宮崎正弘の国際ニュース・早読み  <ZTE(中興通訊)が米国市場から排斥された (2018年04 | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。



    米国の意思はなんとしても護るって事のようだ。日本は何処かに魂を抜かれてしまって以来、脆弱・情弱が蔓延りすぎてしまった。野党(朝鮮由来の血を持つ連中の集まり)は日本の国益を何も考えていない、むしろ破壊工作を仕掛けているとしか思えない。


    「シオニズム」という言葉を知ったのは、凡そ半世紀前の高校生の頃。単純にユダヤ人の身勝手・英国の数枚舌の産物としか思えなかったけど・・・。「日ユ同祖論」なんて阿呆な事を唱えていたりするのは何だかなぁ?イスラエル建国も宗教という垣根を取り払わなけりゃなんてアンポンタンだったかなぁと、今は考え中!何の進歩も齎さなかったイスラム教を見逃していたからだが・・・。


宮崎正弘メルマ

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」

平成30年(2018年)4月21日(土曜日)

         通巻第5680号 

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 ZTE(中興通訊)が米国市場から排斥されたが


  中国の次世代技術開発の野望は、この措置で頓挫するか?


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 米国外国投資委員会(CFIUS)は財務省の下部組織である。


 米国のハイテク、とりわけ軍事技術を開発、生産する企業を外国の買収から守るための監査を行い、CFIUSが排除を決めた買収案件は議会が承認し、正式に決定となる。


 この委員会は1975年、フォード政権のときに法律化された。


 1988年に権限が強化され、CFIUSの勧告によって大統領は買収を合法的に阻止できるようになり、最初の適用はフランスと日本の富士通が試みたフェアチャイルド買収の頓挫だった。フェアチャイルドは軍に納める特殊半導体を生産していた。


 シンガポールの5G開発を担う企業「ブロードコム」の米国企業「クアルコム」買収は、史上空前の1170億ドルの案件だった。そのうえブロードコムは米国に本籍を移籍するとして、ホワイトハウスではトランプ大統領もブロードコム社長を歓迎したほどだった。しかしCFIUSの審査によっても軍事転用疑惑は晴れず、けっきょく、軍事転用が確実視されるため土壇場で阻止された。


 中国の正体不明なファンド「カンヨン・ブリッジ・キャピタル・パートナー」が狙った米国「ラテス半導体」社の買収(13億ドル)、ならびに「アント・ファイナンス」(アリババ傘下)が狙った「マネーグラム・インタナショナル」社(12億ドル)は、いずれもCFIUSの反対で阻止された。


 ペンタゴンと連邦議会は、さらに法律を強化し、外国企業の次世代技術開発の米国企業買収を徹底的に排除する動きを見せている。中国は華為技術(ファウェイ)ならびにZTE(中興通訊)の製品、施設が米国市場から排斥されたことに総統のショックを受けているようだ。


     ○◎▽み□△◎や◇◎□ざ▽◎○き○□▽

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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 

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 国家の生存がかかっている危機にイスラエルはいかに対応したか


  北朝鮮の核を前に、日本は何をするべきかを行間が教えている


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ダニエル・ゴーディス、神藤誉武訳『イスラエル 民族復活の歴史』(ミルトス)


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 シオニズムが宣言されて百年、イスラエル独立から70年。多難な、困難な道を歩んできたイスラエルの現代史を、本書は力強い筆致で、ダイナミックに活写する。


 艱難辛苦に耐え、果敢に独立戦争に挑んで、とうとう周囲の敵対国家を破り、夥しい血の犠牲のもとに、手にした独立。その栄光は二千年間も流浪を続けてきた民族の逞しい復活でもあった。


 イスラエルへ行くと、よく「マサダ・コンプレックス」という言葉を耳にする。オペラにもなっているが、ローマの大軍を前に、玉砕して果てたイスラエル人の魂を描く。四半世紀前に、評者(宮崎)も、このマサダの砦に登攀したことがある。おおくのユダヤ人にとって、ここは魂の在りかでもある。


 大東亜戦争に敗れて、すっかり精神的惰弱となってしまった現代日本人は、イスラエル人から見れば不思議に映るらしい。あれほどユダヤが尊敬した尚武のくに、その武士道の精神に学んでユダヤ人は独立戦争を、六日間戦争を戦った。そのモデルとしてきた国の、いったいどこに武士道精神があるのか、と。

 

