宮崎正弘の国際ニュース・早読み  <<中国、EV市場の急拡大を予想し豪企業などへ連続的に出資 ( | Hideoutのブログ

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 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    目敏い?それともギャンブル好き?

    支那畜大陸で生命を維持していく事自体がギャンブルなのかも知れないな。何しろギャンブルの様な大陸だもんな。3大本能のみで生活してなきゃ生きていけないんだろうし。


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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018)1月26日(金曜日)弐
        通巻第5595号   
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 コバルトの次はリチュウム電池原料(リシア鉱石)確保だ

   中国、EV市場の急拡大を予想し豪企業などへ連続的に出資

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 中国が血相をかえて狂乱的な投資を展開している。目標はEV(電気自動車)の開発だ。エンジンならびに電池に必要なコバルトとリチュウムの、あわよくば「独占」も狙って動いていることは周知の事実だろう。

 コバルトはコンゴ民主共和国の山奥にある鉱山。これを経営する米国企業から株式を購入し、26億ドルをぽんと支払ったことは小誌でも伝えた。

 コンゴは大航海時代前まで現在のアンゴラ、コンゴ人民共和国、コンゴ民主共和国のみっつに跨る王国があった。植民地として乗り出してきたのはポルトガル、仏蘭西、そしてベルギーだった。80年代初頭のコバルト危機のときはフランスとベルギーが空挺団をおくり、パラシュート部隊が反乱軍を制圧した。

 当時、日本鉱業はコバルト鉱山の山奥に技師を派遣していたが、「よもや自衛隊が救援にくることはないだろう」と諦めていた。救援にやって来たのはベルギーの特殊部隊だった。

 中国はそうした教訓を知ってか知らずか、リスクの高い国に投資するのは平気である。
典型がリビアだった。

 豪への投資も、中国人はもっぱら個人の不動産買いに熱中してきたが、国有企業は鉄鉱石鉱山、レアメタル鉱区に投資してきた。最近はリチュウム電池原料を産出する鉱区、精製する企業への投資が際立ってきた。2015年に豪は世界需要の36%を供給し、このシェアは2021年に48%まで伸びるとされる。

 リチュウムを含む鉱石は「リシア輝石」である。輝石というのは宝石の一種、世界でもメキシコ、パキスタン、マダガスカル、アフガニスタンなどややこしい国々に埋蔵が確認されてきた。

これまでの需要といえば、宝石だけだから、コストが引き合わず、チリのSQM社や南米の塩湖などが、供給元とされた。しかしEVの本格開発を決めた中国では2017年に需要が強大化し価格が30%も高騰した。

こうなると目の色を変えるのが華僑の投機筋である。早速、豪の供給先へ唾をつけ、ボリビアの塩湖にも開発資金を投じる。

就中、西オーストラリアに位置する鉱区開発に中国の大手「天済鉱業」(ティアンチ・リチュウム社)は6億ドルを投資し、またパース郊外のグリーンブッシュ鉱山にも米社タリソ社と協同で精製プラントを建設中、すでに2億5000万ドルを投じた。年間48000トンの原籍採掘能力に高めるという計画だ。
このほか江西省のリチュウム電池企業は西オーストラリアのマウント・マリソン社株の25%を取得した。


▼先行きの需要を目先の計算だけでみると投機心が生まれる

こうした先乗り行為にかけては日本企業、韓国企業を中国企業が出し抜いている。
ただしトヨタはアルゼンチンでリチュウム鉱山を経営する豪企業オロコブロ社に2億2400万ドルを投資した。 

 数年前、スマホに欠かせないレアアースをめぐって中国は対日輸出を制限し、コストが三倍四倍となっても供給しなかった事例がある。けっきょく日本勢はカザフスタンなどに供給元を多元化し、昭和電工などは中国国内に生産拠点を移し、また日本ではリサイクル運動がさかんとなった。

このため中国の寡占によるコスト操作は泡と消えた。いまでは日本企業に買ってくれと泣きついている始末。
 ということはEVブームが見込めても、すでに世界各地のリチュウム電池原料鉱山が増産に踏み切っており、需給関係が落ち着くと価格も底をうつだろう。
 先行きの需要を目先の計算だけでみると投機心が生まれるものらしい。
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 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
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 2045年にやってくる「シンギュラリティの恐怖」は幻影
   「ヴァーチャル」を「仮想」と翻訳したのが事実誤認の始まりだ

