宮崎正弘の国際ニュース・早読み 「居眠りジョー」(バイデン)と息子、中国利権では目がギンギラギン | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。

    オバマ政権は金の亡者で有ったらしいのがかいまみえる。副大統領だったバイデンは売国奴(米国にとって)だったらしい❗


宮崎正弘って
http://melma.com/backnumber_45206_6851213/
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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
令和元年(2019)8月18日(日曜日)
        通算第6173号  
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 「居眠りジョー」(バイデン)と息子、中国利権では目がギンギラギンだった
  中国国有企業と面妖なファンド、軍事技術移転に手を貸した
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 オバマ政権はズブズブの親中派幹部が多かった。
副大統領も、歴代国務長官も、中国利権には目がなく、息子達が怪しげなファンドを設立し、こともあろうに殲21ジェット戦闘機のハイテク向上に間接的に関与していた。
 トランプはバイデン元副大統領を「居眠りジョー」と揶揄したが、どっこい。中国利権では目がギンギラギンだった。

 連邦議会上院のチェック・グラスリー財政委員会委員長(アイオワ州、共和党)は、CFIUS(外国投資審査委員会)に対して、過去にバイデン副大統領ならびにケリー元国務長官の息子らが絡んだ、米国ハイテク企業買収の案件について再調査をするかどうか、打診をしていることがわかった(サウスチャイナ・モーニングポスト、8月17日)。

 話は2009年に溯る。つまりオバマ政権、バイデンは現職の副大統領、ケリーは上院議員だったが、オバマ第二期にヒラリーの後釜として国務長官になる。バイデンの息子ハンターとケリーの義理の息子クリストファー・ハインツは「ローズモント・セネカ」なる面妖なファンドを設立し、2013年には中国の国有企業「渤海キャピタル」と合弁の「BHRパートナーズ」を設立した。
 
 そして2015年、中国国有企業のAVIC(航空産業集団)が米国ミシガン州にあったヘミングス買収の推進役となり、結果、AVIC側が51%、BHRパートナーズが49%の株主となった。

 ヘニングス車は自動車の耐震装置技術にすぐれる企業であり、この汎用技術は「殲21」と「殲31」ジェット戦争期の耐震テクノロージーに応用されたことがわかっている。

どうみても、この商行為は純粋ではなく、角度を変えて謂えば売国奴的行為ではないのか。
 グラスリー議員はCFIUSに対して当時の審査記録の提出を求め、再審査要求の構えにある。
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  書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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  国家が壊れていく音が聞こえないか?
   女系天皇論とかの偽の議論がなぜ世にはびこるのか

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西尾幹二『西尾幹二全集 第十九巻 日本の根本問題』(国書刊行会)
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 うっかり猛暑と冷房の温度差で、夏風邪を仕入れ、外に出かけるのを控えていた。書斎に籠もっているからには、やはりツンドク状況を少しでも解消しなければ、と取り出したのが本書だ。
浩瀚、なにしろ上下二段組で876ページ。精密に読むと一週間はかかりそうな西尾全集の最新配本である。夏休み以外におそらく読む機会には恵まれないかも知れない。
 この巻には『歴史と科学』、『神話と歴史』。そして皇室問題と若干の関連テーマに平田氏と竹田氏との対談ダイジェストが収録されており、巻末の解説は『西尾幹二論』として加藤康男氏が書いている。
 最初のページから襟を正して読んだ。
 大ベストセラーとなった『国民の歴史』を世に問われた氏だけに縄文時代から日本の歴史が簡潔に説き起こされる。
レヴィ・ストロースの縄文土器を通じての日本文明論が出てくる。おっと、ここで膝を打った。じつは評者(宮崎)、昨年来一年がかりで取り組んできたのが、九月に上梓する『神武天皇「以前」――縄文中期に天皇制の原型が誕生』(育鵬社)で、この五月に脱稿、六月に責了し、この下旬に見本が出来上がる。
なぜ、このことを書くのかと言えば、西尾全集を読んでいない段階での拙論の結論が、じつはこの西尾さんの論理と似ているからである。
 縄文と弥生に区別はない。重なり合って混交していた。稲作は縄文時代から既に存在していた。したがって縄文時代に集落の長が祭りを司り、付近の集落を集めての長は、つぎに地域を治め、大王となる。それが天皇の原型である。
 縄文と弥生の区別がひとつあるとすれば、弥生人と大別される渡来人は、戦争を運んできた。それまで縄文時代の一万年以上にわたって日本には戦争がなかった。というようなことを評者は書き込んでいた。