 さてこの浩瀚な本書のなかに、おやっ、何気なく記述された箇所が幾つかあるが、その一つがシリアの原子炉破壊作戦である。


 シリアが北朝鮮とイランの支援を受けて、ひそかに原子炉を建設し、核武装を準備し始めたという機密情報をイスラエルは入手した。


 前段はイラクである。「サダムフセインは、ユダヤ国家を『流血の川』に『溺死』させると脅していた。そのために、イラクはフランスの積極的な支援を受けて、原子炉を建設していた」(中略)。当時のイスラエル「首相はペギンだった。『ユダヤ国家の撲滅を意図するフセインに核兵器を保有させることは絶対にない』とペギンは言った」(322p)。


 これが所謂「ペギン・ドクトリン」というもので、仮想敵国が大量破壊兵器を開発もしくは保有することをイスラエルは決して容認しない」という原則、国家存立の基本法則である。


 このドクトリンに従ってイスラエルはイラク原子炉を空爆破壊した。つぎにシリアの原子炉を破壊した。


 2007年、当時のオルメルト首相はシリアの秘密裏の原子炉建設という情報を入手し、「ブッシュ大統領に詳しく事情を伝えた後、秘密裏に施設を軍事攻撃するように命じた。シリアが一発も反撃することなく、原子炉はイスラエルの航空機によって完全に破壊された」(378p)。


  次の攻撃目標は、いうまでもないがイランである。


  ところが米国のオバマ政権は2015年にイランと核合意に到りイスラエルの怒りは頂点に達した。かのハト派のキッシンジャーですら「西側は致命的な戦略的過ちを犯し、自らの道義的な責任を放棄した」と批判した。


 この箇所を日本の読者は、北朝鮮の核脅威を目の前に、何も出来ないで呆然としている我が国の政治の堕落、精神の喪失という状況と重ね合わせて考えてみてはどうだろう。


 教師と生徒は逆転した。


 武士道を日本はイスラエルから教えて貰わなければならないのではないか。

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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 

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樋泉克夫のコラム

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【知道中国 1720回】        

――「支那人に代わって支那のために考えた・・・」――内藤(21)

  内藤湖南『支那論』(文藝春秋 2013年)


   ▽

 なぜ、そこまで父老による統治を重視するのか。内藤は「この父老収攬ということは、その法制の美徳を問わず、人格の正邪を論ぜず、支那における成功の秘訣である。悪人でも悪法でも、この秘訣を得れば、必ず成功する」と説く。

「父老収攬」を簡単にいうなら、地域の統治は父老に任せておけ、ということ。これを父老による地域自治と言い換えてもいいだろう。


  ではなぜ、さほどまでに父老が権力を持つのか。「支那において生命あり、体統〔全体的なすじ道、定められた決まりや制度〕ある団体は、郷党宗族以外」にはなく、「この最高団体の代表者は、すなわち父老である」からだ。

どうやら内藤は、全国津々浦々の父老の頂点に袁世凱を位置づけることで都統政治による政治的安定を構想しているらしい。これが「支那人に代って支那のために考え」だされた「智慧」というものか。


  ――冒頭に置かれた以上の「自叙」に続くのが、以下の「緒言」である。

「支那の時局は、走馬灯のごとく急転変化しておる」から、軽々な判断は口にできそうにない。近代文明によって時の流れが急になったうえに、「本来支那人が無節操で、日和見で、勢力に附和して、一定の主張に乏しいところからして、始終ぐらぐらして、傍観者から全く見当が付かないためである」。袁世凱を頂点にして、政治家・軍人・役人・知識人を問わず上から下までが「一定の主張に乏しい」。「機を見るに敏」と言えば聞こえはいいが、じつは「風見鶏」でしかないということだ。徹底した権力順応ともいえる。


  内藤は「支那のごとく数千年前からして、すでに国土人民の広大な自然発動力が、爾来の有名な治者の能力を超越してしまっておった国が、今日において、その自然に傾いて行く惰力に順って、政策を立てること以上のこと」は出来ないと説く。これを敷衍すれば、広大な領域、膨大な人口を抱えるゆえに、じつは「広大な自然発動力」に任せ、「その自然に傾いて行く惰力に順」わない限り統治は不可能ということになる。だから「有名な治者」の事績を讃える儒教経典も、眉に唾つけて読まなければならない。

堯舜禹・・・フーン。


 「今日支那を統治すべき最善の政策は、その国力の惰力、その国土人民の発動力が、いかに傾いておるか、どちらへ向かって進んでおるかということを見定め」るしかない。目下のところ「この惰力、自然発動力の潜運黙移」は急転直下しているが、それは表面的のことであり、「表面の激しい順逆混雑の流水の底には、必ず一定の方向に向かって、緩く、重く、鈍く、強く、推し流れ」る流れがある。


