さて、日本橋を散歩した私たち。
にんべんの鰹節屋さんへ行きました。
お友達は、アメリカ在住なので、鰹節削り器を持っていて、鰹節を家で削っているとのこと。
「えーー!
家で削るの、むずかしくありませんか?
私も、鰹節削り器をもっているのだけど、鰹節が粉々になってしまって、ふしにならないんです~」と私が話していたところ・・・。
にんべんの店員さんがいらしたので、私は「これって、私の鰹節がわるかったんですかね?」と質問しましたところ・・・。
かつおぶしの品質や状態によることもあるけれども・・・。
鰹節削り器の刃が出すぎていると、粉々になることも多いとのこと。
「え?刃が出すぎている?ひっこめるといっても、刃が怖くて触れないし、どうやってひっこめてよいのかもわからないわあ。」と私が言うと、
鰹節の刃が真中より上にきて刃が下をむいているような状況で、けずる部分をお持ちになり・・・。
木製のとんかちを用意されたのです。
私のように、かつおぶしをけずると、粉状にボロボロになる場合は・・・。
刃がですぎているので、ひっこめたい場合は、刃のついている木の上の側面を、木のとんかちでたたくと、刃がひっこみます。
反対に、刃がひっこみすぎていて、まったくかつおぶしが削れないときは、刃をすこし出すために、木の下の側面を、木のとんかちでたたくと、刃がでるんです。
とのこと。(まちがって理解して、お伝えしていたら、ごめんちゃい。)
私の説明ではわかりにくい💦と思いますので、動画を添付しますね。
とっても役に立つ情報!!
刃は、刃を感じるようではですぎていて、さわってほんの少しでているくらいがいいそうです。(ケガしないように気を付けてくださいませ
刃に手をあててはだめです!段差がわかればいいわけです。)
なんですって!!
我が家のかつおぶし削り器は、あの子がわるいんじゃなくて、私が、木のとんかちでたたけばよかったんだあ!
「でも、家に、ふつうの金属のとんかちがあるんです。
それでもいいですよね?」と質問したところ、
「木なので、木どうしのほうがキズがつきにくいです。」とのこと。
お店に木のとんかちが、ひきだしにたくさんありました!!(店頭では見本が1本あるだけ)
880円。どぼちよう・・・。(どうしよう・・・。)
なんとお友達がプレゼントしてくれました~
おそろい
ほかにも、削る向きや、削り方も影響するようですね。
詳しくは動画と、にんべんのさきほどの鰹節のプロがこっそり教える削り方をご覧になってみてくださいませ。
にんべんには、いろいろな鰹節が、いろいろなお値段で販売されていて・・・。
勉強になったのが、こちら。
カツオの背のほうの背節は、腹節に比べて、比較的脂肪分が少ないため、澄んだ上品なだしがひけます。
おなか側の腹節は、背節に比較し、脂肪分が多いため、コクのあるだしがひけます。
とのこと。
なるほど~!!
どちらの鰹節も魅力的だわ~!!
せっかくいい鰹節削り器を持っているので、私も鰹節を買って、削ってみたい気持ちになったのでした!