息子が帰ってきているので、朝食は、ホットサンド。

いつもより、手をかけておりますグラサン

 

私の実験魂に火がついて、このたび2種類のホットサンドメーカーで作ってみました♪

 

ひとつは、岩鋳の 手作りおやき角

 

(画像はお借りしました。)

 

 

 

もうひとつは、ホットサンドの老舗メーカー。バウルー!

これは、私が30年以上まえに買ったものです。

今のバウルーは中がテフロン加工になっていると思います。

 

今日の材料は、

3~4人分(3人だと一人4切れ、4人だと一人3切れ)

食パン 今日は8枚切りを6枚

キャベツ 1/4個

ハム 1パック(5枚前後。 細切りにしないなら6枚くらい?)

スライスチーズ 3枚

卵 1個~2個(お好みで。)

塩、胡椒、適量

サラダ油またはバター 適量

バター 多め。大匙6くらい?

 

 

ホットサンドの具は、火を通す必要がないものか、そうでなけば、もともと火を通しておくのがおすすめ。

パンがいい色になったころ、サンドイッチを取り出してしまいますので。

チーズは、パンがいい色になったころには、ちゃんと溶けてますのでご安心をOK

 

今日は、ハムは、千切りにしてみました。でも1枚のまま、1~2枚入れてもおいしいです。

キャベツも5ミリ前後の千切り。洗ったらざるにあげておきます。

フライパンに油、またはバターを入れて、(ハムと)キャベツを炒めて、塩、コショウ。私はハムはキャベツと炒めるより単体のほうがよいと思いました💦

水分を吸わせるために、溶き卵をかけて、混ぜながら炒めて、フライパンの底の水分を吸わせます♪

 

そうしたら、3等分します。
ハムは切らないで食べるほうが味がわかるかも💦
次回は、千切りにしないで、2枚くらいをパンに広げてみようかな💦

 

パンは耳ごと使うのです。

耳が圧縮されて、カリッとなって、とってもおいしくなるんです。

2つの耳をあわせて食べるため、私は耳がやわらかい食パンを使うことが多いです。

たとえば、山崎パンのこちらとか。下矢印

でも、ふつうの耳でも、美味しいので、お好みのものをどうぞ照れ

 

バターは、室温でやわらかくしておくか、レンジの解凍モードでやわらかくします。

パンに塗るバターは、普通のサンドイッチとは逆で、外側になるほうにバターを塗ります。

 

まずは、南部鉄器で作ってみましょう。

このときは、まだコンロの火はつけていません。

やけどしない作り方をチョイスしてくださいませOK

バター側を南部鉄器にむけます。

たっぷりと具材をのせます。

 

スライスチーズを1枚~♪

 

バターを外側にして、パンでサンド!

 

ホットサンドメーカーのふたを閉めてロック!

セットしてから、コンロの火をつけます。

最初10秒くらい強めの火であたたかくしたら、弱火で2分。裏返して2分。

 

そっとあけてみて、焼き色をチェック!お!いいねOK

 

両側が いい色になるまで。 

焼きたりていないときは、再びロックして、焼き足します。

写真くらいの色になったら、あたたまっているので、大丈夫ですOK

やりすぎて、焦がさないように注意です泣き笑い

こげちゃったら、ナイフでこげをこすり落としてあげてください。

南部鉄器のよいところは、じっくり、安定的に火が通るところ。

 

まな板にサンドをずらし入れて、包丁で凹みにそって半分に切って、それを、斜めに切り分けました。

耳のあたりが圧縮されていておいしいのなんの!

 
バウルーでも作ってみましょう
具をのせたら、チーズ(と、ハム)をのせます。
 
あんがいといい色です。
こちらも、最初10秒くらい強めの火であたたかくしたら、弱火で2分。裏返して2分。
中心にへこみが深く入るのがバウルーの特徴。

 

ちなみに、さきほどは、南部鉄器の上でサンドの具をのせましたが、まな板の上で具をのせて、用意しておいてもよいのです。

 

さて、南部鉄と、バウルーの比較です。

左が南部鉄。

右がバウルー。

 

中心のへこみ具合がだいぶちがいますね。

 

南部鉄のへこみ具合。下矢印

 

バウルーのへこみ具合。(あ、テフロン加工でない昔のバウルーですけど💦)

 

カットしてみました。

 

左が南部鉄、右がバウルー。

 

南部鉄は、圧迫が少ないせいか、食べるとパンがふわっとしている印象。

鉄板で焼いているのでパリッと それでいて ふわっと 焼けています!!乙女のトキメキ

南部鉄の蓄熱性が、いいかんじにホットサンドに影響するんですラブ

 

バウルーは、圧迫のおかげで、みみのあたりが、南部せんべいのようになっていておいしい。パンとバウルーが全面的に密着するので、全面的に焼き色がつきます。

ただ、雑に型からとりだすと、この耳がバウルーに残ってしまうことも💦

この耳がおいしいので、うまくとりだしましょう。

 

バウルーはパンぎりぎりの大きさで焼くんです。

 

 

南部鉄は、余裕があります。

 

そのため、あまり圧迫されません。

 

もともと、ホットサンドは、圧迫されているサンドイッチなのが特徴的なので、バウルーが元祖ともいえますが・・・。

南部鉄の、圧迫されすぎていない、されど圧迫感もあるできあがりも、すばらしい。

 

息子に「どちらが好き?」と、聞いてみたら、「どちらでなくちゃというほどの差は、僕にはわからない。」とのこと。

どちらでも、美味しいそうです。

 

私も、どちらも好きです。

 

しいていえば、南部鉄は、中心がへこんでいないので具をそのあたりに気にせず置いても問題なく蓋が閉まるのが楽ちん。そのかわり、包丁で切るときに、脇もひらきがちなできあがりとなってしまう。

 

でも、バウルーがひらかないかというと、具をよくばると、脇も開かないわけではない。バウルーの脇を開かせたくないなら、中心の具はひかえめにしたほうが美しく仕上がります。

 

これは、中央の断面の部分。下矢印

奥が南部鉄、手前がバウルー。

どちらも、私が具を中央にもたっぷり入れていたため、具が見えてみます💦

ただ、バウルーのほうが、比較すると、閉じていますね。

 

洗いやすさは、微妙に、南部鉄の勝ち。

鋳物ですから、とりだしやすいよう、かたちがなめらかなわけです。

なので、スポンジなどが入りやすい。

でも、最近のバウルーはテフロン加工になっているらしいから、もしかしたら、実は同点か、それ以上なのかも?

 

ホットサンドをカットするときに脇がしまっているのは、バウルーの勝ち。

圧迫して、脇をくっつける力が強いです。

喫茶店を経営するなら、こちらのほうが見栄えはいいのかも?

 

味は、南部鉄はパンがふわっとカリッとして、すばらしい。

でも、バウルーの南部せんべいのような耳もすばらしい。パンはややつぶされて薄くなります。

 

どちらを買っても後悔しない、おいしさです。

 

この対決、勝敗は、個人の好みによるので、どちらも買って、食べ比べないと、わかりませんね口笛