宮崎正弘の国際ニュース・早読み <王岐山が全国扶養工作会議を主催し、テレビ会議に未曾有の12万人 | Hideoutのブログ

Hideoutのブログ

ブログの説明を入力します。

 四月に古稀を迎える爺ののブログです。

 日本を取り戻したい……そんな事をエントリーしたい。

 覚醒したら、こんな見方になるのかなと言うものに。


    この秋の北サイガ→党大会に向けて、何かが動いている?    習近平の周りでの権力闘争表に現れて来ないけど、日々アッチだコッチだで大変なんだろう鴨。

    誰が裏で糸を弾いてる?何とも魑魅魍魎とした支那竹どもの醜い争いでは無いだろうか。日本も裏面史は似たようなものかも知れないけど、権力を握った際の潰し方なのか、残虐する?    妥協をしない事を前提で突っ走るのもいるし、妥協の産物を楽しむ者も居たの鴨。

    そういう意味では、日本は妥協の産物を享受し過ぎだったのではと一瞬思ってしまった。

    『角栄』の亡霊が未だ跋扈するのは、なんだかなあ。単純に彼は売国奴だろうに。


宮崎正弘メルマ
http://melma.com/backnumber_45206_6555637/
✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭
 
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017)7月13日(木曜日)弐
        通算第5353号   
✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭

 王岐山が全国扶養工作会議を主催し、テレビ会議に未曾有の12万人が参加した
  「走狗煮らる」を恐れるのか、習近平への強い牽制か、揣摩憶測しきり
****************************************

 7月3日、「扶貧領域監督執規問責工作電視会議」が開催された。
 これは日本的に言えば「貧困扶助事業の監督と問責工作のためのテレビ会議」である。
中国共産党がどこまで本気で貧困排除をやっているか、きちんと監督し、工作を奨励しようというわけだ。

 中央紀律委員会が主催。主席は王岐山。この会議には五名の同委員会副主席が出席した。すなわち趙洪祝、楊暁超、呉玉良、李書磊、劉金国。くわえて中央弁公庁紀検組長の除令義も席に就いた。彼が次の秘書長に就任するのではないかと観測されている。

 これまでは次期秘書長は楊暁超になるともっぱらの噂だった。ところが楊はこの会議に欠席した。楊暁超は王岐山が北京市長時代に部下として仕え、2014年からは中央紀律委員会秘書長に就任していた。

 楊は中国保険監督官吏委員会の責任者に転出した可能性を在米華字紙「多維新聞網」(2017年7月11日)が伝えている。
したがって、この扶助工作会議は趙洪祝・第一副書記の主催となっており、ボスの王岐山が講話に立った。

 参会者全員が白のワイシャツを着ているなか、ひとり王岐山だけは紺色のシャツに薄茶のジャンバーを羽織っていた。

 さて、問題は、いったい王岐山の裏の目的は何かと言うことである。石平氏はこれを習近平が仕掛けている王岐山追い落とし工作への逆襲と見る(産経、7月13日)。

 事実、王岐山は反腐敗、汚職追放の先頭にたって、「虎も蠅も」というスロオーガンを掲げ、次々と大物を失脚させ、江沢民陣営をコーナーに追い込んだついでに共青団にも手を出してきた。

 庶民は拍手喝采だが、共産党内は戦々恐々、王岐山への暗殺未遂は27回に達したとされる。

 しかし第十九回党大会をまえに、習近平にとっては王岐山のパワーがこれ以上伸びることを怖れだし、歴代皇帝が寵臣を粛清して権力を絶対のものとしたように、そろそろ「使い捨て」の対象にし始めたのだ。

