軍事ジャーナル【2月21日号】フィリピンの地政学 (2019年02月21日発行) | 鍛冶俊樹の | Hideoutのブログ

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 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。

    個人的にはフィリピンは嫌いな国。20世紀末フィリピン女性が大量に日本へ来てフィリピンパブで嬌声を知るのは深夜にコンビニで騒がしかったあの姿はミットもないとしか思えなかったからだが。
 

鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
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 2019/02/21   
 先日、フィリピンに仕事で10日ほど滞在した。フィリピンというと、いまだに貧困で治安の悪い国というイメージがあるようだが、現在のフィリピンは全く違う。景気がよく失業者も激減し、インフラも整備されつつあり治安も非常にいい。
 フィリピンの状況が最悪だったのは1990年代で、1992年に米軍が撤退し、1995年に中国が南シナ海に進出したため安全保障環境が激変し、1997年アジア通貨危機で経済基盤が崩壊した。
 
 経済不安の中、俳優出身のエストラーダを大統領に選出したが、ミンダナオ島でイスラム武装勢力との紛争が拡大し、同時に自身の不正蓄財が明らかになって2001年に途中辞任、副大統領だった女性のアロヨが大統領に昇格し、米国との関係改善、経済復興に努めたが、具体的成果は乏しかった。
 リーマンショック後の2010年に大統領に選出されたベニグノ・アキノは精力的に対米関係、対日関係を改善し、経済改革に成功し、続く現大統領のドゥテルテはミンダナオ島の紛争を収め治安も回復させて現在のフィリピンの繁栄が実現したのである。

 こうして20年間のフィリピンを振り返れば、激変する国際情勢の中で、繁栄するか衰退するかは、ひとえに政治的リーダーシップに掛かっているのが明らかであろう。
 栄枯盛衰は運命だとか歴史の必然などと諦めずに、適切な指導者を選出する事の重要性はフィリピンの歴史が証明していると言っても過言ではない。
 
 いうまでもなく現在の米中対立はフィリピンにも影響を与えている。つまり対米関係の改善に成功したフィリピンは、米軍を再び駐留させるという強力な安全保障カードを持っている。
 このカードをチラつかせるだけで、中国の習近平主席はマニラに飛んで来て巨額のインフラ支援を申し出るのである。米中対立というと負の経済的影響ばかり指摘されるが、フィリピンは米中を手玉に取って好景気を実現している。

 日本とフィリピンの関係も極めて良好である。これは日韓関係が絶望的な状況であるのと好対照であろう。将来的に日米韓安保体制を日米比同盟へと軸足を移す検討を具体的に進める時期が来ていると思われる。
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    人口もベトナムに劣らず一億人。年率4,5%の成長らしいが、出稼ぎが(香港、シンガポール、中東諸国等)事が。

    米軍の軍港であった嘗てのスービック基地が所有していた企業倒産し、支那畜が資本に・・とのことらしい。喫近の課題はこれらしい‼️


    日米の軍事行動が丸分かりに成るらしいから。