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中島秀之 & ドミニク・チェン『人工知能革命の真実』(ワック)
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 AIの発達は人類への脅威だと恐れられている。
が、それは素人の議論で、そんな心配はない。シンギュラリティの恐怖は恐れるに足りずと本書は断言している。
 そもそもヴァーチャルを「仮想」と翻訳したのは誤訳であるという指摘から、瞠目すべき言説が展開されている。
辞書をあたる。Virtualの意味は(1)「実際の」、「事実上の」とあって、(2)が数学理論で「仮の」という意味だ。
すなわち「ヴァーチャル」とは本質、事実という意味であり、AIは人類の脅威ではなく、人間にとって便利な道具であり、いかに使うか、人生を豊かにするために、如何なる使用を考えるべきかと前向きに楽しく、ややもすれば朗らかに論じている(146p)。

楽観主義の基軸がぶれないので、不安視されている2045年の「シンギュラリティ」というのは、「特異点」というより、「テクノロジーの進化がどんどん早くなっていることと捉えればいいのです」と不安を打ち消す強い言葉がつづく。
 コンピュータの速度は、二、三年で倍加しているように、いまの千倍、二千倍の世界が来る。それをAIがパターン認識によって判断し、操作する。
 手術もいずれはロボットが行い、翻訳も、編集もAI搭載の機械がおこない、となればセックスもAIを搭載して、身体を好みに動かし、体温も調整できるセックス・ロボットが登場するから風俗産業は壊滅すると予測している。
 寿司職人が握る寿司よりロボットがつくる寿司を、あなたは食べますか?
 未来のことはともかく(評者は風俗産業壊滅などあり得ないと考えているが、そのことはどうでもよく)、現実に起きているのはAIによって金融産業におきている嵐である。
銀行員は半分に減るだろう。
 問題はコンピュータ取引を駆使した株の市場の変質である。
 「株の売買を自動的にミリセカンド(1000分の一秒)単位で行っている(中略)。ゴールドマンサックスのアルゴリズムとモルガンスタンレーのアルゴリズムとが常に戦っていて、闘いのパターンみたいなものを可視化すると、その特徴がわかります」
 そして全米では取引の10%から40%が高頻度取引で「人間がまったく介在しないままアルゴリズム同士が人間の人気限界を超えるスピードでどんどん株取引をしていて、或る瞬間クラッシュすると、人間の介在社会に大きな影響を及ぼす」(77p)。
 金融危機を惹起する危険性を内包しているわけである。
 まさに、それが現実におきているばかりか、日本の株価形成はAIが主導していると言っても過言ではない状況がある。

 これまで描かれたAIを駆使する集団が市場に介在して市場をAIで操作するという映画やSF小説ではなく、これではAIそのものがクラッシュを導きかねないという想定をしていることがわかり、この点で、評者が上梓した『AIが文明を衰滅される』(文藝社)と基調は同じである。
 議論をシンギュラリティに戻すと、「脳神経の構造を(AIが)写し取れたとしても、そのある時点の活動状況を読み取ることは不可能」であり、したがって「神経の興奮状態のほか、血流やホルモン濃度など」を「同時に計測する方法はいまのところありません」。
 そのうえ、「脳は単独で存在しているのではありません」。
つまり身体全体と繋がっているわけだから、アラレちゃんのように頭部を切り取って、「脳だけをシミュレートしても駄目だ」(223p)というのが結論である。

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  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
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樋泉克夫のコラム
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知道中国 1694回】            
――「支那人に代わって支那のために考えた・・・」――内藤(1)
  内藤湖南『支那論』(文藝春秋 2013年)

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すでに取り上げた『支那漫遊 燕山楚水』(博文館 明治三十三年)(1642回〜1507回)を著した当時、内藤は『萬朝報』の記者だった。その後、さらに研究を積み、明治40(1907)年には狩野享吉の推薦によって京都帝国大学講師となる。
以後、記者時代の経験を背景に学問研究の成果に基づいた時局的評論を積極的に展開した。京都帝国大学から現在に連なる「京都の支那学」の系譜に大きな影響を与えているだけに、大正期を考える上では彼の『支那論』は、北一輝の『支那革命外史』や橘樸の一連の論考と同じように、やはり避けては通れない。これに加えたいのが辻聴花、中江丑吉、鈴江言一、さらには吉野作造か。