 そこで「目下の支那問題を解決すべき鍵」は「この潜流を透見する」ところにあるとする内藤は、「歴史を専攻する者」として「数千年来の記録が示しておるところの変遷」に基づいて、「目下最も重大視せられると思う幾つかの問題を提げて看て、それを一々かの大惰力、自然発動力の標準によって解釈してみる」。これが「この小冊子」、つまり『支那論』出版の由来らしい。


 なんだか回りくどい表現だが、とどのつまりは激変する社会の動向を捉えるには、表面の動きを侃々諤々と論じても仕方がないから、「その国力の惰力、その国土人民の発動力」の動向を見極めることが肝心だ。そのためには「数千年来の記録が示しておるところの変遷」を学ぶ歴史家である自分が、自らの学識を以て「表面の激しい順逆混雑の流水の底」を解き明かそうとしたのが、『支那論』ということだろう。


 『支那論』は「破壊された清朝の跡へ、新しい時代を建設する方から看た立論」ゆえに、「支那の古来、殊に近世の大勢を統論」する必要があるという。

だから「冗漫に渉るようになった」ことを許されよ、というわけだ。なにはともあれ、イザ・・・本論へ。

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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声

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(読者の声1)貴誌5979号にあった書評(仲村覚『沖縄はいつから日本なのか』、ハート出版)についてです。

沖縄は日本です。かつて昭和時代に、NHKでテレビ評伝というのをやっていました。これに「折口信夫」の一時間番組がありました。折口は何度も沖縄に民俗学の研究に出かけております。

その折りに折口と会話した沖縄の老人が番組に出ておりました。彼曰く、「折口先生、沖縄の言葉がわかるのですか」と聞くと「ああ、これは大和言葉だから簡単だよ」と言っていたそうです。今の反日NHKとは思えない時代です。

  (HT生、大田区)


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(読者の声2)日米首脳会談の意義が、財務次官辞任のニュースで意図的に消され掛けています。トランプ、安倍会談の重要性をメディアはどうも故意に伝えませんね。由々しき問題では?

   (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント)フロリダでの日米首脳会談 の内容は下記のサイトにあります。

 共同記者会見

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-japan-joint-press-conference/


トランプ大統領と安倍首相の日米首脳会談(米国大使館による仮訳)

https://jp.usembassy.gov/ja/trump-abe-summit-ja/

Remarks by President Trump at Working Lunch with Prime Minister Abe of Japan April 18, 2018

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-working-lunch-prime-minister-abe-japan/

Remarks by President Trump and Prime Minister Abe of Japan Before Restricted Bilateral Meeting April 17, 2018

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-japan-restricted-bilateral-meeting/

Remarks by President Trump and Prime Minister Abe of Japan Before Bilateral Meeting, Mar-a-Lago, FL April 17, 2018

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-japan-bilateral-meeting-mar-lago-fl/

President Donald J. Trump and Prime Minister Shinzo Abe are Working Together to Strengthen the U.S.-Japan Alliance April 17, 2018

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/president-donald-j-trump-prime-minister-shinzo-abe-working-together-strengthen-u-s-japan-alliance/


日米同盟強化で連携するトランプ大統領と安倍首相(米国大使館による仮訳)

https://jp.usembassy.gov/ja/president-trump-prime-minister-abe-working-together-strengthen-us-japan-alliance-ja/


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(読者の声3)「日本文化チャンネル桜」からお知らせです。

 今晩の番組「闘論!倒論!討論!2018 日本よ、今...」 のテーマは「属国からの脱出はありうるか?」。

4月28日の主権回復記念日を控え、日本が真の主権国家となることはありうるかを考えます。



放送日:4月21日(土)2000−2300

媒体  日本文化チャンネル桜、「YouTube」「ニコニコチャンネル」ほか。

<パネリスト:50音順 敬称略>

岩田温(政治学者・大和大学政治経済学部専任講師)、加藤清隆(政治評論家)

小堀桂一郎(東京大学名誉教授)、長尾たかし(衆議院議員)

古森義久(産経新聞ワシントン駐在客員特派員・麗澤大学特別教授)

宮崎正弘(評論家)、山田吉彦(東海大学教授)。

司会:水島総(日本文化チャンネル桜 代表)

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    支那畜に伝わる宗族。支那大陸版のジプシーの群れの区分けだったようだ。そう考えれば、益々単純化出来るような気がする。


    現代支那の住人は支那大陸版の「ロマ」の子孫だろう。支那畜共産党が70年弱の洗脳教育でそれすらも断ち切ってしまったのか?粗暴で粗野で礼儀も弁えないのは支那大陸版の「ロマ」の血の一大特徴だろう。「特長」無い所が最大の特徴なんだ。


     妄想爺の妄想・妄言は支那畜人は支那大陸版のジプシーが現代支那人だと決め付けているんだが。