 西尾氏は縄文時代と弥生時代に関して次のように説かれる。
 「縄文弥生の土器文明と、天上の神々と地上の支配者とが直接結ばれる天孫降臨神話とは、必ずしも正反対に対立する関係にあるのではない。前者は歴史、後者は神話とはっきり区別されるものでもない。無限に開かれた時間と空間の中で、人間が一つの区切りを設定して、そこの『神の視点』を持ち込もうとして点ではどちらも同じである」(858p)。
 日本の古事記が天皇支配の合法性を与えるフェイク文書などと左翼の歴史学者がしきりに唱えていた時代があったが、『古事記』には宮廷内の陰謀あり、美女をめぐる争いがあり、嫉妬あり、まことに人間くさく、あからさまに醜聞にも触れていて、とてもシナの正史とは雰囲気も異なる浪漫がある。
 それが古事記の世界だが、戦後、この重要古典を学校では教えなくなった。
 歴史教育は左翼とGHQに奪われた。道徳は地に落ちた。女系天応論がまかり通り、ロボット専門家が皇室問題の有識者会議の座長に選ばれた。
 国家がこわれていく音響が鳴り響く。

 「西洋の王室は神格ではない。中国の皇帝も天の概念の介在によって神話の世界と繋がっていない。ひとり日本の天皇だけが神話と直結している」(14p)。
 だから本居宣長は一切の疑念を差し挟むことなく、神話が存在したとして古事記伝を書き、閑却されていた当時の日本歴史解釈に突破口を開いた。西尾氏は本居宣長に挑んだ。
 本巻の第一章に編まれた「歴史と科学」は平成十三年に上梓された。この中で展開されている議論は、令和の今日も何一つ色褪せないで通じる議論である。
 「日本文化の背後にある縄文文化」という見出しだけでも、大いに考えさせる。
 評者自身、過去五年ほどで、日本精神論、吉田松陰論、西?隆盛論を書き、つぎに明智光秀を書きながら、日本精神の源流は、さてどこまで遡及するべきかと思案してきた。そしてたどり着いた結論は「原日本人とは縄文人である」と、単純明快な、しかし左翼考古学者や歴史学者が受け入れない原理であった。
 アイヌは先住民だと主唱しようが、彼らは北海道に十五世紀に樺太からやって来た北方からの渡来人だ。
文字こそ無かったが、縄文土器は象形によって、当時の人々の生活習慣、信条、信仰を顕している。縄文語と琉球語は似ているが、朝鮮語もアイヌ語も日本語とは形態も系列も似てもにつかない言語体系にある。
 「縄文人は言語を持っていたと思うが、文字をしらない。ケルト人やゲルマン人と同様である。しかし(中略)文字記録がまったくなくても、語りかけてくる表現世界があれば、そのほうがずっと雄弁である」(21p)
 ストロースが言ったように縄文は世界四大文明に匹敵する独自の文明だったのだ。
「縄文文化にはわびやさびといった室町以来の日本の伝統文化と見なされる枯淡への傾きとはなにかまったく別の、どろどろした情念的なものがある。そこには深い、暗い森の奧に宿っている神秘的なもの、冥府的なものがある」(34p)
 文学者らしい西尾流の語彙の魅力に引き込まれながら読んだ。以下、女系天皇論の誤謬、Y染色体議論などにも話題が飛ぶが、いま縄文に触れただけで紙幅が尽きた。
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    (注)先に「読者の声」欄は長すぎるのでカットしました。


    西尾幹二氏の本は文庫本を起こした一冊手に入れましたが、長すぎる(^-^; 未だに百ページ未満だったかな。

    ツンドク状態。

    男系男子にしか受け継がれないy染色体。世界では民族として集団で受け継がれる「D」系統。それから類推するのが現代の新しい歴史学に成るものと僕は信じています。

    英国の王室はエリザベス女王の夫の姓のチャールズ皇太子が継いだ瞬間、王朝名が変更に成るのです。喫煙が有るから云々と言う事を日本の歴史学者(その殆どが左翼)と宣うことでしょうね。そんな継承を何度も繰り返してきた欧州の各王朝だらけなのです。児の話を理解できない日本人が存在することそのものが、日本の恥だろうな‼️