  大正期の最初に取り上げるのは、内藤の『支那論』(文春学藝ライブラリー 2013年)である。同書は付録を含む「支那論」と「新支那論」で構成されている。前者は大正3(1913)年、後者は大正13(1924)年の発表だが、「新支那論」については後日に廻すとして、先ずは「支那論」から取り掛かりたい。
付録に納められた論考は明治期、つまり辛亥革命に先立つ数年の清末混乱期を扱っている。発表時を考え、先ず付録の部分(表題は以下)を読んだうえで、本論の「支那論」に進むことにする。

1)明治44年5月:「清国の立憲政治」
2)明治44年10月:「革命軍の将来」
3)明治44年11月:「支那時局の発展」
4)明治45年3月:「中華民国承認について」
5)大正元年8月:「支那の時局について」
6)大正2年7月:「支那現勢論」
7)大正2年7月:「革命の第二争乱」

それにしても、である。書店の店頭で文春学藝ライブラリー版『支那論』を手にして先ず驚いたのは、表紙帯封に記された「100年前の大ベストセラー 近代日本最高の中国論」の惹句だった。
些か大袈裟に過ぎはしないか。「100年前の大ベストセラー」はともかく、「近代日本最高の中国論」は、はたして正鵠をえた評価なのか。そんなわけで「近代日本最高の中国論」の最高ぶりをジックリと“堪能”してみたいと考えた。

  先ず明治44(1911)年5月というから辛亥革命勃発の5ヶ月ほど前の大阪での講演を基に「大阪朝日新聞」(同年6月25日)に発表された「清国の立憲政治」だが、「近頃支那では立憲政治というものは大変に評判の好い語になっておる」と説き起こす。

 「支那のような守旧国が立憲政治に対して興味をもつのは誠に不思議のよう」だが、じつは「守旧国であるが、また時としては非常に急進の国である」。では、なぜ「守旧国」が最近になって一気に「急進の方に大分傾いておる」のか。それというのも「殊に支那では立憲政治を一つの護符、大層結構なお守りのように考え、何でも立憲政治をやれば国が盛んになるように考えておる」。
日本は明治維新を経て立憲政治を進めたゆえに興隆し、朝鮮は立憲政治を受け入れなかったため日本に併合され国が滅びたと、「非常に簡単に一刀両断に判断し」ている。そこで、「立憲政治さえやったら、支那の分割もなく、また決して滅びない、段々えらくなると信じておる傾きがある」というのだ。

「何でも立憲政治をやれば国が盛んになる」という短絡的実利主義こそ、林語堂が「勧善懲悪の基本原則に基づき至高の法典を制定する力量を持つと同時に、自己の制定した法律や法廷を信じぬこともでき」ると説く「民族としての中国人の偉大さ」に通ずるように思う(『中国=文化と思想』講談社学術文庫 1999年)。目の前の実利のためなら、さっきまでの原理原則など擲ってしまっても平気の平左・・・無原則の大原則であります。
《QED》
        ▽□◎ひ▽□◎い□▽◎ず□◇◎み▽□◎  
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 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘OPINIONS 読者之声
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(読者の声1)宮崎正弘先生が松本道弘先生との珍しいトーク番組です。
Global Inside サムライトークの動画を下記URLにアップロードいたしました。
Part 1(中国経済をめぐって。『連鎖地獄』を中心に)
https://youtu.be/HqmhRvVwwRM
Part 2 (『西?隆盛』をめぐって)
https://youtu.be/Qz3CaKWfHOA



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(読者の声2)講演会のお知らせです。新著『AIが文明を衰滅させる  〜ガラパゴスで考えた人工知能の未来』(文藝社)をめぐって、宮崎正弘さんの独演会があります。
▼スマホをあやつるのは猿か、ゴジラか。AIの近未来は明るいのか、暗いのか?
 ▲AIが人間を超える日はあり得ないのではないか
 ▼サイバー攻撃でSNSが破壊され、ロボット戦争が世界秩序を変える可能性
 ▼文明の進化に背を向けたガラパゴスの古代生物のたくましさに教訓がある
  https://www.amazon.co.jp/dp/4286193462/
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 この『AIが文明を衰滅される』をめぐって宮崎正弘先生の独演会があります。どなたでも予約なしで御参加いただけます
とき     来月です。2月17日(土曜) 1830(開場1815)
ところ    文京シビックセンター26階『スカイホール』
http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html
講師     宮崎正弘
演題     「AIが日本文明を滅ぼす?」
参加費    おひとり 1000円(学生無料)
お問い合わせ (090)6709−9380(佐藤)
主催者    英霊の名誉を守り顕彰する会