 まさに「走狗煮らる」。
そのことを最も恐れているのが王岐阜自身であり、12万人もの人員を動員しての引き締めこそは、習近平への強烈な反撃なのである。

        □▽◎み□◇□や□▽◎ざ□◇□き◎□◇
✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭

 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   

  北朝鮮の脅威は「アメリカの演出」だと大胆に推論
    面子を潰された中国、バカにされている日本という見立て

  ♪
菅沼光弘(但馬オサム構成)『金正恩の黒幕はアメリカだった』(ビジネス社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 北朝鮮の核実験、ミサイル発射実験がつづき、日本では安全保障論議が盛り上がるのかと思えば、国会は森友とか加計とか。文科省次官の怪しげな倶楽部への出入りとか、そのうえ国民不在の政党「都民が一番」とか。
 菅沼氏はまずこういう。
 「米軍が一時間で平壌制圧は真っ赤な嘘」だ、と。
 防衛研究者、外交専門か、国際関係論のサークルでは、北朝鮮問題で、最悪のシナリオは米国が日本の頭越しに北朝鮮と手を打つこと、つまり核兵器開発の凍結と、米本土へ届くミサイル開発の中止という条件であれば、トランプは金正恩と取引して、日本への脅威はそのまま残ってしまうことである。
 だが菅沼氏は、それから先へ一歩踏み込んで、もっと凄い悪魔のシナリオを説く。
 「大半の日本人には思いもよらないことでしょうが、日本の先を越してアメリカが北朝鮮と国交正常化する可能性がある」。
 国際情勢は複雑怪奇。昨日の敵は今日の友。深い絆の「日米同盟」も、明日は壊れるかも知れない。げんに「米欧同盟」には深い傷が入った。
 金正日は2010年に後継者を決めた。
脳梗塞で倒れたため、至急後継を正恩と決め、「金正恩を連れてたびたび中国――正確に言えば満州を訪れている」。
訪中目的の一つは、おじいさんである「金日成将軍の革命の戦跡を巡礼することです」と後継者教育にあり、もう一つの目的が「中国に後継者としての内諾をもらうこと」で、胡錦涛とハルビンで面会した。
胡錦涛はしぶしぶ世襲を認めたことになってしまった。
 そのうえで、おじいちゃんの遺言だと言って「中国にはけっして心を許すな」と帝王学の仕上げを行ったそうである。
 こんな逸話もある。
 チェチェン問題で悩んでいたプーチンだが「沖縄サミットへ行く途中に平壌によった。そのときにプーチンの顔が冴えなかった。(中略)金正日がアドバイスしたそうな。「弾圧これあるのみ」。(84p)
 票者(宮崎)がオヤと思ったのはエジプトと北朝鮮のおもわぬ関係だった。
 さきのG20に向かう飛行機の中でトランプはエジプトのシシ大統領の電話会談を行っているが、北朝鮮問題で制裁の協力を要請したという新聞報道があった。
 なぜ、と訝しんだが、本書に拠れば、エジプトのオラスコム・テレコムが2008年、四億ドル投資で高麗リンクと合弁し、北朝鮮の携帯電話市場に進出し、また「野ざらしになっていた鉄骨だけのピラミッドのような建物(柳京ホテル、世界第二の超高層ホテル)を再建させた」。
 (エジプトがそこまで北に参入していたのか!)
 このような両国関係は中東戦争のおりに北朝鮮パイロットがエジプト機を操縦していたこと。その御礼にムバラクはソ連製のスカッド・ミサイルを北朝鮮に提供していた事実があるという(90p)。
 日朝国交回復がならないのは主として日本人拉致問題だが、菅沼氏はアメリカが日朝国交正常化を望まないのだとする。
 その理由は日本が北朝鮮の経済を采配するようになり日本円がドルに替わって貨幣として流通するだろう、それはドル基軸体制をおびやかるからだと深謀遠慮の存在を語るのだが、穿ちすぎではないかと思う。
 真偽はともかくとして、意外な情報に満ちた本である。

       □▲▽◎み□■◇□や□◆▽◎ざ□◇●□き◎□◇ 
✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭

 書評 しょひょう BOOKREVIEW 書評 BOOKREVIEW 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜   

