空港に向かわなければならない時間なのに
Tmoneyカードのエラーで地下鉄の自動改札のゲートがくぐれない状態。
焦りすぎて原因わからないし…
駅員もいないし…
…そして私はある決断をしました…
「もう電車は諦めてタクシーで空港に向かう!」
最初は、友人には電車で向かってもらい自分だけタクシーで…と思っていましたが…友人も不安そうな様子で。
だがしかし、二人でタクシーに乗るためには越えなければならない一つの「壁」
…いや、「地下鉄ゲート」が…
既にゲート内にいる友人に外に出てきてもらう必要があるのですが…
果たして未乗車の場合、T moneyカードをかざして改札まで出てこられるのか…
普通に出てこられました
こんなことならもっと早く試せばよかったよね
ゲートの内と外で私たち…いったい何やってたんだろうね
友人も多分、私同様パニック状態だったのでしょうね。
정말 미안해(チョンマルミヤネー: 本当にごめんね)
そしてタクシー乗り場へと向かうとそこに見えたのは
タクシー待ちの長い行列‼️
まぢかよー
「とりあえず並ぶしかない。でも間に合うかな?もうすでに集合時間の搭乗2時間前を切ってる…どうしよう?どうしよう?」
とオロオロしていたら
救世主、現る‼️
後ろに並んでいたアジョシ(おじさん)が日本語で
「何か困っていますか」
と話しかけてくれました。
私たちはここまでの経緯、そしてとても急いでいることを伝えると、親切アジョシの後ろにいた日本人の観光客と思われるおじさんも一緒に話を聞いてくださり、
「まだ時間大丈夫だよ!間に合う間に合う!」
と励ましてくださいました。
そしてお二人のアドバイスは
「今並んでいるのは通常のタクシーの列。
もう数メートル先に、模範タクシーの乗り場があるからそこで黒いタクシーに乗りなさい。少しだけ値段が高いけどその方が早いし安心だから」
とのこと。
(以下、コネストさんより抜粋)
白、シルバー、オレンジ色は一般タクシーで、ソウルは初乗り料金4,800ウォン。日本語やその他外国語は基本的に通じず、サービスは運転手によって差があります。
高級感漂う黒色のタクシーは模範タクシーで、サービスのよさと外国語が通じる運転手が多いことが特徴。初乗り料金は7,000ウォンです。
アドバイス通り、模範タクシーは少しお高めなためかほとんど待つことなく乗車できました。
「キンポコンハン カ ジュセヨ」
タクシーの運転手さんに意気揚々と行き先を伝え、いざ出発!
出発後すぐ、ロータリーの曲がり角にお世話になったアジョシたちがいました。
そして韓国アジョシの方が手を振り、車の窓を開けて!のサイン
そして韓国語で運転手さんと話をしてくださいました。
話によると「今渋滞中で空港まで70分かかるらしい」とのこと。
(ちなみに空いている日はソウル駅から金浦空港までタクシーで40分くらいらしいです)
それを聞いていた日本人の観光客アジョシが
「間に合う、間に合う!余裕だよ!」
と再び励ましのお言葉を掛けてくださいました。
私たちは少しの不安とたくさんの感謝の気持ちを胸に、
「カムサハムニダー」
と手を振りながら出発したのでした。
予定通り70分弱で空港に到着し無事に搭乗チェックイン完了。
免税申請や最後のショッピングまでできるほど時間に余裕がありました。
飛行機に乗り深夜に無事、帰宅
なんとも盛りだくさんな最終日で…クタクタでした。
翌日になり、気持ちも落ち着いて…改めて旅の思い出を噛み締めながら飲んだ
福順都家(シャンパンマッコリ)
の美味しかったことといったら…
改札横の案内所を訪ねるか、改札にHELPと表示があるヘルプボタンを押すと駅員を呼ぶことができます。
「터치했는데 못 나가요(トチヘンヌンデ モンナガヨ)=タッチしたのに出られないです=」の一言でOK。
駅員が改札を開けてくれたり、T-moneyをタッチ済みに処理するなどの対応をしてくれます。
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