今日は、お友達とお祝いしたいことがあり、二人で日比谷の東京會舘へ。
お友達が「東京會舘とわたし」辻村深月さんの小説で、ずっと気になっていた味があるの。
私もずっと憧れていたもの。舌平目の洋酒蒸 ボンファム。
そのあとは、日比谷を歩きますよ!
2階のメインダイニングのプルニエに向かう。
本日はランチでも一番小さなコースにします。
でも、東京會舘といえば、なんといっても、創業当時から愛されてきた
舌平目の洋酒蒸 ボンファム。
いちばん小さなコースのお魚を、舌平目の洋酒蒸ボンファムに変えていただいて予約しておきました。(プラス料金がかかります。)
まず建物に入るときに検温。お店に入るときも検温があります。
テーブルには今日、私たちが注文したコースの内容が今日の日付で書かれたものが。
なぜなら、デザートなども季節を反映したものになりますので。
まずは飲み物を注文しました。私は白ワイン。
皇居のお堀がまじかに見える。日本で最も贅沢な景色を堪能できるレストラン。
・アミューズ
こちらは、雲丹の殻に入ったアミューズ。
黒いものは、なんと、中は空洞になっていて、その中に白いとろりとしたものが入っています。
上にはウニがのっていて、なんと、下の容器はウニの殻にうるしが塗られた器。
ひと口いただくと、黒い皮がものすごく薄いことに驚きます。
雲丹の殻のように見えて、実は漆が塗ってある容器。
だからつるつると美しいのです。
右側に添えてあるのはタピオカのフリットとカラスミ。
・小田原産 八重桜ソルトでマリネした紅富士ますと
鍵蕨のタルタル 春の息吹
こちらは、鍵わらびという、わらびが食感がよく、春の味。
白い泡は塩で作った泡。チーズのパリパリしたものが添えられていて桜富士ますにとてもあいます。
パンが運ばれてきました。あたたかい。サーブする方が気をきかせて「3つともいかがですか?」と聞いてくださる。とてもうれしい。
左から、全粒粉のパン。バケット、あおさのパン。
・おまちかね。
舌平目の洋酒蒸 ボンファム。
お皿ごと焼いてあるので、お皿も熱くなっていて、いつまでもおいしくいただけます。
舌平目の身の部分だけがおいしいソースと焼かれていて、本当においしい。
こんなにすばらしいお店があることに感動する。
日本に生まれて、よかったなあ。日本が誇る東京會舘です!
・プルニエ特製デザート
本日は、桜のブラマンジェと書いてありました。
こちらを、丹波産和栗を使用した特別マロンシャンテリーに変更(+¥1,100)することも可能。
そこで、お友達は桜のブラマンジェ。私は特別マロンシャンテリーに変更しました。
この桜のブラマンジェはすばらしい。葉っぱはカリカリとして、ブラマンジェの下にも桜風味のゼリーやブラマンジェで覆われています。
こちらも、東京會舘で人気のデザート。マロンシャンテリー。
1階の喫茶でマロンシャンテリーは何度も食べたことがあるけど、「あれ?味が違う。」
なんと、2階のメインダイニングでは和栗は和栗でも、丹波の和栗を使っているのだそうです。
それに、たった今しぼりたてのクリームなので、とてもなめらかで、おいしい味わいなのです!
1階と違うマロンシャンテリーだったなんて!これはマロンシャンテリーファンにはたまりませんね。
中には、こんなにたっぷりの栗が。シンプルに最高のものをとり合わせていて、素晴らしい味わいです。
・コーヒー、ミニャルディーズ
こちらは、二人分のミニャルディーズ。
この言葉は、どういう意味かといいますと、パソコンで調べたことによりますと・・。
ミニャルディーズ(MIGNARDISE)は、広義ではプティフールと同様に、食後にカフェと一緒に楽しむ小菓子のことを指します。
ただし、ミニャルディーズは語源がかわいらしい(MIGNON)からきているのに対してプティフールはオーブン(FOUR)からきているため、若干の違いがあります。
ミニャルディーズはエクレアやシュークリーム、一口デザート全般であるのに対してプティフールはクッキーなどのオーブン菓子を指すことが多いです。
とのことです。
とっても小さなイチゴのムース。山椒のチョコレート。バイオレット(すみれ)の泡と、ブルーベリーのゼリー。
このかわいさ!
すばらしい東京會舘のお食事でした!
最高のお食事と最高のサービスと、すばらしい景観で、お祝いに適したレストランであると思います。
さあ、日比谷を歩くぞー。美しい姿勢を心掛けて!
東京ミッドタウン日比谷のTOHOシネマズと同じ階のホールからの眺め。
ランチメニューはこちら・・・。