 戦争を遂行しながら景気の回復、繁栄に湧いていたアメリカ

  多くは耐久生活だったが戦争で潤った階層は贅沢に走っていた

  ♪
リチャード・リンゲマン著、滝川義人訳
『銃後のアメリカ人:1941−1945 パールバーバーから原爆投下まで』(悠書館)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 「銃後の守りはひきうけた」
 こういって各地に愛国婦人会が結成された。
「負けられません、勝つまでは」「兵隊さんよ、ありがとう」。
日本は兵士を、町や村が総出で見送った。誰もが耐久生活に甘んじ、贅沢は敵だった。戦死は名誉とされ、靖国神社に祭られた。
日本は国民が一丸となって大東亜戦争を戦った。鬼畜米英がスローガンだった。
 ならばアメリカは?
 大東亜戦争中の1941年から1945年までのアメリカの実生活を活写したドキュメント風の記録が本書である。
 つまり「成年男子が次々と戦地へ送られるなか、未曾有の経済的繁栄を謳歌していた」のがアメリカなのである。豪華なレストランは満員、ナイトクラブは全盛。軍需産業は注文が殺到し、賃金が上がった。
 この彼我の差は何だろうと日本人読者なら考えるだろう。
実際に戦後の「反戦」文学や評論には「こんな豊かな国を相手に日本は無謀な戦いをしたのか」と、当時の戦争指導者を一方的に糾弾する安直な評価が多い。
 本書は実態を以下のように活写する。
 「ほとんどの家庭は、1935−1939年の大恐慌時代よりは、ましな生活をしていた」
「重工業では560万を超える労働者が防衛産業で働き、平均して週に40ドルの賃金を得ていた」
 GDPは大恐慌時代の二倍に躍進していた。
 そして新しいリッチ階層が登場した。「大学教授より収入の多い軍需工場の管理人、一万ドルも荒稼ぎするワシントンの弁護士・ロビィストは飲み食いに散在し、これがまた明日無きがごとき大騒ぎをして愉しんでいた。ナイトクラブの総売上は35%アップした」
 「クリスマス・シーズンの華やいだ雰囲気がありはしたが、それでも贅沢品があふれかえるようには見えなかった」
 なぜなら「カネまかせの欲望充足に訴える広告はほとんどなかった。豊かさや贅沢を表面に出さないのである」

 ハリウッドでは日本人を悪役に仕立てた映画がさかんに作られたが、その日本人役には中国人が扮した(251p)
 ところがこの繁栄に預かれない一群の貧困層があった。その多くが黒人だった。
 「KKK団は、軍需工場の労働者として南部から流れてきたパホワイトのなかにくいこんでいた」
 一方で「黒人社会の間では、戦時の国策事業から排除されていることに対して不満が広がっていた。(中略)その真意を端的にいえば、軍需工場で賃金の高い仕事に就けない」からである。(478p)。
 黒人が賃上げを要求したところプアホワイトがストライキに突入し、白人と黒人と暴力沙汰は耐えなかった。
 本書は戦時下の贅沢と貧困と、そのダークサイドにも光を充てて公平に「ひとつの時代」を描いている。
       □▲▽み□■◇や□◆▽ざ□◇●き◎□◇ 
✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭

  樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 樋泉克夫のコラム 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
樋泉克夫のコラム
@@@@@@@@

【知道中国 1598回】         
  ――「正邪の標準なくして、利害の打算あり」――(?富37)
?富(とくとみ)猪一郎『七十八日遊記』(民友社 明治39年)

    ▽
 林語堂は『中国=文化と思想』(講談社学術文庫 1999年)で「長期間にわたる苦しい思索、読書、内省の結果」として、「中国人の性格」を「円熟」「忍耐」「無関心」「老獪」「平和主義」「足るを知る精神」「ユーモア」「保守主義」、「中国人の精神」を「知恵」「女性的性格」「科学精神の欠如」「論理」「直観」「想像力」と分析しながら、中国人の「人生の理想」を「人文主義」「宗教」「中庸の道」「道教」「仏教」の側面から解き明かそうとした。

また「社会生活と政治生活は、「社会性の欠如」「家族制度」「『門閥主義』『不正』『礼俗』」「特権と平等」「社会階級」「陽の三要素『官僚』『郷紳』『土豪』」「陰の三要素『面子』『運命』『恩恵』」「村落制度」「仁政」をキーワードにして説かれている。

『大地』の著者でノーベル文学賞作家のパール・バックに勧められ、欧米の読者向けに「自己の観点を披瀝」すべく英文で発表された『中国=文化と思想』(原題は『MY COUNTRY AND MY PEOPLE』)の末尾において、「中華民族は古い民族であ」り、「中華民族は今、民族の秋に遭遇しているといえよう」と述べながら、中国人を次のように捉えていた。なお、下線とカッコ内解説を加えておいた。

