北 漁場>ウワバタ40→ブロック55m 座席>左前

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2日前に、今年一番の強烈な時化に遭遇し、ほぼ撃沈。
▲風速20mで、檄揺れの船上風景動画。あのひどさが、画では伝わらないのが残念。
 
あれじゃあ終われないということで、一義丸に再び出動してきました、アホダネ。
 
今日も撃沈だったらノーカンにしちゃおうかな、納竿だけに…寒い?
 
でも今日は雨予報が出ています。真冬の雨は寒さが骨身に染みる厳しさなんだけど、そんな陽気の方が真鯛が釣れるだろうし、空いてるだろうし、小雨予報だからすぐやむだろうし、北風も弱そうだし…と、「だろうし」の連発攻撃で、無理矢理ポジティブシンキングに持って行く作戦。これ大切でしょ?
 
納竿のやり直しを考えた人は自分だけじゃなかった…。
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▲先日同船したギシプロ・御大(オレンジの背中)・シュー君・カーノさんに、イカリプロも参戦。
 
ここには写ってないけど、キノッピさんも超久々に登場。鬼嫁あっちゃん(うそうそ、冗談だよ笑)から、旨い魚ゲットを厳命されてきたそうです。
 
朝から小雨が降ってたからか片舷67人ぐらいで、混雑はそれほどでもなく一安心。年末にこれぐらいなら御の字、ご機嫌で出船です。
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▲いつものウワバタ48mでスタート。我々は左舷にずらっと並びます。 前から自分・御大・シュー君・カーノさん・キノさん・ギシさん。
 
カーノさんに、またしても四隅を譲ってもらっちゃった。釣果の半分はカーノさんのおかげみたいなところが、あると思います。
 

好反応が出ていて、

トモ寄りを中心に、小鯛がポツポツとヒット。その後イナダの食いが激しくなります。イナダすら食い渋った一昨日とは、海の活性が全く違うようなので、期待できそう。
 
自分も早々に真鯛をゲットして、「納竿ボーズでノーカン」は回避できて良かった。
 
でも…。次第に風雨が強くなってきて、氷のように冷たい雨がフードにバチバチ当たってきます。波も高くなってきて、ミヨシ席はどったんばったん…またまた修行モードもしくはイジメモード? 最後の最後でこんな苦行に連続で遭遇するとは夢想だにしなかった(涙)。
 
さらに、8時ごろになると…。
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▲「じぇじぇじぇ!!!」。
 
黄金伝説を見て能年ちゃんのファンになったぜ…あの天然ぶりが最高にオモロイ。ちなみに上の顔は、
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▲サルバドール・ダリというスペインの画家の真似だそうです、クリソツですね。ダリだそれは?なんて言っちゃダメですよ(寒いの?冬だからね)。
 
▲水面が白いモヤで覆われます。「気嵐(けあらし)」と呼ばれる現象で、自分は数年ぶりに遭遇しました。
 ※「気嵐」とは、冷え込んだ大気と海水温の差が著しくなったときに、海面から発生した水蒸気が冷やされることで発生する「蒸気霧」のことだそうです。
 
凍える雨・激しく揺れる荒波に加えて、不気味に漂う白いモヤ…地獄の入り口みたいな風景です。回りに船がいるからいいけど、1隻だけだったらかなり不気味で、いつ幽霊船が出てきてもおかしくないような雰囲気です。
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▲「まさか、2回連続でこんな目に合うとは思いませんでしたよ」「ほんと、ひどい天気ですね」と、潮回りごとにキャビンに避難して、みんなで苦笑い…。
 
でも、こんな日に出動してくるだけあって、船中の誰もリタイアしません。それどころか、イナダが頻繁にヒットするので結構盛り上がっているみたいです。

海況的には、

7時から10時過ぎまで南西に流れる潮が檄流で、あっという間に漁場を通過します。ミヨシ席は潮上不利席で、左前に並んだ御大と自分はかなり苦戦しつつも、必死の手返しで4枚ずつゲット。
 
一方のトモ有利席のギシさんは、余裕の7枚ゲットと気を吐いています。「余裕のツ抜けモードかな」と笑っていました、この時点ではね(笑)。
 
ところが、その後潮が止まり、上げ潮が効き始めたタイミングで、左前の自分に連続ヒット。
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▲一匹たりともタモが必要なサイズはいませんけど、5連続ゲットで8枚釣っていたギシプロをごぼう抜き。超久々のターボチャージャー点火で、実に気分がよろしいです(笑)。
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▲その後もポツポツと追加して、タルがこんな感じに。

12時過ぎころ、魚礁回りのポイントへ移動。

大物っぽい反応が出てるので、集中力アップで誘ったけどヒットしないので置き竿に。すると、コツンと竿が入りチビ鯛ゲット。
 
手持ちで一生懸命誘ってもヒットせず、逆に鯛を遠ざける場合が、あると思います。置き竿と手持ち、二つのスタイルをうまく融合させるといいかもね。
 
さらに数投後、バキューンと竿が入って止めどなく糸が出て、止まるとクンクン…定番のワラサ君登場。やり取り中に、「上げてください」と謙ちゃん船長。皆さんを待たせちゃ悪いと急いだらハリス切れ…別に悔しくもないけどね。

ちなみに今日は、かなりハリス切れしました。

3.5号ハリスを中心に3号と4号を使い分けましたが、3~4号のどれも食いに差がなかったような気がします。
 
なぜか、イナダヒット後のハリス切れが多発しました。キノさんやギシさんも何者かに切られたみたい。サメとかワラサが犯人かな? もしかして大鯛?
 
まあ、イナダとやり取りする時間がもったいないので、あえて切っちゃう的なところもありましたけどね。
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ということで最終的には13枚ゲット。10時過ぎくらいから好調モードに突入し、9枚ゲットできたので気分良く竿を納めることができました。たまには釣れないと…ね。
 
ということで、納竿釣行は納得の釣果となって良かったです!!
 
お仲間たちは、ギシさんが8枚、その他の方々は4枚前後釣れたようです。
 
キノさんは、あっちゃんからの「石鯛釣ってこい」というリクエストをクリアできたので、まずまず納得?
 
まあ、ボーズなしだったから良しとしようじゃないですか。人ごとだね(笑)。

納竿…。

今年も謙ちゃん・幸ちゃんの、一義丸両船長にいっぱい釣らせていただき、感謝感激です。ありがとうございました。
 
同船した人たちも、嫌な顔一つせずに写真を撮らせてくれたり、優しくしてくれてありがとう(笑)。
 
登場人物が多い方が楽しいので、来年もどしどし登場してくださいね(笑)。
 
船上で自分を見つけたら、気軽にお声がけください。照れ笑いぐらいはしますので(笑)。
 
ということで、総集編につづく…予定です。
 
バイバイ