Fw:軍事ジャーナル【2月19日号】招かれざる客 | Hideoutのブログ

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 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    何時ものことながら気付かされるな。何言ってんだ阿呆北朝鮮とは思っていたが、その真意は苦し紛れの寝言と断じている。

    晋三君が「死神」に奉られたよ、これ如何に。


軍事ジャーナル【2月19日号】
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鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
第318号(2月19日)
*招かれざる客

 北朝鮮が、平昌五輪の開会式に出席した安倍総理を招かれざる客と非難した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021800307&g=prk
 開会式と同日開かれた日韓首脳会談から10日近くたって、こうした論評を公表する所に現在、北朝鮮の置かれている困難な状況が伺えよう。早い話が安倍訪韓は北朝鮮の野心を打ち砕いたのである。

 安倍総理は米国のペンス副大統領と共に、韓国の文在寅大統領の親北政策に釘を刺した。北朝鮮は金正恩の妹を送り込んで、米韓軍事演習の中止と文大統領の訪朝を求めたが、韓国は米朝対話が必要だと述べただけで結局要求には応じなかった。
 北朝鮮にしてみれば、今さら韓国を悪く言う訳にもいかず、米朝対話の手前、米国を非難する訳にもいかない。となれば日本を非難するしか責任を押し付ける先が見当たらないのであろう。

 それにしても開会式当日ならともかく、9日もたって「招かれざる客」とは如何にも見苦しい悪態にしか見えない。安倍総理は韓国からの招待を受けて訪韓したのであり、北朝鮮もそれを知りながら使節を送り、開会式や晩餐会で同席していたのである。
 北朝鮮の内情を察するに、金正恩の核ミサイル実験の連発が中国の制裁も招いた為、窮余の一策として平昌五輪参加を決めた。ところが妹まで動員した微笑み外交は結局、何の成果ももたらさず「金正恩は失敗した」との非難が囁かれるに至って、非難の矛先を安倍総理に向けたと思われる。

 米国のトランプ政権は、国家安保戦略、国防戦略、核戦略を公表し、対北軍事戦略の骨格が定まった。トランプ政権のロシアンゲート疑惑も終息し、3月中旬にプーチンが露大統領に再選されれば、北朝鮮処分を巡って米露が歩み寄ることになる。
 招かれなくとも必ず訪れる客は、言うまでもなく死神である。金正恩には安倍総理が死神のように見えているに違いない。

軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。
動画配信中:「戦争の常識」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1494517092
上記動画のテキスト本
「戦争の常識」(文春新書)
http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784166604265

動画配信中:「地政学入門」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1475838508
上記動画のテキスト本
「領土の常識」(角川新書)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321212000089

動画配信中:「地図で見る第二次世界大戦」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1441391428
上記動画のテキスト本
文庫「図解大づかみ第二次世界大戦」
http://www.kadokawa.co.jp/product/321502000376/

動画配信中:「現代戦闘機ファイル」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1411697197
上記動画のテキスト本「イラスト図解 戦闘機」
http://www.tg-net.co.jp/item/4528019388.html

動画配信中「よくわかる!ミサイル白書」第1回無料
http://www.nicovideo.jp/watch/1383640409
上記動画のテキスト本「超図解でよくわかる!現代のミサイル」
http://www.tg-net.co.jp/item/486298102X.html?isAZ=true
2017年12月、韓国で韓国語訳が出版。
その他の著書:
「国防の常識」(角川新書)
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201203000167
「エシュロンと情報戦争」(文春新書、絶版)

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