「中国人は老人同様、進歩に対しては幾分冷笑的な態度をとる」

「中国人は球技場で一つのボールを爭うことを好まず、柳堤をゆっくりと歩きながら、鳥の囀りや子供の笑い声を聞くことのほうが好きなのである」

「中国人は(現在のような不安定な情勢下でも)何が最も自分にとって大切であるかを心得ており、(中略)中国人はしっかりとそれを摑まえて放さないのである」

「中国人は南極探検とか、ヒマラヤ登山とかいったものにはいささかの興味がない」

「中国人は劇場や映画館によく行くが、内心では現実生活の子供らの笑いはスクリーンの中の子供の笑い声以上に楽しさを感じさせてくれると思っているのだ。(だから映画館には行かずに家に留まる)」
「中国人は自分の妻への接吻は味気なく人妻は人妻であるが故に心をそそられるとは考えないし、山麓にあるときは山頂を極めたいとは考えない」

  「中国人ははっきりと覚醒した眼で人生を見る。捉え難い、魅力的だが達し難い目標はいささかの躊躇いもなく放棄し、自己に幸福をもたらすものはしっかりと摑まえて放さないのである」

 「中国人は常に美と幸福の永遠の源泉である自然に懐に帰っていく。たとえ進歩を棄て、国力を失おうとも、中国人は窓を開け放ち、秋?の声に耳を澄まし、秋の落ち葉を眺め、菊花の芳香を嗅ぎ、皓々たる秋月を鑑賞することのほうを選ぶのである」

「中国人が人生を見るとき、問題は人生をいかに発展さすべきかではなく、いかに真に生きるかということであり、いかに努力して働くかということではなく、過ぎ去りやすいこの時をいかに心の限り享受するかということなのであり、自己の精力をいかに発揮するかということではなく、来るべき厳冬に備えていかに精力を温存していくかということなのである」

「中国人はすでに到達すべき地点に到達し、自己の必要としているものをすでに発見し、獲得したと感じている。それは過去の栄華と較べれば微々たるものに過ぎないが、繫茂する夏の生気を奪われた秋の林が放つ光のように、光の底には鈍い余韻が消えることなく留まっているのである」

徳富、アーサー・H・スミス、林語堂――当然のように、各々の経験が夫々の違った考えを引き寄せる。三者三様の考えを脳髄に叩き込み、そろそろ次なる旅に転じたい。
      ▽□◎ひ▽□◎い□▽◎ず□◇◎み▽□◎  
✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭

 ▼読者の声 ▼どくしゃのこえ ■READERS‘ OPINIONS ●読者之声
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  ♪
(読者の声1) 7月29日に通州事件に関しての集会がありますが、この集会に合わせて、『通州事件 日本人はなぜ虐殺されたのか』(勉誠出版)が、7月末に発売されます。興味のある方は是非お読みください。
https://www.amazon.co.jp/dp/4585221867/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1499875113&sr=8-5&keywords=%E9%80%9A%E5%B7%9E%E4%BA%8B%E4%BB%B6
  (三浦生)



  ♪
(読者の声2)劉暁波氏が危篤状態であるというのに、日本の所謂「ヘイワシュギ」団体は何をしているのでしょうか? まっさきに中国大使館に抗議するべきでしょうに、彼らの平和運動が、しょせん、偽物であることが露呈したと思います。
   (FB生、杉並)
       ▽□◎ド▽□◎ク□▽◎シ□◇◎ヤ▽□◎ 
✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭✭


    書評は2つとも面白っいちゃ面白い。妄想爺の斜め上を行くのには参ったな。

    米国の享楽主義は大戦中から始まったのか。何がパールハーバーだ。ご都合主義の白人達が、現在はプアホワイトとして地獄の底の一歩手前で蠢いているんじゃないのかな。教養・素養の無いプアホワイトを切捨て、その上のクラスの移民重視が民主党政権の左向きの政策だったと思わざるを得ない。そう思いませんか?トランプの支持層って何処だったのか?複雑怪奇の米国の社会構造は日本人には理解し難い。


    『歴史の講釈師』司馬遼太郎。彼の所為で僕は『伊藤博文公』を半世紀に渡り、過小評価をして来た。『竜馬が・・』を十九歳の夏に読了。井上門多と伊藤俊輔の描かれ様は無様の一言ではないか。何故だ!一国の宰相と財政のブロをあそこ迄は貶めるとは。書きようが無かったのか?僕の頭の中は未だ整理が付かない。


    パール・バックは所詮白人女。正義感ぶるのは辞めて欲しかったな。