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(読者の声3)世界を混乱の渦に陥れたマルクスの学問的誤り、について。
 現在の世界の混乱の根底にはマルクスの犯罪的な学問的誤りがあります。にも拘らず未だに隠然とマルクス主義の亡霊が世界中を覆って人類を不幸にしているのは、そのマルクスの誤りを誰も指摘できないでいるからに他なりません。そのマルクスの誤りとは、せっかくヘーゲルが人類が歩むべき道を学問的に明らかにし、そのために必須な概念の弁証法(統一の弁証法)を創り上げたのに、マルクスはその価値も分からずに否定して壊してしまい、対立を絶対化して他方を殲滅する(観念論を殲滅した)唯物弁証法なる紛いものの弁証法にしてしまったことです。
 具体的には、マルクスは「ヘーゲル国法論批判」の中でヘーゲルが統一のための媒介を重用することをナンセンスだと批判して、対立させることが大事だと強調しました。
また、ヘーゲルが人間の解放について人類が学問を己がものとして必然性と自由とを統一した意志をもつことが真の人間の解放だとしたのに対して、マルクスは抑圧されている労働者がその解放の担い手であり、労働者が抑圧をはねのけて権力を握ることが人間の解放だとしました。
そして「万国の労働者、団結せよ」と、国境を否定し、国家を否定する共産主義グローバリズムを提唱しました。

 ですからマルクスは、ヘーゲルが「法の哲学」において国家の本質を見事に定義しているのに、その価値が分からずに見当違いな批判をしています。
ヘーゲルは、自由と不自由、国家と個人(国民)とを弁証法的に統一して、「自由とは必然性の洞察で」あり、個人(国民)の自由とは、国家と個人(国民)との統一における自由な意志だとしています。したがって、今のマルクス主義者がいうような、国家のない単なる個人の自由の絶対化とは、全く違います。
 このヘーゲルの学問的な国家第一主義を、唯一見事に実現した国があります。それは江戸時代の日本です。
しかもそれをヘーゲルが生まれる前に実現していたのです。これはもの凄いことです。江戸時代の日本は、指導層の武士が、その武士道で自ら生き方を厳しく律して生活していたので、下々にもその姿勢が深く浸透して、見事にヘーゲル的な国家第一主義の国家を創り上げたのです。
だから幕末に世界各国を見てきた西洋人がその日本を見て一様に、下層民がこのように幸せそうにしている国は、自分の国を含めてみたことがないと驚いたのです。
 そして、日本にその見事な社会力・国家力があったからこそ、圧倒的な学問力・技術力をもって押し寄せてきた欧米列強による国難に際して、国家・国民が一丸となって、あっと言う間に、その学問と技術を吸収して自分の実力と化して対抗することができたのです。日本が世界のほかの国と違う理由はここにこそあるのです。

 そして、このヘーゲル的な国家第一主義こそが、現在その対立が顕在化しているナショナリズムとグローバリズムとの対立を見事に統一できる唯一のものと言えるでしょう。
世界各国がこのヘーゲル的な国家第一主義で国家・社会をまともに発展させ熟成させてはじめて、世界が一つになる真のグローバリズムが成就できるのです。国家を破壊してグローバリズムは決して成就できません。そのことはすでに歴史的に証明済みのことです。したがって、これからは日本が世界を導いていかなければ、人類は不幸になるばかりです。
 最後に結論として、日本の再建・再興は、ヘーゲルの復権とその本物の学問をもって国創りを行うべきだ、と私は思います。
したがって、そのためにはまず、学問の府といわれる大学を、その名にふさわしい、本物の学問を体系化していく聖地として再建する必要があると思います。
そしてこの学問立国を世界中に普及していかねばなりません。それこそが、世界から日本が再び尊敬される国になる最良の道だと信じています。
さすれば、事実を捏造して他国を貶めるような国は存在できなくなっていくことでしょう。
    (天寿堂整復院 稲村正治)
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    朝は朝星、夜は夜星が労働観だった日本民族。敵対的に世の中を眺めて来た白人種とは全く違う。そんな所にマルクスなんか持って来ても何の役にも立たない。


    麻薬の役割しか無かったなあと還暦過ぎて漸く解ったのは年の功なんだろうな。